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2019.11.12

なに!事前予約限定が鬼丸の押形だと!刀剣ファン垂涎の『名刀大全』をチラ見せ

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数々の名刀の魅力と歴史をまとめた大型作品集『名刀大全』が、小学館より2020年1月23日(木)に刊行されます。PCブラウザ&アプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が人気になると同時に、刀剣に関する書籍が数え切れないほど出版されてきましたが、『名刀大全』は他と一線を画する大型作品集です。
刀剣ファンの間ですでに話題になっている『名刀大全』を、小学館のwebメディア「和樂web」だからこそお届けできる情報も交えてご紹介します。

『名刀大全』は、縦でも横でも収納できる函入りです

『名刀大全』は[図版編]と[解説編]の2分冊

『名刀大全』は[図版編]と[解説編]の2分冊となっており、まとめて収納できる函入りの仕様です。大型作品集という通り、大きさはB4サイズ。一般的な展覧会の図録に用いられるA4サイズよりも大きく、迫力のある書籍だろうということがこれだけでも伝わってきます。
正倉院宝物、御物や国宝を始めとした名刀中の名刀200本を厳選して収録しており、古代から江戸時代までの刀剣をじっくりと鑑賞することができます。

[図版編]表紙

[解説編]表紙

[図版編]

数々の原寸図版を含めたダイナミックなビジュアルを、時代別・流派別で紹介。地鉄や刃文の美しさを鑑賞するだけではなく、複雑な刀剣の歴史が一目で分かるように掲載されます。

[図版編]裏表紙

[解説編]

古代から近代までの歴史を体系的に解説すると共に、[図版編]で掲載した各刀工の伝来や作風を分かりやすく解説。「刀工流派相関図」「日本刀用語集」「日本刀の分解図録」など、刀剣を理解するための豊富な資料が掲載されます。

[解説編]裏表紙

[図版編]を制作中の現場からチラ見せ

和樂webでは『名刀大全』を制作中の編集部にお願いして、[図版編]の中身をちょっとだけ見せてもらいました。
鋭意制作中ということで画像は校正中のものですが、細部まで写し出された刀剣の姿がはっきりと分かります。この美しさがB4サイズで見れるとは、完成が楽しみでなりません。




事前予約特典は限定制作の「鬼丸」押形

書店で事前予約をしてくれた方への特典として、「太刀 銘 国綱(くにつな)〈名物 鬼丸(おにまる)〉」(御物/鎌倉時代/13世紀)の押形(重要文化財)の原寸複製を特製ケースに入れてプレゼントします。
天下五剣のひとつであり、北条家や足利家、織田信長、豊臣秀吉から徳川家と伝来し、現在は皇室御物となった「鬼丸」。
刀剣の押形グッズは数多くありますが、「鬼丸」の押形は今まで商品化されたことがなく、加えて「鬼丸」そのものが御物ということもあって、今後も商品化されることはないと思われます。
原本となる本阿弥光徳(ほんあみこうとく)作成「光徳刀絵図」(重要文化財)を所蔵する毛利報公会の許諾を得て原寸再現したもので、無くなり次第終了となります。「鬼丸」の押形を手に入れたい方は、早めのご予約を!

※箱のデザインは変わります。

最新情報は『名刀大全』公式Twitterで!

『名刀大全』公式Twitterでは、随時最新情報が公開されています。掲載リストの画像も公開されているので、ぜひチェックしてみてください。

『名刀大全』概要

書籍名:名刀大全
定価本体:35,000円+税
発売日:2020年1月23日(木)
出版社:小学館
判型・頁数:B4判2分冊 函入り
[図版編]上製ヨコ・オールカラー210頁(うち片観音16頁)
[解説編]並製タテ・モノクロ144頁
監修:渡邉妙子(佐野美術館理事長)、原田一敏(ふくやま美術館館長)

『名刀大全』のご予約はこちらから!
※一部通販サイトでは事前予約特典の「鬼丸」押形原寸複製がついてきませんので、ご注意ください。

書いた人

刀剣乱舞好きが高じて日本文化の世界に足を踏み入れてしまったオタク。気付けば京都まで刀剣を見に行っていた。文房具好きでそろそろインク沼にハマりそう。執筆のお供は、コーヒーとハワイアン・ミュージック。