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2017.05.23

四季折々の花を描いた作品が一堂に!山種美術館で開催中

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古来日本人が愛してきた絵画の花で初夏を彩る

琳派の絵師が草花のモチーフを多く描いた江戸時代から、近代・現代までの絵画約60点を展示。四季折々の花が美術館いっぱいに咲き誇る展覧会です。なかでも花を風物や鳥と組み合わせて趣のある世界をつくり上げた酒井抱一(さかいほういつ)、画面に四季の草花を鮮やかに配した鈴木其一(すずききいつ)の優品にはうっとり。P6_山種2鈴木其一 『牡丹図』1851(嘉永4)年 絹本・彩色 山種美術館蔵

また、四季の草花100種を植物図鑑のように細緻に描き表した田野村直入(たのむらちょくにゅう)『百花』も、思わず歓声をあげたくなる華やかな作品です。作品の展示とともに、花の特徴や花にまつわる物語・歴史、画家の言葉も交え、花の魅力をたっぷりと。P6_山種1酒井抱一『菊小禽図』19世紀(江戸時代) 絹本・彩色 山種美術館蔵

企画展 花*Flower*華―琳派から現代へ―

会期/開催中〜2017年6月18日(日)
会場/山種美術館
住所/東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL/03-57777-8600(ハローダイヤル)
開館時間/10時~17時※入館は閉館の30分前まで。
休館日/月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は閉館、翌火曜日休館)、年末年始
入館料(一般)/1,000円