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500年の時を経て、長谷川等伯親子作品が夢の再会

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500年の時を経て、長谷川等伯親子作品が夢の再会

2017年10月3日(火)から、京都国立博物館で「国宝」展が開催されます。絵画や彫刻、書など、国宝約200点が一堂に会します。展覧会に先立ち、2017年10・11月号では、もっと知りたい!国宝のこと、とことん名品を味わって、感動の渦に巻き込まれたい!という願いから、「国宝展の歩き方 THE対決」秋の二大展覧会徹底ガイド<京都編>を掲載。しかもこの特集、取り外して使えるスグレモノなのです。今回は、長谷川等伯・久蔵親子の作品をご紹介します。

息子・久蔵が見た父・等伯の背中とは?

500年の時を経て、長谷川等伯親子作品が夢の再会

狩野派のスーパー絵師、狩野永徳没後の桃山画壇で花開いた長谷川等伯。生まれ育った能登で仏画の絵師として前半生を送った、遅咲きの巨匠です。

京の狩野一門と、能登の等伯。絵師としての地位も依頼される仕事の質も量も、大きな格差があったことは想像に難くありません。そこで自らの才能を信じた等伯は、活動の場を求め妻子を連れて上京。わずかな人脈を頼りに自らを売り込みますが、等伯の可能性を恐れた永徳にことごとく出世のチャンスをつぶされます。しかし永徳が47歳で亡くなり一門が脆弱さを露呈したころには、等伯は狩野派を一気に追い越すだけの力量も政治的人脈も備えていたのでした。

500年の時を経て、長谷川等伯親子作品が夢の再会「松林図屏風」 長谷川等伯筆 六曲一双 紙本墨画 各156.8×356.0㎝ 16世紀・桃山時代 東京国立博物館

能登から京へ伴った子、それが久蔵です。地方の仏画師だった父が豊臣秀吉に重用されるまでに成り上がる姿を、同じように絵筆を持ち、間近で見ていた息子。父の苦労をだれよりも知る久蔵は、等伯の後を継ぎ、その画風をなぞりながら一門を大きくしていこうと考えたに違いありません。
500年の時を経て、長谷川等伯親子作品が夢の再会「桜図壁貼付」 長谷川久蔵筆 五面のうち四面 紙本金地着色 各172.5×139.5㎝ 16世紀・桃山時代 智積院

勝敗はえんま様が判定

この他にも「キンキラ対決」、「一字が万事対決」、「カリスマ対決」など、読めばきっと国宝が身近になる!対決が。そして、勝敗を決めるのはなんとえんま様!読んで楽しんで、展覧会にはガイドとして、一冊いかがでしょうか?

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