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魯山人館

ART

魯山人作品 約120点を常設展示。足立美術館の新施設がすごい!

美しい庭園と、近代日本画を中心とした名画や陶磁器を楽しめる足立美術館。2020年に迎える開館50周年を記念し、北大路魯山人(きたおおじろさんじん)の作品だけを展示する新たな施設「魯山人館」の建設を発表しました。

魯山人作品だけを展示! 足立美術館の新施設

魯山人館「魯山人館」外観イメージ

昭和期に活躍した美食家、陶芸家の北大路魯山人。和食と和食器に一大革命を起こした偉人です。足立美術館は、そんな魯山人の作品をなんと約400点所蔵。最高峰のひとつに数えられる「金らむ手津本」(金襴手壺)をはじめ、数多くの名作をそろえています。

魯山人館北大路魯山人「金らむ手津本」昭和20(1945)年ごろ 34.6×26.0㎝ 足立美術館蔵

2020年4月に開館が予定されている新施設「魯山人館」は、足立美術館魯山人コレクションの中から、約120点を常時展示。

魯山人館「魯山人館」展示室イメージ

魯山人の芸術を心ゆくまで鑑賞することができる、夢のような空間です。

足立美術館の魯山人コレクションは、名作がたくさん

代表作の中でも最も有名な「椿鉢」は、魯山人57歳ごろの作品です。琳派の影響が強いこの大鉢は、椿がモチーフ。江戸時代の尾形乾山の名作として知られる椿図案の向付(むこうづけ)を意識しつつ、乾山の兄・光琳の図案から生まれた光琳菊の表現のように、椿の花びらを丸いかたちにして、抽象的に描写しています。

魯山人館北大路魯山人「椿鉢」昭和15(1940)年ごろ 20.4×43.2㎝ 足立美術館蔵

刻字看板の代表作「淡海老舗」は、紙や文具を商っていた河路豊吉に依頼されて作成したものです。この作品が、後の長浜での扁額制作活動に繋がっていきました。

魯山人館北大路魯山人「淡海老舗」大正2(1913)年 76.0×273.0㎝ 足立美術館蔵

長さが約50㎝にも及ぶ大きな板状の「織部釉長板鉢」は、調理場にある俎板(まないた)をヒントにつくられた器です。加工がしやすいよう、粘りの強い信楽の土を使用。織部には美濃の土という常識を打ち破りました。

魯山人館北大路魯山人「織部釉長板鉢」昭和15(1940)年ごろ 7.8×48.5×25.2㎝ 足立美術館蔵

◆足立美術館
住所 島根県安来市古川町320
公式サイト

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