国宝『風神雷神図屛風』の雷神が和楽器に!?海外へのお土産にいかが?

国宝『風神雷神図屛風』の雷神が和楽器に!?海外へのお土産にいかが?

茶の間ラボとは?
和樂✕東京手仕事✕三絃司きくおか「雷神図小三味線」
楽器として、気軽に手にしてもらえるように小ぶりの三味線を製作する三味線専門の製作工房「三絃司きくおか」の河野公昭さん。今回は特別に、国宝「風神雷神図屛風」の雷神をモチーフにした小三味線を依頼しました。
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目次

国宝『風神雷神図屛風』の雷神が描かれた、粋な三味線に見惚れます

近ごろは和楽器と触れ合う機会が少なくなり、三味線の音色も歌舞伎や文楽の観劇中に聞くくらい、という人も多いのではないでしょうか。興味があっても自分で演奏することは夢のまた夢――。このままでは日本文化から三味線が消えてしまう!と立ち上がったのが、三味線専門の製作工房「三絃司きくおか」の河野公昭さんです。

「江戸時代までは、三味線はだれでも弾くことができる一般の娯楽でしたが、いつのころからか高尚なものと考えられるようになってしまって、弾く人が激減してしまいました。もっと楽器として、気軽に手にしてもらえるような三味線をつくって、子どもたちにも、海外の人にも楽しんでもらいたいと思ったんです」と、河野さんは小ぶりの三味線の製作を思い立ちます。さらに東京都の伝統工芸を支援する東京都中小企業振興公社の「東京手仕事」と一緒に、モダンなデザインの小三味線を誕生させて、パリの見本市であるメゾン・エ・オブジェなど海外でも発表し、話題に。今回は、そこに和樂が加わり、国宝「風神雷神図屛風」の雷神をモチーフにした特別仕様の小三味線を依頼しました。
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胴の周りに貼られた黒檀部分には、雷神がまとった肩布が金色で手描きされている。

一棹一棹、すべての工程が熟練の手作業で行われています。音響膜には動物の皮の代わりに丈夫な合成紙を使用。所蔵先である建仁寺の許可をいただいて、俵屋宗達の筆による国宝「風神雷神図屛風」の雷神を金一色であしらいました。躍動感あふれる絵柄の位置をミリ単位で調整して、胴に張り、胴の周囲は黒檀のツキ板を貼り、アクセントに雷神の肩布が描かれています。
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入手が困難な拳花梨。天然の模様が美しい

存在をひときわ美しく見せるのは、棹や糸巻きの材として貴重な拳花梨が選ばれていること。天然の木目を生かして、丹念に漆で拭いて仕上げました。
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本鼈甲でつくられた、贅沢な小撥

三味線の大きさに合わせて、撥も小ぶりのサイズでつくられていますが、贅沢な本鼈甲であることにもこだわりが。
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「三絃司きくおか」の熟練の職人技によって実現した、世界初の「雷神図小三味線」。沖縄の三線ほどの小ぶりなサイズで持ち運びも簡単。海外への特別な贈り物としてもおすすめです!
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和樂×東京手仕事×三絃司きくおか
飾り三味線「雷神図小三味線」
¥79,000+税
最大幅25×全長70㎝。約1.8kg。本体は拳花梨、絃は絹、小撥は本鼈甲。音響膜は合成紙。専用スタンド付属。日本製。[初回限定数3] ※追加生産を決定した場合はお届けまで50日ほどかかります。天然素材のため個体差が生じます。

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プロジェクト紹介

和樂✕東京手仕事✕三絃司きくおか「雷神図小三味線」
楽器として、気軽に手にしてもらえるように小ぶりの三味線を製作する三味線専門の製作工房「三絃司きくおか」の河野公昭さん。今回は特別に、国宝「風神雷神図屛風」の雷神をモチーフにした小三味線を依頼しました。

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