置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案

茶の間ラボとは?
史上最強の置き畳「ちょい畳」
ふだんの暮らしにちょいと畳を取り入れられるように…という思いからつくった70センチ角の「ちょい畳」。仕様は本格的かつ最新。随所にこだわりをつめこみました。
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目次

通販で発売中、和樂のオリジナル置き畳「ちょい畳」。持ち運びが簡単な軽さ、ふかふかの座り心地、1人暮らしのお部屋やフローリングにも合うデザイン。そんな和樂が開発したオリジナル置き畳の製作秘話に迫ります。

まずは知りたい畳の文化史

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案月岡芳年「月百姿」 国立国会図書館

い草の青々とした香り、足をのせたときの優しい風合い。畳に座って、見て、触れて、だれもが感じる一種の懐かしさは、なんとも言えないもの。日本で生まれ育って慣れ親しんできた畳ですが、近年の住宅事情によって日本人の生活から若干遠くなっているのも事実です。どうすれば畳をもう一度暮らしに取り入れられるだろうか? そんな思いから和樂は史上最強の置き畳「ちょい畳」の制作にとりかかりました。そもそも「畳」はどのような歴史を辿ってきたのでしょう?

……と、その前に! 今回編集長のセバスチャン高木が「動画で解説ちょい畳」に挑戦しました! 文章を読むのが面倒だな〜という方には動画をおすすめします!(むしろ動画を見ていただけるなら文章は読まなくて大丈夫です)▼

畳が日本の歴史に登場するのは奈良時代のこと。最初はござのようなものを重ね、寝具としていたようです。時代が下って平安時代になると、畳は上流階級における権力の象徴的存在になりました。高貴な人物が座る特別な場所として 置き畳のようなものを置くというように、部屋の全面にではなく一部に畳を敷いていたようです。「畳縁(たたみべり)」もまた、位や地位によって使用できる素材や柄が細かく定められていました。

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案異文化の歴史を色濃く残す、京都御所内の「昼御座」(ひるのおまし)。儀式の際なども天皇が御座された厚畳が見受けられる。畳縁は、最も位の高い繧繝縁(うんげんべり)。

その後、室町時代から安土桃山時代にかけての茶道の発展により、日本建築は大きく変化しました。茶室や四畳半という概念が生まれ、畳は現在の和室のように部屋全体に敷き詰められる様式になり、日本人は居住まいを正して座るようになりました。茶道、書道、華道、そして柔道など、日本文化における「道」がつくものは居住まいを正して座るということが基本になっています。そう考えると畳と日本文化は切っても切れない関係だと言えそうです。

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案撮影/岡本写真工房(岡本茂男) 茶人・千利休が設計に携わったとされる、現存唯一の茶室「待庵」。簡素を極めた二畳の空間だからこそ、畳の存在が際立つ。茶の湯の心にも畳あり!

この1枚のちょい畳に日本文化が詰まっている! Byセバスチャン高木

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案

暮らしの中にちょいっと「日本の心」を取り入れる置き畳、通称“ちょい畳”はタテヨコ70㎝角の1人分サイズ。カジュアルに思えて、実はこのちょい畳にはさまざまな思いが詰まっています。そこで、本プロジェクトを推し進める編集長セバスチャン高木に、ちょい畳にこめられた秘話を聞いてきました!

畳表の織り手は熊本城の茶室と同じ!

「現代の畳表には、和紙やポリプロピレンなどさまざまな素材が使用されています。今回も最初はモダンな印象の和紙の畳表を採用しようと思っていました。ですが、建材の見本市でさまざまな畳表を見ていた時、い草のなんとも言えない香りに惹きつけられたのです。やはり畳の命はい草でないかと。そこで、畳表には熊本産最高級の『ひのはるか』を使用しました。色味が明るくて、織ったときの目が込んだ仕上がりはさすがのひと言。そして、スーハーッ…い草のいい香り! 手がけていただいた深川俊一さんはなんと、平成20年に復元された熊本城本丸御殿にある茶室の畳表製作も任された、織り専門の名職人なのです! 畳表の織り手が熊本城の茶室と同じなんて、殿様気分も味わえそうですね!」

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案写真左/アフロ 最高級の熊本産い草「ひのはるか」。写真右の畳表を見ると、い草1本1本の太さがそろっているのがわかる。

紫式部もセバスチャンも好きなデザイン“青海波”

「畳縁に使用した青海波は、静かな海のように平穏な生活が続くよう願いが込められた伝統的な文様ですが、これは元々雅楽(ががく)の舞のことなのです。源氏物語の第七帖「紅葉賀(もみじのが)」で主人公の光源氏が左大臣頭中将(とうのちゅうじょう)とともに、袖を振りながら披露したのがこの青海波。とても優美な舞で、源氏物語の名シーンともいわれています。きっと紫式部も好き、同じく高木も好きな青海波です」

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案畳縁は全国シェアNo.1の倉敷にある「高田織物」にオーダー。数ある色の中から和樂がチョイスしたのはクリーンな紺×白。

日本古来の縫着製法

「伝統も重んじながら、新しいことに挑戦するのが私たち和樂ですが、今回製作をお願いした岐阜の畳メーカー『国枝』もその志は同じです。一見カジュアルな置き畳ですが、一流の技術者による、端正な作りはまるで高級畳のよう! ここで注目していただきたいのは、置き畳の仕上げ。針止めではなく糸で留めた縫着(ほうちゃく)仕上げは、日本古来の畳の製法なのです。針を使っていないのでお子さんが飛び跳ねても安心ですし、畳表を芯材に貼り付けていないので長く使った後、畳替えをすることもできるんですよ」

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案一級畳製作技能士による、高い技術で上質な畳を生み出している“国枝”。現代の暮らしに合う想像性豊かな畳が本格的な製法で作られている。(※左写真の縫着部分は撮影用に背面の不織物をはがしています。)

“ちょい畳”の三大特徴をご紹介

解説ありがとうセバスチャン! 話が長くなりそうなので、ここでちょい畳の”三大特徴”をご紹介します。日本文化を取り入れつつ、ほかにはない最新の置き畳というのがちょい畳のコンセプト。こだわりは随所にあるのですが、特筆すべきは軽い! 座り心地抜群! 取り入れやすいデザイン!の3つ。それぞれの特徴をご紹介します!

その1 持ち運び簡単! 天然のい草なのに軽い!

家のどの場所にも、あるいは外の公園にも持ち運ぶことができるこのちょい畳。1枚の重さは3.7Kg! 和樂に例えるとおよそ4冊分…というと少し重そう(?)にも感じますが、天然のい草を使用した置き畳としては異例の軽さ。移動させるのも楽々です。さらに、もっと持ち運びが簡単にできるようにと、取っ手付きもつくりました! 実際にスタッフが持ってみたところ、取っ手に使用した縁がしっかりとしたつくりで、まるでバッグを持っているような感覚! 長さを調整して、肩掛けも可能です。「ZEN MAT」と命名し、いつどこでも坐禅を組めるようにつくられています。

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その2 新素材搭載! 座り心地良し、寝心地良しな最新置き畳

座り心地抜群の秘密、そのひとつは芯材に高弾性のある新素材“カルファイバー”を入れたこと! これは置き畳業界初の試みです。このクッション材はやわらかいけれど程よい反発感もあります。安定感抜群、長く正座しても疲れにくい畳を実現しました!

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加えて、畳表はとてもなめらかで快適。肌が当たったときにその感触に驚きます。名職人の深川さんが目で確かめながら、い草の選別をし、高品質の畳表を生み出してくれました。まさに座り心地良し、寝心地も良しの最新置き畳です。

その3 気軽に取り入れやすく洋室にも馴染むデザイン

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そもそも洋室やフローリングに置き畳って合うの? と思う方もいるかもしれません。そんな疑問を解消すべく、現在の住宅事情にも合うようデザインもこだわりました。畳縁の青海波柄は、伝統的でありながらグラフィカルで、現代のインテリアに馴染みやすいのがポイントです。古くは身分ごとに厳しく柄が決められていたほど、畳において縁は重要なものとして位置付けられていましたが、その縁を一辺のみにあしらうことで、モダンに仕上げました。

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案和樂スタッフYさんは、2つ並べて愛用中! 複数枚並べても縁が一辺のみなので洗練された印象に。日光に当たったり、空気に触れて、色が変化していくのも天然のい草ならではの楽しみ。

さらに、こだわったのはデザインだけではありません。どこにでも置きやすいサイズ感が絶妙なのです! 正方形の置き畳と言えば半畳サイズ(約82㎝角)が一般的ですが、このちょい畳は通常より少し小さめの70㎝角。実際に私も家に置いてみたところ、それを実感しました!

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案「和」なものがほとんどない家ですが、洋家具の中でも予想以上に馴染みやすい! 自然光の入る窓際に、低めのサイドテーブルをあわせて置いてみました。

暮らしの中にちょいっと「和」を取り入れられる“ちょい畳”、いかがでしたでしょうか。和樂では今後もちょい畳をカスタマイズしていく予定です。正座だけでなく、例えばラグ代わりとして2人掛けソファの前に2枚置いてみるなど、さまざまな取り入れ方を楽しんでいただけたら嬉しいです。ちょい畳ライフで“ニッポンの心”を生活に取り入れましょう!

置き畳で和のある暮らしを楽しんでみませんか?ライフスタイル新提案

和樂謹製 史上最強の置き畳「ちょい畳」
価格:
1枚19,980円
2枚38,880円
取っ手付1枚20,520円
メーカー:深川俊一/国枝/高田織物
約縦70×横70×厚さ3㎝、3.7Kg(1枚)
表面は国産い草(ひのはるか、目積織)。中材はインシュレーションボード、カルファイバーほか。背面滑り止め加工。組み合わせ用アジャスター付属。日本製。
※色味に若干の個体差が生じる場合があります。
通販での購入はこちら

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プロジェクト紹介

史上最強の置き畳「ちょい畳」
ふだんの暮らしにちょいと畳を取り入れられるように…という思いからつくった70センチ角の「ちょい畳」。仕様は本格的かつ最新。随所にこだわりをつめこみました。

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