工芸

 

工芸に関する読み物

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工芸
切れ味も美しさもここから生まれる!刃物を使う職人を支える天然砥石の魅力

旬の食材を美味しく料理する日本料理職人、木造家屋を建てる大工や神社仏閣を建てる宮大工、近年注目を集める日本刀の美を引き出す研師(とぎし)……こういった職人の仕事に欠かせないものが、刃物を精緻に美しく研ぎ上げる砥石(といし)です。 現在、一般的に使われる砥石のほとんどは人工的に作られた人造砥石です。しかし、工業化が進むまで日本では天然の石を使った天然砥石が使われていました。そして今でも、刃物道具を使う職人の中には天然砥石を大切に使い続けている人がいます。 今回は、天然砥石とはどういった石なのか、人造砥石との違いはなにか、なぜ今でも職人に使い続けられているのかについて紹介します。 そもそも、砥石っ […]

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上杉謙信の御家名物「山鳥毛」はお値段5億円!話題の日本刀が瀬戸内市に里帰りするまで

今、空前の刀剣ブーム!刀剣女子が有名ですが、中高年向けの雑誌でも刀剣の特集が組まれるなど世代を超えた広がりを見せています。そんな中、行政がクラウドファンディングに乗り出し話題になった国宝があります。「太刀 無銘一文字(山鳥毛) (たち むめいいちもんじ やまとりげ)」。上杉謙信ゆかりの刀であり、一般的には「さんちょうもう」の読みで親しまれています。 2018年に発表されたクラウドファンディングの値段は5億円。会社の運営資金と見紛う高額さですが、2020年春、予定金額を大幅に超えて見事に達成!人気ゲーム『刀剣乱舞』にも実装されたことも相まって大きな話題となりました。 山鳥毛は長らく個人の所蔵でし […]

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兜ごと真っ二つ!?鬼と呼ばれた佐竹義重の愛刀・八文字長義

戦場でメインの武器として使われたのは弓や鉄砲などで、刀は現在思われているほど使用頻度の高いものではなかったと言われています。 しかし、もちろんまったく使われなかったわけではなく、戦闘での武功によって名前が付けられた名刀も多くあります。 その1つが、「八文字長義(はちもんじながよし)」。 八文字長義とは? 八文字長義は、「鬼義重」の異名で恐れられた常陸(現在の茨城県)の戦国武将、佐竹義重(さたけよししげ)が所持し、その後も佐竹家で大切にされてきた名刀です。 現在の刃長は2尺5寸8分強(78.3センチ)ですが、持ち主の使い勝手に合わせて作者の銘がなくなるほど切り詰められており、本来はもっと長いもの […]

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「枡」は最高の家飲み道具だった。STAY HOMEで楽しむ「枡」のススメ!

「STAY HOME」という言葉が定着し、今までとは違った生活の中で、SNSには布マスクをはじめ、いろいろな手作りのものがアップされています。各自工夫を凝らし、「STAY HOME」を楽しむ様子に、改めてものづくりの国なんだと、日本の良さを再発見。手作りの良さを見直したり、少し前の暮らし方からヒントを得たり。それってとても素敵なことですよね。 この自粛で新たなブーム? となっているオンライン飲み会ですが、これも家飲みの共有バージョン。一味違った楽しみも広がっています。そんな家飲みにおすすめしたいのが、日本古来から使用されている「枡」です。「枡」で日本酒を飲むなんて、ちょっと敷居の高い日本料理屋 […]

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織田信長が今川義元から奪った名刀!焼けても復活した義元左文字って?

由緒ある名刀を持つことは、武士のステータスでもありました。 そのため、戦いに勝利して手に入れた相手の名前が付けられている刀がいくつかあります。 義元左文字(よしもとさもんじ)・宗三左文字(そうさんさもんじ・そうざさもんじ)と呼ばれる刀もその1つ。 義元左文字(宗三左文字)とは? 室町時代の武将・三好宗三(みよしそうさん)から武田信虎、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、豊臣秀頼、徳川家康、建勲神社へ受け継がれてきたとされる名刀です。天明3(1657)年の大火事で一度焼けてしまいましたが、残っていた記録をもとに再度刃が焼き直され、大切に保管されています。 刃長は2尺2寸1分強(67センチ)、特徴的な丸 […]

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止まっただけでトンボ真っ二つ!?槍の名手・本多忠勝が愛用した蜻蛉切

鋭い斬れ味から名前(愛称)が付けられた刀剣はたくさんあります。 有名な戦国武将が愛用したものの中にも、ちょっと先端に止まっただけの虫が真っ二つになってしまった、という、ものすごい伝説を持つ槍があります。 その名も「蜻蛉切(とんぼきり)」。 蜻蛉切とは? 蜻蛉切は、笹の葉のような形をした「大笹穂槍(おおささほやり)」で、天下三名槍(てんかさんめいそう・天下三槍とも)の1つに数えられています。※その他の2槍は「日本号(にほんごう)」、「御手杵(おてぎね)」。 この槍は、家康に過ぎたるもの(身の丈に合わない、贅沢なもの)あり、と讃えられた戦国武将で、徳川四天王にも数えられている本多忠勝が愛用したもの […]

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移動時のストレスを解決!一瞬で変身するミニマルなバッグ〈idontknow.tokyoのHANDLE〉

「歩いているときや自転車で移動しているとき。買い物をしているときや電車に乗っているとき。どんな場面でも使いやすい鞄はないだろうか?」 ここ数年間、ずっとこんなことを考えていた。私はよくバックパックを使用するが、荷物を取り出しづらかったり、電車を利用するときには気兼ねしたりと、不満を感じる場面が多々ある。 代替案としてはトートバッグがあるものの、傘を差しているときや自転車で移動するときには不便であるなど、こちらも万能ではない。 2WAYバッグも検討してみたが、ビジネスシーンを想定したものが多く、普段使いもできるとなると選択肢は限られてくる。フックを外したり引っ掛けたりと、切り替えに手間がかかるの […]

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消えた国宝はどこに。蛍が刃こぼれを直した名刀・蛍丸

傷ついた刀身に無数の蛍が寄り添うと、刃こぼれがすうっと消え、元通りの姿になる。そんな夢を見た翌朝、激戦をくぐり抜けた太刀の刃こぼれが本当に直っていた――。 こんな美しい伝説を持つ宝刀があります。 その名は「蛍丸(ほたるまる)」。 宝刀・蛍丸の伝説 蛍丸は、刀工・来国俊(らいくにとし)の打った大太刀(おおだち:非常に長い太刀)です。 江戸時代の記録によると、刃長3尺3寸4分5厘(1メートル強)、全体の長さは4尺5寸(約1メートル36センチ)、刃先から棟までの幅は1寸3分(約4センチ)、厚さが4分(約1.2センチ)ということですが、よく時代劇などで見るような刀がだいたい刃長2尺3寸(約70センチ) […]

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幽霊を斬った?代金が付けられない名刀と絶賛された、にっかり青江の伝説

幽霊を斬った、という不思議な伝説を持つ刀があります。 「にっかり青江(あおえ)」。いったいどんな刀なのでしょう? にっかり青江とは? にっかり青江は、青江派と呼ばれる刀工のうち、貞次(さだつぐ)が打った作とされます。同じ「貞次」を名乗る同派の刀工が複数人いますが、中青江(ちゅうあおえ)と呼ばれる、南北朝時代に青江の地で活躍した刀工の作と目されています。なお、「貞次」の名を持つ刀工は、大和・山城・陸奥・遠江・越前・越中・備前・備後・但馬・石見・九州・新刀期の摂津など、各地にいました。 刃長は1尺9寸9分(約60.3センチ)で、「刀」に区分される長さに迫る「大脇差(おおわきざし)」。もともとはもっ […]

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斬られたニャ〜!名刀・南泉一文字の驚き「ねこ斬っちゃった」エピソード

思いがけず、人間以外を斬ってしまった刀のエピソードはいくつかあります。 南泉一文字(なんせんいちもんじ)もその1つ。 南泉一文字とは? 南泉一文字は、福岡一文字派の刀工の手になる刀です。もともとは太刀として作られましたが、持ち主の使い勝手に合わせて短く作り直され、銘がなくなっているため、現在の区分では「刀」に分類されます。 刃長は2尺0寸3分弱(61.5センチ)、やや短めで、脇差に近いような長さの刀です。 足利将軍家、豊臣秀吉、豊臣秀頼、徳川家康、尾張徳川家と受け継がれてきた、重要文化財に指定されている名刀です。 名付けの由来 この名前がつけられたのは室町時代、足利将軍家の所有物だった頃と言わ […]

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