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読み物
Craft
2019.09.26

おかえりなさい!世界を魅了する日本の竹工芸の里帰り展!

この記事を書いた人

あれも竹、これも竹、その可能性は無限大

作品を観て感じられるのは、ひと口に「竹工芸」と言っても、その表現方法はかなり幅広いということ。糸のように細い竹ひごを編み上げた繊細なものから、大胆に曲線を描くダイナミックな作品まで、どちらも竹という同じ素材を使ったものとは思えません。私たちがよく知る「竹」というシンプルな素材が、こんなふうにしなり、形を変えられていくことそのものに、作家の超絶技巧の凄みだけでなく、自然界の神秘すら感じられるのです。かつては籠や花入れといった日用品だけだったものが、現代では完全なアートピースとしても発展しているという現象も面白い。冒頭に書いたファッション雑誌の「かご♡」みたいなノリで観ようと思うと、度肝を抜かれるので要注意ですよ!

おまけですが、美術館ではかわいい竹工芸品の販売も。ほかにも籃バッグやお弁当箱も素敵だったので、訪れた際にはぜひこちらもチェックしてみてください。

展覧会概要

「竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション─メトロポリタン美術館所蔵」
会場:東京国立近代美術館工芸館
住所: 102‐0091 東京都千代田区北の丸公園1-1
会期:2019年9月13日(金)~12月8日(日)
開館時間:  10:00-17:00※入館は16:30前まで
休館日:  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
公式webサイト:https://www.momat.go.jp/

The Abbey Collection,“Promised Gift of Diane and Arthur Abbey to The Metropolitan Museum of Art.”

書いた人

編集プロダクションからファッション誌のエディターに。ファッション以外に挑戦したくなった矢先に「和樂」に捕縛される。商品開発を主に担当しているが、早くもアパレルに着手し始め、人生の矛盾を感じている。