工芸

 

工芸に関する読み物

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工芸
「お願い。きらないで…」と懇願する姫君って何者?上杉謙信が愛した名刀「姫鶴一文字」の真骨頂とは

ついこの間のこと。 包丁で軽く指を切ってしまった。 切ったといっても、人差し指の上皮部分のみ。「切る」よりも「触れた」の方が近いかも。でもなぜか、痛くないのに大流血である。自分でも、なんと、大層なと思ってしまうほど。 そして、ふと思う。 あれ? 我が家には包丁が3本あるのだが。いつも怪我をするのは、この包丁を使った時だけ。 この包丁って……。まさか、血が好きなのか……。 いわれてみれば。 刀剣の類に血なまぐさい話がついて回るのは、何も珍しいことではない。一度刀を抜くと血を見なければ収まらない刀とかなんとか。 一方で、そんな話が一切聞こえてこない、武勇伝なしの日本刀も。 そこで、今回は、なぜだか […]

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クイズ!「わび」と「サビ」の違いって何?逸翁美術館館長に聞いてみた

日本文化の代名詞としても、時々耳にする「わびとサビ」という言葉。でも、一体「わびとサビ」って何でしょう?「わび」とは?「サビ」とは?「わびとサビ」の違い、説明できますか? 「なんとなーく、イメージはできるけど…」「わびとサビは似たようなものなんじゃないの?」そんな方も多いのでは。 実は「わび」と「サビ」は、それぞれ異なる概念なのです。今回は、日本人ならぜひとも知っておきたい「わびとサビ」の違いについて、展覧会『わびとサビとはどう違う?』開催中の逸翁美術館(大阪府)の館長・仙海義之(せんかいよしゆき)さんに、実際に展示している美術工芸品を例にとって、分かりやすくご解説いただきました! 「わび」も […]

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クイズ!「うちわ」の生産量日本一の県はどこ?ツルツルおいしい、あの食べ物がヒント!

夏の風物詩のひとつ、うちわ。クーラーとも扇風機とも違う優しい風に癒されます。しかし国内で生産されるうちわの9割が、うどんでおなじみの香川県丸亀市で作られていることはあまり知られていません。うちわが丸亀市の名産品になったのは江戸時代の「金比羅参り」に秘密がありました。今回は昔ながらの技法を守る丸亀うちわの歴史と繊細な職人の技、進化する令和のうちわをご紹介します。 金比羅詣でのお土産としてブレイク 丸亀うちわとは香川県丸亀市周辺で作られているうちわのこと。江戸時代の初期に四国の「金比羅参り」(こんぴらまいり)のお土産として考案されたものです。金比羅さんの天狗の羽うちわにちなんだ、朱赤に金比羅宮のオ […]

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マッカーサーも欲しがった!刀剣史上最高傑作?大包平が超絶かっこいい!

あまたある日本の刀剣のうち、空前絶後の最高傑作と評される太刀があります。 ガラスケース越しでも相対するとビリビリ痺れるような圧倒的存在感を放っていて、その威容には神々しさすら感じさせられます。 太刀の名は、国宝「大包平(おおかねひら)」。 大包平とは? 大包平は備前で活躍した刀工・包平の作品です(製作年代については後述)。 岡山藩主・池田家に伝わり、家中の正月行事の際に毎年飾られるなど、非常に大切にされてきました。 刃長は2尺9寸4分強(89.2センチ)、反り1寸1分半(3.5センチ)、3尺に迫る長大で幅広な姿をしており、刀身は薄く、表裏に重量軽減のための溝である「樋(ひ)」が彫られています。 […]

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夏に嬉しい収納アイテム!桐箱の3つのすごい効果、知ってる?福岡・増田桐箱店に教えてもらった活用法!

日本の夏の湿度といったら、ジメジメムシムシうっかりするとお米に虫がわいたりするから油断できません。 でも実は、そんな日本の気候にぴったりの頼れる収納アイテムがあるんです。しかも、奈良時代からあるんですって。トラディショナル! 素材はサスティナブルです、その名は「桐箱」。 知らないなんて損でしょという桐箱のいろは、試したくなる活用法を福岡の増田桐箱店3代目、藤井博文(ふじいひろふみ)さんに聞きました。 へその緒から棺桶まで、日本人と桐箱 桐箱と聞いて思い浮かべるのはどんな箱ですか? 床の間に置いてありそうな花瓶が入っていたりする、あの木の箱。着物がしまってある、横長の収納ケース。 お歳暮やお中元 […]

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美しくて目が離せないっ!伝統的技法×独自の技術で誕生した「但野硝子加工所」の魅惑の江戸切子

グラスに釘付けになった経験、ありますか? ある夏の日、デパートの催事場で行われていた工芸展でのこと。 但野硝子加工所の江戸切子作家・但野英芳 (ひでよし) さんの作品を一目見た瞬間、その美しさに引き込まれて目が離せなくなりました。 金魚のオールドグラス。但野さんの代表作のひとつです。 ガラスを彫って模様を描く江戸切子。 但野さんの切子作品では、従来の切子らしい幾何学文様に、動植物や水など自然界のモチーフを筆で描いたような写実的な彫刻が加わります。 直線を中心とした伝統的な文様とやわらかな曲線。異なる表現であるにもかかわらず、1つのグラスの上で不思議と融け合い斬新なデザインとなっていて、どの角度 […]

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太刀に海が息づく!明治天皇に献上された、今荒波の太刀

今荒波(いまあらなみ)。この名前、何に付けられたものだと思いますか? 力士? 日本犬? 老舗料亭? 実は、鎌倉時代に作られた太刀の名前なのです。 今荒波とは? 今荒波は、鎌倉時代中期に備前(現在の岡山県南東部)で活躍した刀工・片山一文字則房(かたやまいちもんじのりふさ)の作と伝わる重要文化財の太刀です。 かつて駿河の今川家のものだったとも言われ、江戸時代に彦根の井伊家で長らく愛蔵された後、明治天皇に献上されました。現在は東京国立博物館の所蔵となっています。 刃長は2尺3寸弱(69.1センチ)、反りは8寸弱(2.4センチ)、鋒(きっさき)が少し短く詰まったような「猪首鋒(いくびきっさき:猪の首を […]

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刀剣は凶器にあらず。日本刀を壊滅の危機から救った、悲劇と絆の物語

失って初めて気付くものがある。あって当たり前だから、感謝することもないし、存在にすら思い至っていないかもしれない。さりげなく与えられていた親切、平穏な日々、健康もその類いのものだろうし、連綿と受け継がれてきた物や技術が途絶えて、ようやく焦り始めるなども同源だろう。 『鬼滅の刃』『るろうに剣心』『BLEACH』『犬夜叉』『あずみ』『どろろ』『刀剣乱舞』『ラストサムライ』『座頭市』……漫画やゲームの世界にも、時代小説や大河ドラマ・時代劇・映画にも、日本刀はごく自然に登場する。刀剣が出てきたことを特別な事象と思うことはあまりないだろう。それほどまでに刀剣は日本人の中にごく当たり前のものとして息づいて […]

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上杉謙信・景勝親子のお気に入り!変わった形の太刀・からかしわって?

空をゆく雲や木のうろなどが、なんとなく別のものの形に見えたりすることはありませんか? 刀剣にも、刃文を山や桜の花などにたとえる風習があります。 義に厚いことで知られる越後の戦国武将、上杉謙信・景勝の愛刀だった「からかしわ(唐柏)」も、見た目からその名前が付けられた1つです。 からかしわとは? からかしわは、南北朝時代に山城(現在の京都府)で活躍した刀工・長谷部国信(はせべくにのぶ)が打った太刀です(ただし、銘に疑問を呈する説もあり)。 上杉謙信・景勝に愛されたこの太刀は、上杉三十五腰の1つにも数えられており、重要美術品に指定されています。 刃長は2尺6寸3分(79.7センチ)、全長は3尺3寸3 […]

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小さいけれどパワフルボディ!?虎の群れを追い払った上杉謙信の愛刀・五虎退

刀剣にはいろいろな長さや形状があります。そして、名刀と呼ばれるものの中にも、刃長が30センチ以下の短刀が多数含まれています。 かわいらしいサイズでも、びっくりするほどパワフルなエピソードを持つ短刀「五虎退(ごこたい)」をご紹介いたします! 五虎退とは? 五虎退の作者は、鎌倉時代末期(中期とも)の山城(現在の京都府)で活躍した名刀工・粟田口藤四郎吉光(あわたぐちとうしろうよしみつ)です。 刃長は8寸3分弱(25.1センチ)、すらっとした優雅な姿で、表裏ともに元のほうに2筋の溝が彫られています。研磨による手入れのため、鉄肌が本来の見え方とはやや異なっているものの、作られた当初の美しく精緻な地鉄(じ […]

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