工芸

 

工芸に関する読み物

全168件、21-30件を表示中
工芸
彬子女王殿下が考える「ボンボニエール」という皇室の伝統

皇室では、折々の御慶事を記念して意匠を凝らした「ボンボニエール」を、引き出物としてお配りするという習慣があります。2019年2月下旬に行われた「宮中茶会」でも、招待客にお土産として贈られ話題になりました。学習院大学の史料館には、明治、大正、昭和に調製されたボンボニエールが大切に保管されています。日本美術に造詣の深い彬子女王殿下と共に、ボンボニエールに込められた日本美を再発見していきましょう。 皇室の慶びの小箱「ボンボニエール」 文・彬子女王 寬仁親王家の大応接室には、色とりどりのボンボニエールが並んでいる。子どもの頃、お客様が来られないときに大応接に忍び込み、「これはおじいちゃまの古希のお祝い […]

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人の魂生き写し?! 効率化とは無縁の江戸時代「からくり人形」の世界

現在、世界をリードする産業用ロボットメーカートップ10のうち、約半数が日本メーカーであることをご存知でしたか。産業用に限らず、日本産ロボットの種類は年々増え続けています。ロボット大国、日本。その原点を作ったのは、最新の技術と知識を使って、ただただ人が喜ぶものを作ろうとした江戸時代の粋な心にあります。 「江戸時代の趣味娯楽に対する情熱が生んだすごいもの」シリーズ、第3回は、メイド・イン・ジャパンの代名詞ともいえる、「からくり」の世界をご紹介します。 鼓笛児童(再現)(大野からくり記念館蔵)童子が鼓を打ち、笛を吹くというからくり人形。人形が動くだけでなく、音も鳴るというスグレモノ! ここでの「から […]

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人間国宝 室瀬和美(漆芸家)が推薦! 今注目すべき工芸の三大“人間国宝”

人間国宝という言葉は有名ですが、正式名称を「重要無形文化財保持者」といい、工芸と芸能の分野の人に限られていることはご存知でしょうか。その数は2019年2月現在で110名(重複認定があるため実人員109名)。人間国宝とは、工芸と芸能の分野における、まさに国の宝なのです。 そこで今回は、蒔絵の技術で2008年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された漆芸作家、室瀬和美さんに、工芸で人間国宝の認定を受けている中でも一押しの3人を挙げていただきました。 ●プロフィール 室瀬和美(むろせかずみ)1950年生まれ、漆芸家。父は漆芸家の室瀬春二。父の兄弟子が松田権六。東京藝術大学大学院美術研究科を修了後 […]

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ボンボニエールとは? 日本の美を世界に広めた皇室の華

ボンボニエールとは、皇室や宮家の慶事・饗宴(きょうえん)のときに配られる小さな菓子器のこと。ヨーロッパでは祝事の際に砂糖菓子(Bonbon)が配られ、その菓子器のことをボンボニエール(Bonboniere)と呼ぶことから、日本でもそれに倣ったそうです。日本の皇室のボンボニエールは明治20年代に出現してから、これまで独特の発展を遂げました。金平糖が入った銀製ミニチュアの匣(はこ)、そのさまざまな形が生まれた物語を探ってみましょう。 皇室の小さな菓子器「ボンボニエール」の歴史 掌にのる小さなお菓子入れ、ボンボニエール。明治以降の日本では、皇室が晩餐会などの引出物としてボンボニエールを配り、やがてそ […]

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焼き物初心者必見「備前焼」が可愛くて使いやすい理由を徹底解説

有田焼、九谷焼、信楽焼…。“○○焼”と名がついた焼き物は、とにかくいろいろな種類がありますよね。そんななか、「備前焼」の窯元・一陽窯の取材があると聞き、焼き物初心者である私きむらは、ひっそりと同行させてもらいました。 うかがう前は、「それぞれの違いがよくわからなーーい」と、心のなかで叫んでいたのですが、取材をとおして、備前焼ってなんだ? 他の焼き物との違いは? どうやってつくるの? などなど、たっぷりある疑問も徐々に解決していきました。 実はとってもかわいい備前焼 取材先は、東京から新幹線にゆられて約4時間。JR赤穂線・伊部駅から徒歩数分の場所にある、一陽窯のギャラリーです。 正直、備前焼にも […]

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人間国宝の作品がずらり!「備前焼」520年の歴史をたどれる特別展が開催中

2019年2月22日に東京国立近代美術館 工芸館で「The 備前-土と炎から生まれる造形美-」が開幕しました。備前焼にスポットを当てた展覧会は数十年ぶり。桃山時代から現代まで、約520年にもわたる備前焼の歴史を見ていくことができます。人間国宝に認定されている作家の作品を多数出品という、贅沢な展示…! 陶芸ファンはもちろん、「備前焼ってよくわからないな〜」という初心者の方でも楽しむことができます。 今、備前焼が世界で注目されはじめている! 近年、「薪窯」や「焼き締め」を取り上げたイベントや展覧会が、アメリカやヨーロッパで開催されています。薪、焼き締めといえば備前焼! その魅力がじわじわと世界に広 […]

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世界を驚かせた日本工芸の至宝!明治の超絶技巧を生み出した職人たちの物語

長い歴史の中で育まれ、連綿と受け継がれてきた日本の伝統工芸。その技のすべてを結集したと言うべき、精緻極まりない装飾を施した工芸品が、明治という時代に彗星のごとく登場しました。日本工芸の技の粋を追求した、ひとつの極致とも言える「明治の超絶技巧」にまつわる物語をご紹介します。 平安時代から連綿と続く工芸ここに極まれり! 長き鎖国を終えようとしていた江戸時代末期から、広く西洋に門戸を開くことになった文明開化後の明治時代にかけて、日本の工芸品は間違いなくひとつの頂点に達したと言えます。それが今回ご紹介する「明治の超絶技巧」と呼ぶべき工芸品の数々です。 錦光山(きんこうざん)「菊唐草文ティーセット」 薩 […]

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日本の工芸技術はケタ違い! 「明治の超絶技巧」が間近で見られる3つの美術館

幕末から明治にかけて、超絶技巧を駆使した新しい工芸品が続々と現れたことをご存知でしょうか? 伝統的技法を受け継いだ工芸作家たちが、匠の技と心血を注いで制作した作品の数々は、今も圧倒的な存在感で、見る者を魅了してやみません。そんな工芸作品から、七宝(しっぽう)や金工、漆工や陶磁器など、明治工芸の超絶技巧を堪能できる3つの美術館をご紹介します。 館長が蒐集した超絶技巧の名品を常設展示する「清水三年坂美術館」 並河靖之「桜蝶図平皿」 七宝 径24.6㎝ 明治時代 清水三年坂美術館 深い黄緑色の地を背景に色とりどりの蝶と薄紅色の桜が描かれた並河作品らしさを存分にたたえた有線七宝の名品。並河が生涯をかけ […]

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教えて末兼先生! 備前は日本刀界のトヨタってどういうこと?

日本が誇る車の名ブランドといえばトヨタ。走りがよくて堅牢で、世界最高レベルの技術を生かした実力派。手ごろな乗用車もセレブ御用達の高級車もお任せの、キングオブ日本車です。「実は刀界にも、このトヨタに匹敵する王国がありました。」と話すのは、京都国立博物館の研究員であり、刀剣マスターとも称される末兼俊彦さん。刀界の名ブランドはどんなものだったのでしょうか。 備前は刀界のトヨタである! トヨタに匹敵するほどの王国、それは「備前」。現在の岡山にあたる備前国の刀工集団による、刀界の名ブランドです。時は12世紀後半から16世紀後半。強みは地元の良質な砂鉄と高い製鉄技術。同じような集団は日本各地に多数現れ、後 […]

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「名物 骨喰藤四郎」とは?斬る真似だけで相手の骨まで砕けた日本刀があった

京都国立博物館の研究員、末兼俊彦さんいわく名刀には逸話が多いもの。中でも、斬るふりをしただけで、相手の骨が砕け散った刀があったなんて不思議な話です。その名刀とは一体どんなものでしょうか。 太閤秀吉のお気に入り! 美しくも妖しい名刀「名物 骨喰藤四郎」 ほねばみとうしろう 「薙刀直シ刀 無銘」重要文化財 鎌倉時代 山城国 吉光作 刃長58.8㎝ 反り1.0㎝ 京都・豊国神社「藤四郎」の別名をもつ粟田口吉光の作。薙刀を磨り上げて太刀にした。後に焼け身になるが再刃。 妖刀に名刀あり。斬るふりをしただけで相手の骨が砕け散ったという、仰天伝説をもつ刀です。それほどの斬れ味をもっていたのが「骨喰藤四郎」で […]

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