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この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば(藤原道長)
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読み物
Culture
2020.12.31

大発表!2020年セバスチャン高木編集長が選んだ「名言」と「編集長の今日のひとこと」をプレイバック!

この記事を書いた人

2020年も残り1日を切ってしまいました! 紅白歌合戦が始まる前に、みなさんにお伝えしたいことがあります。それは……毎日コツコツ更新している「今日の和樂web」のこと。
和樂webのトップページにあたるこのエリアは、編集長とスタッフが手動でせっせと更新しているのですが、1日ごとに更新されるためすぐに内容が変わってしまいます。たった24時間しかみなさまに気づいてもらえないなんて……なんてもったいない仕組みなんだ〜(設計したの、自分たちですが)! ということで、みなさまに年末の今だからこそまとめて「今日の和樂web」を見ていただきたいのです。

この記事では、2020年11月にスタート時から12月中旬までの「今日の和樂web」の中からセバスチャン高木編集長が選んだ「名言」と「編集長の今日のひとこと」の一部をピックアップ!

赤枠部分が編集長が選んだ名言と、編集長のひとこと

和樂webのディレクター鳩とchiakiがツッコミながらプレイバックします。それではどうぞ!

編集長が選んだ心に響く名言

2020年に高木さんが選んだ偉人(?)たちの名言の中から、独断と偏見でピックアップした15つをご紹介します! 名言の下にある日付は「今日の和樂web」掲載日です。

大事なものは目に見えない。(星の王子様)
2020年11月2日

記念すべき「今日の和樂web」第1回の更新。編集長が選んだのは、意外にも(?)『星の王子様』のキツネが王子様に送った言葉でした。

今年はコロナ禍もあって「大事なもの」を、改めて考えさせられた一年でもありました。

戦いの中で戦いを忘れた(ランバラル)
2020年11月5日

出た〜! ガンダムの名言です。……にしても、ランバラル。「親父にもぶたれた事ないのに!」でも「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを。」でもなくてランバラル。

私はガンダムを観たことないのですが、仕事や日々の生活と戦っているうちに、いつの間にか「戦い」を忘れることがあります。その境地に入るのが結構気持ちいいです!(笑)

借金の致命的な欠点は、まれにそれを返さなければならないことである。(モーバッサン)
2020年11月10日

返さないんかい! と思わずツッコミたくなる名言。いや、迷言?

とりあえず、お金は貸さない方が良さそうです(笑)

源氏物語は戦争という暗い時代に私の避難所になった。(ドナルド・キーン)
2020年11月17日

現代の心の拠り所にもなるのかな。2021年こそ、ちゃんと読んでみたい『源氏物語』。

私は高校生の時『源氏物語』に避難してから、まだ戻ってきていません(笑)。もはやバイブル的存在です!

事業の進歩発展に最も害するものは、青年の過失ではなく、老人の跋扈である。(伊庭 貞剛)
2020年11月18日

これは滋賀県にある「旧伊庭家住宅」を取材したときに思いついたのかな? 第二代住友総理事の伊庭貞剛さんはこの信念のもと58歳で引退したんですよね。自分も貞剛さんのような潔い引き方をしたい!

「老いては子に従え」と言いますし、若者の感性を尊重して生きていきたいです! 「最近の若いモンは~……」とか言ってしまう大人になりたくない!

こんなに浮世絵が残ってるなんて江戸に感謝です。(北本とま子)
2020年11月19日

北本とま子っていうのは、和樂webのスタッフですね。いやでも本当に浮世絵をたくさん残してくれた江戸文化に感謝!

「こんなにいい記事を残してくれた和樂webに感謝です」って400年後に言ってもらえるよう、頑張るぞ! (目標が壮大すぎる!?)

茶と和解せよ(信楽の看板)
2020年11月24日

あ、これも滋賀県で取材したときに発見したやつです。誰が考えたんだろ。

お茶の方が、私と和解してくれない気が(笑)

自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。(ニーチェ)
2020年11月26日

高木さん、思い当たるところがあるんでしょうか。

賢い女性に愛してもらうのは、簡単なことじゃないですもんね!

日本より頭の中のほうが広い(夏目漱石)
2020年11月30日

浮世絵なんかを見ていると、想像力次第でいくらでも世界は広がるんだ!って感激します。

脳内なら世界各国どころか、時代も超越することができるっっ!!

嫉妬は人間の面影である(ウイリアム・ブレイク)
2020年12月1日

イギリス人の宗教詩人で画家、ウイリアム・ブレイク。民藝の祖・柳宗悦が敬愛する人物としてこちらのnoteで紹介されました。

これも、高木さんに思い当たることがあるのでしょうか(笑)

指をさして人を非難する前に、君のその手がよごれていないか確かめてくれ。(ボブ・マーリィ)
2020年12月2日

高木さんレゲエもお好きなんですよね。ロックもお好きですし、ジャズもお好きな様子。音楽の話、あまりしたことないんですが2021年はもっと聞いてみたいです。

はい。私の手はドロッドロに汚れているので、人のことを非難する資格はございません。

君が誠実なら、靴紐でも音を奏でることができる(ジョン・コルトレーン)
2020年12月3日

『BLUE GIANT』また読み返したくなりました。あのシーンもこのシーンも思い出すと泣ける震える……。

靴紐で音を奏でたら、誠実な大人になれますか? 今日から練習します。

ルール内でできる限りの荒わざを取りかわすことが本当の真剣勝負だ(力道山)
2020年12月8日

もしかして、和樂webがやろうとしていることって日本文化のプロレスなのかな?

プロレスについてもっと知りたくなります!

パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。(ネロ)
2020年12月10日

これは……いろいろ疲れていらっしゃったときですね。きっと。今年は最初から最後まで全力疾走だったと思います。高木さん、年末年始はどうか休んでください……。

はい! 私は元気です! 疲れた時は、元気な人間に助けを求めましょう! パトラッシュとネロのような悲しい結末にならないよう、助け合って生きていきたいですね。

愛はボーダレス、私はボーダフル(セバスチャン高木
2020年12月14日)

高木さんといえばセントジェームスのボーダーシャツですが、最近はあまり着ていないような。

「洗濯が面倒くさい」とおっしゃってました(笑)

セバスチャン高木の今日のひとことプレイバック

最後は、鳩が勝手に選んだ5つの「編集長の今日のひとこと」をご紹介します!

1.和樂webのミッションを再確認!

日本文化の入り口マガジンである「和樂web」。そのミッションを一言で言うと「日本文化の民主化」です。多様な日本文化の楽しみを伝え、シェアし、語り合うための場所と入り口をつくる。ライターもオーディエンスも編集部も、みんなが活動できる場所を実現するために、WEBメディアを作っています。
2020年11月4日

どんなビジネスでもそうだと思うのですが、うっかりすると目先のことを考えて、目指す場所を忘れてしまいます。だから何度でも、このひとことを読み返さなくちゃいけません。日本文化の民主化のために、2021年も行動するぞ〜!

「専門家じゃないと語れない」「よく知らない人は立ち入らないで」そんな風潮を取り払って、気軽にみんなでワイワイ日本文化を楽しみたい! だって日本文化って、誰のものでもないですよね?

2.日本文化の入り口はマンガだった?

今でこそ「日本のことをよく知ってます!」みたいなドヤ顔をしていますが、17年前、『和樂』へ異動したばかりのころは不安でいっぱい。「こんなところでやっていける?」と膝をがくがくさせていました。が、意外とやっていけたのです。専門分野を持つスタッフや文化人の方々が語るふかーい話をふんふんと相づちを打つ程度ですが、それなりについていくことができたのです。それを支えてくれたのが、私が5歳の時から片時も離さずにいたマンガでした。
2020年11月5日

私にとっての日本文化の入り口は「和樂web」ですが、そこにあるコンテンツの中でも浮世絵がいちばんスッと入っていけました。でもでも、よく考えたらその前にいろんなマンガがありましたね。2019年冬から読んでいる『風雲児たち』はまさにそのひとつ。みなさんの「日本文化の入り口になったマンガ」も聞いてみたいです。

私も『源氏物語』への入り口は、大和和紀先生の『あさきゆめみし』でした!

3.2021年もバカバカしさを忘れずに

バカバカしいことをしていると上司に呼ばれます。なんでこんなことするんだと。そこで、私がいつも説明するのは、「バカバカしくないと、人は熱狂しない」ということです。この時代、ちょっと良いものを作っても、お客様はお金を払ってはくれません。人は今、熱狂にしか財布を開かないんです。人様を熱狂させるためには、とにかくバカバカしいことをやるしかない。突き抜けたバカバカしさは熱狂を生みやすいので。
和樂webで何かをやるかやらないか、その選択基準は、自分たちがやろうとしていることがバカバカしさに満ちているかどうかです。
2020年11月19日

私は何かひとつのことに一生懸命になるのが下手で、それがコンプレックスでもあります。だからこそ、目指す世界のために行動し続ける人の力になりたい! とい強く思っています。バカバカしいことを真剣に続けられる人だけが、世界の「あたりまえ」を変えられると信じているので。

先日のM-1グランプリで、審査員の方が「バカバカしさを極めると、一種の芸術だ」とおっしゃってました。

4.鳩の心に最も響いたひとことはこれ

日本美術や日本文化をテーマとするメディアの編集者として心がけていることがあります。それは、日本文化や日本美術の専門家ではなく、文化や美術を楽しむための専門家でありたいということです。
2020年11月26日

まだまだ初心者の私ですら、上から目線になっているのでは? と思うときがあります。学ぶことに必死で、その成果を「教えてあげる」スタンスで伝えてしまいそうになりますが、もっと多くの人と「一緒に楽しむ!」にはどうしたらよいかを2021年は考えたいです!

楽しむための専門家。普段から「楽しい!」と思って生活するのが大事な気がします!頑張るぞ~

5.2020年はジョブズだったけど来年は?

私は毎朝鏡をのぞき込み、自分に問いかけました。「もし今日が人生最後の日だったら、私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」名言量産マシーンの異名をとるスティーブ・ジョブズが放った数ある名言の中でもナンバーワンという評価が高いのがこちらの言葉。もちろん、「令和のスティーブ・ジョブズ」を自称し編集部で失笑を買っている私も、毎朝のルーティンとして鏡をのぞき込みながら自らに問いかけています。「セバスチャン、お前今日死ぬのにそんなことやってていいの?だめだよねーやっぱり」と。
2020年12月3日

2021年もジョブズを貫くのかなー? これを選んだのは来年高木さんが誰をリスペクト(?)するのか気になったからです。

最近高木さんは『和泉式部日記』や『更級日記』など、平安時代の女流日記文学にハマっています。なので来年は「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり(紀貫之『土佐日記』)」のように、女性に扮して日記を書いてくださるのでは、と期待してます!

2021年も和樂webをよろしくおねがいします!

いかがでしたか? 「今日の和樂web」は2021年も更新予定です! 和樂webを訪れたら、一番上に書かれた名言と、下のほうにある「編集長の今日のひとこと」をお見逃しなく。それではみなさん、よいお年をお迎えください!

書いた人

我の名は、ミステリアス鳩仮面である。1988年4月生まれ、埼玉出身。叔父は鳩界で一世を風靡したピジョン・ザ・グレート。憧れの存在はイトーヨーカドーの鳩。