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Culture
2022.04.06

クイズ!朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で注目のお菓子の名前は?

この記事を書いた人

皆さんは、おやつに何を食べますか? 私は、3日に1回ぐらい、食べたくなってしまうお菓子があります。その訳は、現在放送中の朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に、ドはまりしているから。京都編から、ドラマを盛り上げる重要な位置を占めているアレです!

Q:それは、回転焼? それとも今川焼?

さて、答えは?

答えは、どちらも正解です!(スミマセン)

カムカムエヴリバディでは、回転焼と呼ばれていますが、関東では主に今川焼と呼ばれます。他にも大判焼など、地域によっても違うようですね。

御座候という呼び方もあるみたいですね! 私は朝ドラで初めて「回転焼」という呼び方を知りました!

なぜ今川焼?

さて今川焼は、なぜこの名前なんでしょう? 最初に販売したのは、江戸時代の菓子職人・那須屋弥平と、『冨貴地座位(ふきじざい)』※に書かれています。現在の東京都墨田区で、当時あった今川橋のたもとで売られていたので、その名がつけられました。

知らなかった!

今川焼は明治時代に入ると、より人気を博したようで、夏目漱石の小説『野分(のわき)』にも登場しています。

※安永6(1777)年に江戸・京・大坂の名物店の番付を紹介したガイド的な書物

あんこのおまじない

カムカムエヴリバディでは、深津絵里演じる、るいが、お鍋であんこを作る場面があります。「小豆の声を聞け 時計に頼るな 目を離すな 何をして欲しいか小豆が教えてくれる。 食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべ」このセリフの後に、「おいしゅうなれ」と魔法の呪文のように三度唱えてから、「その気持が小豆に乗り移る うんとおいしゅうなってくれる 甘いあんこが出来上がる」で締められます。

この言葉を言いながら、愛しそうにあんこを作るシーンを見ると、毎回温かい気持ちになります。るいは、幼い頃に母からこのおまじないの言葉と、あんこの作り方を教わりました。運命のいたずらで、生き別れになった母との、絆を感じる場面でもあります。

日本では、無病息災や魔除けを祈願する行事に小豆が食べられてきました。そんな祈りの気持が、世代を越えて受け継がれるあんこに込められている気がします。

お料理は気持ちがこもっているとおいしく感じる♡

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参考文献:『事典 和菓子の世界』中山圭子著 岩波書店

書いた人

幼い頃より舞台芸術に親しみながら育つ。一時勘違いして舞台女優を目指すが、挫折。育児雑誌や外国人向け雑誌、古民家保存雑誌などに参加。能、狂言、文楽、歌舞伎、上方落語をこよなく愛す。十五代目片岡仁左衛門ラブ。ずっと浮世離れしていると言われ続けていて、多分一生直らないと諦めている。