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歌舞伎に登場する名刀とは? 浮世絵、歌舞伎、日本刀の不思議な関係

歌舞伎と浮世絵、そして日本刀。日本の美術、芸能を代表するこの3つは、互いに影響し影響される関係にあります。今回は、歌舞伎の演目に登場する刀や、歌舞伎役者を描いた浮世絵など、その不思議な関係を象徴する作品をご紹介します。

歌舞伎に登場する名脇役!

歌舞伎に登場する名刀とは? 浮世絵、歌舞伎、日本刀の不思議な関係鬼切丸 別名髭切[太刀 銘 国綱]重要文化財 平安時代 伯耆国 刃長84.4㎝ 反り3.6㎝ 北野天満宮

歌舞伎には、刀が名脇役として登場する人気演目がいっぱい! 「歌舞伎十八番」のひとつ“助六”は、曽我兄弟が源氏の宝刀「友切丸」を探す物語。剣客を装って吉原へ通い、遊客に喧嘩を吹っ掛けては刀を抜かせ…という筋書きです。この友切丸の元の名前が「鬼切丸」。かつて京都の橋で鬼を退治した名刀で、ほかに「髭切」という別名も持っています。

歌舞伎役者を描いた浮世絵といえばコレ!

歌舞伎に登場する名刀とは? 浮世絵、歌舞伎、日本刀の不思議な関係東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」大判錦絵一枚 寛成6(1794)年 写真提供/Bridgeman Images(PPS通信社)

歌舞伎役者を描いた作品といえば、東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」が有名です。歌舞伎会のスターをすらっとした全身像で描き、ブロマイド的な存在だった役者絵を写楽は一変。半身やバストアップなど、顔を大きく描く大首絵で表現しました。さらに、役者の顔の特徴をデフォルメし、強調。それまでカッコいいイメージだった役者絵の概念を覆し、江戸庶民を驚かせました。

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写楽以外にもたくさん! 歌舞伎を描いた人気絵師

歌舞伎に登場する名刀とは? 浮世絵、歌舞伎、日本刀の不思議な関係歌川国貞「星の霜 當世風俗(蚊やき)」部分 文政2(1819)年 大判錦絵

風景画のイメージが強い葛飾北斎や、お江戸の人気絵師・歌川国芳も歌舞伎を描いていました。上の作品は、国芳のライバルでもあった浮世絵師、歌川国貞が描いた歌舞伎ファンの姿。寝床に置かれた団扇には、「三代目尾上菊五郎」の似顔が。

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