この羽根10kgって本当!?地元民がおすすめする、初めての宝塚大劇場見学

この羽根10kgって本当!?地元民がおすすめする、初めての宝塚大劇場見学

宝塚歌劇というと、どんなイメージでしょうか?女性だけの劇団で、男役も女性が演じ、主役を演じる男役トップスターがカッコよくて、衣装が華やかで…。多くの人に知られている宝塚歌劇団ですが、生の舞台を見るのは、ちょっとだけ勇気がいる。そんな人もいるかもしれません。そこで、地元民がお勧めするはじめの一歩として、宝塚大劇場内にある「宝塚歌劇の殿堂」をご紹介したいと思います。

ラグジュアリー感溢れる空間!

さあ、まずは兵庫県宝塚市にある宝塚歌劇の本拠地、宝塚大劇場の中へ!! 男性は特に、劇場に入るのもドキドキすると聞いたことがあります。なんとなく、女子校の門をくぐるような気分なのでしょうか?

今回は、歌劇の観劇ではありませんが、大劇場のロビーをちょこっとご紹介!夢の世界へと誘うのにぴったりの空間ですね!赤絨毯に豪華なシャンデリア、ラグジュアリー感満載で、特別感が味わえます。常設されているピアノは自動演奏を奏で、より非日常を演出しています。

過去の輝かしいスターの足跡を感じる「宝塚の殿堂」

「宝塚の殿堂」は宝塚歌劇100周年を記念して、2014年に宝塚大劇場内にオープン。宝塚歌劇の発展に貢献したスターや、スタッフのゆかりの品や写真を展示しています。

宝塚歌劇は、宙組、星組、雪組、月組、花組、特定の組に所属しない専科に分かれています。入り口前には、これらの組のマークを掲示しているので、記念撮影スポットに最適ですね。

第1会場に入ると、名だたるスターの写真パネルと、1つ1つ記念の品がケースの中に展示されていて圧倒されます。全て見ようと思ったら、1、2時間かかってしまいそう。退団後に映画で活躍した銀幕スターや、伝説的なシャンソン歌手などが目白押し!いかに優秀な人材が揃っているかがわかります。宝塚歌劇団に入団できるのは「宝塚音楽学校」の卒業生のみ。競争率は約20倍の難関で、合格発表の風景は、毎年テレビや新聞で紹介されています。2年間音楽学校で舞台人としての基礎を学び、宝塚歌劇団へと入る訳です。宝塚歌劇団に在団中は、すべて生徒と呼ばれます。

憧れの君との再会

私が初めて宝塚歌劇を観劇したのは、当時、星組のトップスターになったばかりの鳳蘭の公演でした。小学生だったので、舞台芸能の知識なんて何もありませんでしたが、舞台から発せられる鳳蘭の強烈なオーラは、子どもでもしっかりとわかりました。情熱的な演技と、レビューの華やかさにぞっこんになったのが、懐かしく思いだされます。王子様的なキャラクターではなく、「ベルサイユのばら」のフェルゼン役や、「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役など包容力のある役やダンディーな役で宝塚歌劇団の人気を全国区にするきっかけを作ったスターの1人です。

当時の興奮が、よみがえりますね!

ショーケースの中は、舞台で使用したアクセサリーや、写真など。スターそれぞれ違うので、見ていて楽しめます。

新しいスター像を作った、大地真央!

退団後も、ミュージカルなどで活躍している大地真央のブースもあります。ブロードウエイミュージカル「ガイズ&ドールズ」の宝塚初演では、相手役の黒木瞳と主演し、今だに語り継がれる伝説の名舞台と言われています。ギャンブラー役を務めたこの作品は、自らが熱望して上演に結びついたとか。現代的な魅力を宝塚の男役で表現して、新しいスター像を作ったとも言われています。

大地真央、黒木瞳のコンビは、大人気でした。

小規模の公演を行う宝塚バウホールで主演した、ジエームズディーンを描いた作品、「ディーン」で使用した衣装や写真などが展示されています。

創設者や、作曲家などスタッフも!

この会場には、スターだけではなく創設者の小林一三や、演出家、振付家、衣装、作曲家のブースもあります。大勢のプロフェッショナルの総力で、夢の舞台が作られていることを実感。なかでも宝塚少女歌劇という名称だった初演時の1914年よりオーケストラの伴奏で上演しているのは、大きな特色です。宝塚大劇場と、東京宝塚大劇場には舞台全面と銀橋(エプロンステージ)の間にオーケストラボックスがあり、「ベルサイユのばら」の主題歌「愛あればこそ」なども生伴奏で作品をドラマチックに仕上げる効果を上げています。

宝塚大劇場の前には、創設者、小林一三の銅像が設置されています。宝塚歌劇団の生みの親であると共に、阪急東宝グループの創始者。阪急東宝グループに属する多くの企業を育成しました。宝塚歌劇団の育成には、特に熱心で愛情を注いだと言われています。提唱した「清く正しく美しく」はモットーとして今も息づいています。

現在の宝塚歌劇ゾーンで、ちょっぴり体験!

第2会場は、年に数回テーマを設定して企画展示を行うゾーンと、現在の宝塚歌劇を紹介するゾーンがあります。公演により、展示内容は変わります。まだ一度も宝塚歌劇を見たことがない人は、この会場で少し雰囲気を味わうのもいいかもしれませんね。

雪組公演「壬生義士伝」と、ショー「Music Revolution!」でスターが使用した衣装などが展示してありました。中央のショーで使われた衣装には、スパンコールがたくさん付いていて、きらびやかで宝塚らしさが感じられます。今回の取材時には、専属のデザイナーが描いた衣装のデザインスケッチも一緒に見られました。

部分ごとに布の素材の違いが指示してあり、とてもきめ細かいデザインに驚き!


男役トップスターが身につける羽の付いた衣装は見応え十分!この羽根は10キロもあるというから驚き。大階段をこの衣装を付けて、にこやかに降りてくるトップスターは凄いですね。フィナーレでは出演者全員が「シャンシャン」と呼ばれる小道具を持ちますが、希望者はこの衣装の前で実際にスターが使ったシャンシャンを持って記念撮影ができます。見学の良い記念になりますね。

まずは、劇場に行ってみよう!!

100周年の記念行事などで再注目されたり、近年は人気漫画「ルパン三世」や、「るろうに剣心」などの上演がきっかけで男性ファンなど新しい観客が増えてきているそうです。 まずは、宝塚大劇場に立ち寄って、シャンデリアやロビーの雰囲気などを感じるのが、宝塚歌劇に近づくはじめの一歩。大劇場内は、ショップやレストランもあるので、それだけでも十分楽しい気分になれますよ。そして、宝塚歌劇を見てみようかなと思ったら、チケットカウンターでチケット情報を確認してください。個人的には、初めての観劇にはお芝居とレビューとの2本立てがお勧めですね。宝塚歌劇でしか味わえない、夢の非日常の世界を、是非楽しんでください。

宝塚歌劇の殿堂基本情報


住所:兵庫県宝塚市栄町1-1-57宝塚大劇場内
営業時間:宝塚大劇場1回公演時 10時~17時
     宝塚大劇場2回公演時 9時半~17時
※入館チケットの販売は閉館15分前まで
入館料:500円(税込)※小学生から有料
休館日:宝塚大劇場休演日
公式ウェブサイト

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