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2017.07.26

妖怪画と地獄絵でひんやり。2017年夏のオススメ美術展情報

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毎週水曜日に、今週末足を運びたい和樂編集部オススメの美術展情報を配信!!

地獄絵ワンダーランド
三井記念美術館

トリミング②
本展覧会は、『怖い』と『憧れ』の象徴として『地獄』と『極楽』の美術を通じ、日本人が描いてきた死生観・来世観を辿っていきます。水木しげるさんの絵本『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』の原画から始まり、良く見るとゾッとする描写が描かれたものから、楽しく笑える民衆的な作品まで。様々な地獄を巡りながら、最後には憧れの極楽へと誘われます。暑い夏は三井記念美術館で『地獄めぐり』してみませんか?

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月岡芳年 妖怪百物語
太田記念美術館

トリミング1
月岡芳年は、明治時代に最も人気があり第一線で活躍をし続けた浮世絵師です。歌川国芳に教えを受け、幅広いジャンルの作品を手がけましたが、生涯に渡って力を注いだテーマは妖怪画でした。今回の展覧会では、初期の妖怪画シリーズ『和漢百物語』、最晩年の『新形三十六怪撰』をドドドンと全点公開!!芳年の妖怪画をたっぷりと堪能することができます。迫力満点、狂気に満ちた妖怪画で背筋がヒヤッと。夏にピッタリな展覧会です!

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