日本美術

 

日本美術に関する読み物

全876件
日本美術
チラリと覗く胸に、ゴクリ。異なるタイプのセクシー美女を描く喜多川歌麿と渓斎英泉、美人画の魅力

江戸時代、浮世絵の美人大首絵(バストアップの構図)を確立した第一人者、喜多川歌麿(きたがわうたまろ)。しなやかなポーズに物憂げな表情、指先の細やかな動きなど「女性の健康的な色っぽさ」を最大限に引き出し、一躍人気絵師となりました。さらに美人画で名を馳せた絵師が、もうひとり。歌麿の38年後、1791年に生まれた渓斎英泉(けいさいえいせん)です。歌麿とは対照的に、退廃的で妖艶な美女を得意とし、独自の画風を追求しました。歌麿と英泉、ふたりの描く女性は今もなお美しく、見る人の心をガッチリ掴んで離しません。この記事ではそんなふたりの人生と、美人画の人気の秘密を探ります。 美人画が人気を集めていた秘密 美人 […]

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声まで聞こえてきそう…日本のエロティシズムとユーモアが詰まった春画の世界【だれでもミュージアム】

2020年9月18日にテレビ朝日系で放送された『タモリ倶楽部』のテーマは春画。ゲストは今をときめくシンガーソングライター、あいみょんでした。実は、あいみょんの歌と春画には共通点があります。それは、老若男女が楽しむポップカルチャーであること。アンダーグラウンドなジャンルではなく、誰もが知っている葛飾北斎や喜多川歌麿ら一流絵師たちも春画を描いているのです。エロティックなイメージの強い春画ですが、そこには日本人ならではのユーモアと、手にとった人を楽しませるおもてなし精神にあふれていました。 1.ポーズも局部もダイナミック 喜多川歌麿 メトロポリタン美術館 作品から一部をトリミング。全体はこちら 春画 […]

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土木マニア必見!太田記念美術館「江戸の土木」展で、江戸のニュータウンや吉原にタイムスリップ!

「なんだこの展覧会名は・・・。」 浮世絵と土木・・・。太田記念美術館で最初にパンフレットを手にした時、この異質すぎる言葉の組み合わせの響きにあっけにとられました。浮世絵と言えば、美人画や役者絵など美男美女を描いて発展してきたジャンルですよね。「土木」という「たくましさ」や「力強さ」をイメージさせるキーワードと浮世絵の組み合わせは、なかなか想像しづらいものがあります。 調べてみると、本展「江戸の土木」では、橋やダム、水路、城郭や町作りなど、浮世絵の中に描かれた江戸の土木構造物を約70点の展示で特集しているのだとか・・・。これは凄い!これまで数多く開催されてきた浮世絵の展覧会の中でも、江戸時代の「 […]

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男子にはナイショ♡ 江戸時代のガールズトーク展【だれでもミュージアム】

ガールズトークが盛り上がるのはいつの時代も一緒。浮世絵の世界をのぞいてみると、女性たちが会話をしている場面が多くあります。どんな話をしているのか、妄想が膨らみますね。浮世絵初心者のきむらが、会話の内容を妄想しながら楽しめる作品を集めてみました! 第一章 そっと耳打ち 喜多川歌麿 メトロポリタン美術館 「あの人からお手紙届いてます」 手紙を渡しながらそっと耳打ち。遊女が想いを寄せる人から手紙が届いたのでしょうか。メールもSNSもなかった江戸時代、遊女たちは手紙でお客さんの心をガシッと掴んでいたそうです。 第二章 嬉しい報告 喜多川歌麿 メトロポリタン美術館 「聞いて聞いて! ◯◯くんにご飯誘われ […]

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落ち着けクルト!忘れられていた浮世絵師・写楽を再評価したのは、思い込みの激しいドイツ人だった!

東洲斎写楽という浮世絵師は、当時人気を博した人物というわけでは決してない。 最新の研究では、写楽は僅か1年足らずで活動を止めてしまった。にもかかわらず、現代にその名が広く知られているのはひとりのドイツ人の情熱……というより思い込みがあったからだ。 美術研究家ユリウス・クルトは、1910(明治43)年に『SHARAKU』という本を出版した。原書はもちろんドイツ語だが、日本語にも翻訳されて今に至るまで読まれ続けている。この記事では『SHARAKU』を紐解き、写楽に魅了されてしまった外国人の心情を探っていきたい。 今でも読める「100年前の研究書」 今回参考にしたのは、アダチ版画研究所発行の『SHA […]

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パリ万博で日本人唯一の金メダル!絵画で人生の断崖を乗り越えた日本画家・大橋翠石

明治33(1900)年、パリ。万国博覧会会場では一頭の虎を描いた日本画がパリっ子の話題をさらっていた。画家の名は大橋翠石。パリ万博で唯一日本人で金メダル(金牌)に輝いた無名の青年である。翠石は明治37(1904)年にアメリカで行われたセントルイス万博でも金メダルを受賞し、名実ともに世界で最も高く評価された日本画家の一人となった。 しかし、残念なことに現在彼の名を知る人は少ない。結核と闘い、何度も愛別離苦を味わいながら画業を心の支えとして立ち上がり、より高みへと進化していった翠石の魅力について、岐阜県美術館学芸員・芝涼香(しば すずか)さんに聞いた。 虎の翠石、毛描きの筆を自ら考案 大橋翠石《大 […]

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これぞキングオブチラリズム!「歌麿チラ見せ美女図鑑」【だれでもミュージアム】

今から約230年前、美人画で一斉を風靡した浮世絵師・喜多川歌麿。歌麿が描いた美女たちは現代の私たちが見ても、アイドルや女優の写真集に劣らない、思わずうっとりするほどの色気と艶が滲み出ています。そんな歌麿が描く女性たちの美しさはチラリズムにあるようです。江戸時代に描かれた美人画の中から厳選して「歌麿チラ見せ美女図鑑」をお送りします。 歌麿チラ見せ美女図鑑1 喜多川歌麿 1790年 メトロポリタン美術館 お風呂上がりの女性をバストアップで描いた歌麿。ほっそりとした首元にふっくらとしたお胸がチラリ。不思議と女性らしい肌質とお風呂上がりの火照っているような様子も伝わってきます。 歳上のお姉さんの不意打 […]

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余は画家になる!平賀源内も絶賛した「絵描きの殿様」佐竹曙山

江戸時代は、その前の室町時代に比べたらかなり自由な時代だった。 従って、一国の殿様が芸術家になることもできた。出羽国秋田久保田藩8代当主佐竹義敦は、趣味が高じて本物の画家になってしまったのだ。それも下手の横好きではなく、一流派を作った。 余は画家になるんだ! 政事より絵画 1748(寛延元)年生まれの佐竹義敦が久保田藩当主になったのは、1758(宝暦8)年のことである。まだ子供だった頃に、父の急死を受けて殿様になった。 久保田藩は表高20万5000石だが、この時代は災難続きだった。飢饉が発生している上、秋田騒動という日本史上稀に見る経済事件のダメージを負っていた。この秋田騒動とは、久保田藩が銀 […]

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「だれでもミュージアム」プロジェクト、始動! パブリックドメインの作品で自分だけの美術館をつくろう

新型コロナウイルス流行に伴ったステイホーム期間中、各美術館・博物館が、自宅で作品を鑑賞できる「バーチャルミュージアム」を発信し話題となりました。「これって、パブリックドメインの作品を使えば、だれでも自分だけの美術館がつくれるのでは?」そう考えた和樂web。パブリックドメインの作品を使ってバーチャル上に自分だけの美術館をつくる「だれでもミュージアム」はじめました! 「だれでもミュージアム」ってなに? 通常、美術展で展示されているような美術作品や工芸作品は、著作権以外にも所蔵権やパブリシティ権、肖像権があるので、作品の画像を使用するには注意が必要です。しかし、世界の美術館のなかには、メトロポリタン […]

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浮世絵は江戸時代の後も作られていた!?特別展「明治錦絵×大正新版画-世界が愛した近代の木版画」レポート

「えっ、浮世絵って江戸時代の後にも作られていたの?!」 そう驚きの声を挙げたのは、浮世絵展にいまだ足を運んだことがない僕の妻。どうやら、北斎亡き後、浮世絵は終わったと勘違いしていたようです。 そんな僕も妻をバカにできません。脱サラしたことがきっかけで本格的に浮世絵展に通うようになった5年前までは、自分もほぼ同様に考えていました。浮世絵は北斎や広重亡き後、後継者不足によって廃れてしまった伝統工芸(?)なのだと。しかしそれは大きな誤解でした。 江戸時代以降、教科書に載るような超大物こそ輩出されなかったものの、明治~大正~昭和と優れた浮世絵は作られ続けました。嬉しいことに近年では、こうした明治・大正 […]

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