日本美術

 

日本美術に関する読み物

全767件
日本美術
日本文学を進化させた!「かな」の名作が一堂に会する『古筆招来』展レポート【埼玉】

埼玉県の遠山記念館で、9月14日より「古筆招来(こひつしょうらい)」展が開催されています。古筆は、「平安から鎌倉時代にかけて書かれた和様(わよう)の名筆」のことをいいます。 趣のある、遠山記念館の入り口。ここは日興證券(現SMBC日興証券)の創立者・遠山元一の旧居(重要文化財)で、敷地内の美術館施設でも、重要文化財6点を含む美術・工芸品を公開。 遠山記念館は2018年春に展示施設の改修が終わり、この秋はじめて特別展を開催。本展は、館外所蔵家から、重要文化財を含む名品を借用しておこなうプレミアムな展覧会になります。 古筆展もとても味わい深いのですが、美術館施設に隣接する「遠山邸」(重要文化財)も […]

日本美術
日本近代彫刻の父・荻原守衛(碌山)とは何者だったのか。中村屋サロン美術館学芸員に聞いた!

「碌山」の号でお馴染みの明治期に活躍した彫刻家・荻原守衛(以下、守衛)は、渡洋して初めてロダンに学んだ日本人であり、“日本近代彫刻の父”として知られています。内から溢れ出る生命の躍動を感じられるような守衛の力強い彫刻を鑑賞するなら、長野県安曇野市にある碌山美術館が真っ先に思い浮かぶかもしれません。安曇野は少し遠方で……と鑑賞の機会を逃している方にオススメしたいのが、中村屋サロン美術館です。 1910(明治43年)に30歳で急逝した守衛が、留学から戻り日本で彫刻を制作した期間はわずか2年でしたが、守衛が若手の芸術家に与えた影響は計り知れません。そんな守衛は、どのようにして彫刻家を目指すようになっ […]

アート
貴重な優品が続々来日!2019年秋に楽しめる全国の西洋美術展20選!

1年のうちで一番「芸術」に対する関心が高まる季節と言えば秋ですよね。毎年、秋になると全国津々浦々の美術館で、その年一番の「勝負展」が開催されます。僕も毎年9月~11月頃にかけて、毎日のようにどこかの美術館に通い詰め、自宅の本棚には展覧会場で購入したグッズ類や分厚い図録の束で溢れかえります。 さて2019年の秋はどこに行こうかなぁと思い、北海道から沖縄までくまなく調べ上げた所、今年は「近代西洋絵画」の展覧会が非常に充実していることに気づきました。カラヴァッジョ、ゴッホ、ルノワール、クリムトといった西洋美術史に燦然と輝く巨匠たちの展覧会はもちろん、ストラスブール美術館展や吉野石膏コレクション展など […]

日本美術
あの石川五エ門も使ってる!? 隕石からできた日本刀『流星刀』の物語

ルパン三世のキャラクター石川五エ門は、何かを斬った後にしばしばこんな言葉を呟きます。「また、つまらぬものを斬ってしまった……」と。 石川五エ門は目にも留まらぬ素早さで、ありとあらゆる物を斬ってしまいます。そんな彼の相棒は「斬鉄剣(ざんてつけん)」として有名ですが、一説では隕石でできているとか。 隕石で日本刀ができるなんてフィクションの世界だけと思ってもらっては困ります。あります。隕石でできた日本刀。 榎本の夢見た日本刀 恐竜が絶滅したのは巨大隕石という説があったり、小さくとも民家の屋根から床を突き抜けていくほどの威力を持っていたり、隕石というとどうしても怖いというイメージがあります。しかし信仰 […]

アート
おかえりなさい!世界を魅了する日本の竹工芸の里帰り展!

日本初公開!『竹工芸名品展:ニューヨークのアビー・コレクション―メトロポリタン美術館所蔵』@東京国立近代美術館工芸館に行ってきました! オンナはいつだって籠が好き♡──ファッション雑誌などで使われがちなコピーですが、別に女性に限ったことではありません。日本人は昔から籠、特に竹籠を日用品として愛用していました。日々使うものだからこそ、明治・大正時代の美術工芸界では、竹工芸はワンランク下に見られていたというせつない過去も(涙)。しかしながら!その後の籠師たちの活躍により、大正から昭和にかけて竹工芸は芸術の域へと高められ、海外からも高い評価を受けていきます。 9月13日より東京国立近代美術館工芸館で […]

アート
【次回のファミリー向けプログラムは9月24日10時受付開始】子供たちのミュージアムデビューに人気の「Museum Start あいうえの」とは?

2019年3月16日(土)・17日(日)、東京・上野恩賜公園内にある東京都美術館に次々とやって来る小学校1年生~高校3年生までの子供たちとその保護者。お目当ては、子供のミュージアムデビューを応援する「Museum Start あいうえの(以下、あいうえの)」が開催するプログラム「あいうえの日和」でした。 2日間で計4回開催されたプログラムには122組244名のファミリーが参加。子供たちに人気の「あいうえの」とは? 「あいうえの日和」体験レポートと共にお届けします。 上野地区の9つのミュージアムがデビューを応援してくれる! アーティスト日比野克彦さんデザインのオリジナルバッジ 「あいうえの」とは […]

アート
知ってるようで知らない名画の「高精細複製」を生み出す「綴プロジェクト」

国宝や重要文化財や、海外の美術館が所蔵する日本美術の作品を見ていると、たまに「高精細複製」と注釈がついたものがあります。 簡単に言ってしまうと名画のコピーなのですが、印刷ジャンルの技術の発展は目覚ましく、近年は素人の目では見分けがつかないほどのクオリティのものになっています。 それをリードしているのが、平成19(2007)年からキヤノンが手がけてきた「文化財未来継承プロジェクト」、通称「綴(つづり)プロジェクト」による高精細複製品です。 綴プロジェクトとは 文化財の保存とともに、取り扱いが難しい文化財を高精細複製品にすることで文化財を身近にたのしめるようにするため、京都文化協会が主催、キヤノン […]

アート
えっ、これを墨だけで描いてるの!絵師の巧みな技とともに水墨画を解説!

掛け軸や襖絵などのイメージがある水墨画。最近は、気軽に通販などでも購入できるような、身近な存在になってきました。歴史や技巧を知ると水墨画はもっと楽しめる! 尾形光琳や仙厓義梵、伊藤若冲などが描いた10点以上の作品とともに水墨画のことをちょっと知ってみませんか。 水墨画とは?定義は? 水墨画(すいぼくが)とは、中国で唐代に成立したといわれている墨で描く絵画の様式です。墨を使って、線だけではなく面的に使った表現やぼかしを用いることで、画面に濃淡・明暗を表す点が大きな特徴。また水墨画では、絵師が捉えた物体の本質を主観的に描くことが重視されており、再現描写を重視する西洋画のように、光源を固定した背景を […]

アート
葛飾北斎の足跡を訪ねて小布施・北斎館へ!名作勢揃い【長野】

葛飾北斎が89歳(!)にしてなお盛んな制作意欲をもっていたことを表す、信州・小布施(おぶせ)「岩松院(がんしょういん)」の天井画『八方睨(はっぽうにら)み鳳凰(ほうおう)図』を拝すると、小布施における北斎の足跡はますます興味深く感じられるようになってきます。 北斎が小布施で描いた名画が見られる「北斎館」 次に向かうべきは、北斎が小布施で描いた肉筆画を中心に展示している美術館「北斎館」。ここには、北斎が2度目と3度目に訪れた時に描いた、祭屋台の天井画が展示されています。先ごろ大英博物館から展示の依頼があったというニュースが報じられたばかりの大作です。 85歳で小布施を再訪した北斎は、翌年も訪れ、 […]

アート
人間界で暮らしていた500匹の猿が登場!? ユニークでかわいい猿の禅画

「禅–心をかたちに–」展で話題の禅!禅画で『猿』はどう描かれたのでしょう? 人間の世界で暮らしていた500匹の猿のボスが、月夜の井戸の水面に映った月を見て、月が死んで井戸に落ちたと思い込みます。月を救い出すため、それぞれ尻尾をつかんで木から井戸へ届くようにするのですが、木の枝が折れて猿は井戸に落下。これは、もともと不可能なことがわからない愚かさを語った釈迦の説法(せっぽう)のひとつです。それに基づくのが「猿猴捉月図」(えんこうそくげつず)。それから派生した「猿猴図」には説法のとおりに手長猿が描かれていて、いずれも個性的。まさにかわいい♡禅アートの極致(きょくち)です。 雪村周継(せっそん しゅ […]

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