日本美術

 

日本美術に関する読み物

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日本美術
江戸時代の意外な名所が楽しめる!「浮世絵に見る名所と美人」展(たばこと塩の博物館)【展覧会レポート】

東京スカイツリーを眼前に、住宅街と工業地区が入り混じった墨田区の下町にある穴場的なミュージアムとして知られる「たばこと塩の博物館」。年に数回実施される特別展では「たばこ」と「塩」の文化を特集した企画を中心に、世界中の珍しい美術工芸をハイレベルなキュレーションで楽しませてくれています。 中でもとりわけ人気が高いのが、開館以来、ざっくり年に1回くらいのペースで不定期に開催される「浮世絵」に関する特別展です。行くたびに毎度感嘆させられるのは、展示アイテムの非常にハイレベルなクオリティ。保存状態の良好な美品を中心に、レアな摺物(すりもの)や揃物(そろいもの)などが大量に並んだ展示室は圧巻。目の肥えた浮 […]

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明治大正の幻の浮世絵約110点が集結!「鏑木清方と鰭崎英朋」展(太田記念美術館)【展覧会レポート】

木版口絵(もくはんくちえ)って聞いたことありますか? 明治中期から大正初期にかけて、小説単行本や文芸雑誌の巻頭に挿入された、一枚摺りの美しい木版画の挿絵のことを「木版口絵」と呼びます。江戸時代に隆盛した錦絵と同じ木版画技術で制作され、明治30年代に全盛期を迎えました。しかしその流行は長く続かず、木版口絵は大正初期に入ると急速に衰退。木版画に代わる、より安価で新しい印刷技術に押され、ジャンル自体が消滅してしまいます。それから100年以上経過した現代では、木版口絵はすっかり忘れ去られたジャンルの一つとなってしまいました。 日野原学芸員に見せていただいた木版口絵 しかしそんな木版口絵のディープな世界 […]

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肖像画や風景画ってどこに注目したらおもしろい?「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」で学芸員に聞いてみた

2020年上半期最大の注目展の一つである「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」。いよいよ2020年3月から国立西洋美術館(東京)、7月から国立国際美術館(大阪)で開催される予定です。そこで、和樂Webでは展覧会開催に先立って、日本側で本展の企画監修にあたった川瀬佑介主任研究員にロングインタビューを実施しました! ※国立西洋美術館は2020年3月16日まで臨時休館のため、東京展の開始は延期になりました。 ロンドン・ナショナル・ギャラリー外観 photo: Phil Sayer, ©The National Gallery, London 初心者向けのコンテンツをお届けするため、あえて西洋美術につ […]

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静寂な詩的世界を楽しむ!ハマスホイとデンマーク絵画展【徹底1万字レビュー】

あの「北欧のフェルメール」が日本に再上陸するらしい・・・。事情通のアートファンから、ハマスホイの大規模展が2020年初頭に再び東京で開催されると聞いたのは、2019年の初春でした。以来、心待ちにすること約1年。1月21日から満を持して東京都美術館でデンマークの画家ヴィルヘルム・ハマスホイを特集した展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画展」が好評開催中です。 本展では、ハマスホイをはじめ、19~20世紀初頭にかけてのデンマーク近代絵画約90点が集結。世界一幸せな国と言われる同国で大切にされている価値観「ヒュゲ」が反映された温かみのある親密な作品から、ストイックなまでに画面上で静寂さを突き詰めたハマス […]

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ゴッホのひまわりはなんで有名なの?国立西洋美術館のエース学芸員に初心者が質問攻め!

いよいよ2020年3月から東京・国立西洋美術館で始まる西洋美術展「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の開催が近づいてきました。展覧会には、13世紀から19世紀末までの西洋美術史に名を残す作家56名の作品全61点がズラリと並ぶ予定。まさに2020年上半期最大の注目美術展と言っても過言ではないかもしれません。 ※国立西洋美術館は2020年3月16日まで臨時休館のため、東京展の開始は延期になりました。 和樂Webでも本展を非常に注目していたところ、なんと本展を企画監修された国立西洋美術館・川瀬主任研究員にインタビューをさせて頂けることになりました。 そこで今回インタビュアーとして白羽の矢を立てたの […]

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ダヴィンチコードならぬ「古九谷コード」⁈隠れキリシタンと古九谷の謎に迫る

色鮮やかな鳳凰(ほうおう)が目を引く。石川県立美術館に展示されている「色絵鳳凰図平鉢(いろえほうおうずひらばち)」。17世紀、江戸時代の古九谷(こくたに)の作品である。 「『古九谷プロジェクト』を象徴する代表的な作品です。モチーフにも無駄がない」。こう解説されるのは、石川県立美術館の学芸員、村瀬博春(むらせひろはる)氏だ。 「東洋の画題で大きな鳥が脚をクロスさせるのは休息ポーズなんですね。上げられた脚はだらんとしていて、本当に休息していますし、尾が下がっている。この古九谷のように、尾を上げて脚を踏ん張ってクロスさせている例はまずないということで。ここに一つ意味を見出すべきではないかと」 「古九 […]

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神田伯山インタビューも収録!凄腕職人を大特集「江戸ものづくり列伝」展

ここ数年、一気にメジャーな存在になってきた江戸時代の美術。尾形光琳、伊藤若冲、円山応挙といった、江戸時代を代表する巨匠の作品を観たり、葛飾北斎など浮世絵の大規模展に足を運んだことがある人も多いのではないでしょうか? でも、江戸美術は絵画や浮世絵だけではありません!陶芸・金工・刀剣・漆芸・染織・木工などの工芸分野もまた、世界有数のレベルに達していたのです。 そんな中、2月8日から江戸東京博物館1Fの特別展会場にて、特別展「江戸ものづくり列伝」がスタートします。本展は、江戸時代を紹介する美術展としては珍しい「ものづくり」の世界に焦点を当てた美術展。約130年ぶりに海外から里帰りする珍しい美術品をは […]

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謎の絵画?い〜え。ピカソもシーボルトも熱狂した「大津絵」に目が釘付け〜!

あふれ出るユーモアとサブカル感!芸術の素養ゼロのわたしの目をはじめて釘づけにした謎絵画、それが大津絵。ここは、滋賀県大津市。都内の美術館さえ行かないのに、ある企画展を見るためにはるばる琵琶湖の西南までやってきてしまったのです。それは、2019年10月12日~11月24日に大津市歴史博物館で行われた「大津絵 -ヨーロッパの視点から」。 知識ゼロで臨んだのに、明らかにおもしろい絵が登場して思わずニヤリ。 大津絵といえばコレ。作品名は、『鬼の念仏』。大胆で迷いのない線なのに、どことなくヘタウマ調? そして、お茶目な表情で鬼なのにかわいいではないですか。 鬼モチーフは大津絵の定番であり、 美女を連れた […]

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山種美術館の「上村松園と美人画の世界」展へ 「僕、ほんのりピンクの  耳たぶが好きなんです」【尾上右近の日本文化入門】

今注目の若手歌舞伎俳優・尾上右近さんことケンケンと山種美術館で開催中の「上村松園と美人画の世界」展に行ってきました。女形を演じることもある歌舞伎俳優にとって、上村松園の美人画はお手本のような存在です。ケンケンはどのような視点で松園の絵を見るのでしょう…。館長の山崎妙子さんが上村松園の絵に合わせた優しい緑の着物で迎えてくれ、会場を案内してくださいました。 上村松園「牡丹雪」昭和19(1944)年 絹本・彩色 山種美術館 館長:これは「牡丹雪」。雪の部分は胡粉(ごふん)というカキの貝殻からつくった白い粉で描いてます。盛り上がっていてポロッと落ちてしまいそうですが、松園は膠(にかわ)の分量など配合が […]

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装飾に秀吉の兜も? 泊まれる重要文化財「東京ステーションホテル」は大和魂のカタマリだった

ニッポンの「顔」となった歴史的建造物を使い継ぐ、クラシックホテル もはや東京の顔でなく、ニッポンの顔。2024年発行予定の新一万円札裏面に描かれる、東京駅丸の内駅舎内にあるのが「東京ステーションホテル」だ。東京駅開業の翌年、1915年(大正4年)にオープンし、当時の建物をいまに引き継いで営業するこのクラシックホテルは、国指定重要文化財の中に宿泊できる国内唯一のホテルでもある。 「宝石の原石のようなホテルに関われることに、喜びを感じました」。総支配人、藤崎斉(ひとし)さんは、着任した再開業準備当時をそう振り返る。2020年、日本は空前のホテル開業ラッシュに沸き立つ。そんな今だからこそ、日本のホテ […]

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