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2019.09.15

大の猫好きで奇才!? 浮世絵師・歌川国芳の作品は今見ても斬新でおもしろい!

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「猫の当字 うなぎ」

スクリーンショット 2017-10-26 11.49.12歌川国芳「猫の当字 うなぎ」大判錦絵一枚 天保13(1842)年ごろ 和泉市久保惣記念美術館蔵

大の猫好きとして知られた国芳は、猫を主役に据えた多くの戯画を描いたことでも知られる。この猫の躰を組み合わせて文字をつくるシリーズはほかに「かつを」「たこ」「なまづ」「ふぐ」があります。

スクリーンショット 2017-03-08 11.26.11

常に5、6匹の猫を傍らに絵を描いていたという国芳らしく、無理矢理な構図のように見えて実際の猫の表情や姿態にはどこかリアリティを感じるのがさすが。

「相馬の古内裏」(そうまのふるだいり)

DMA-⑨歌川国芳「相馬の古内裏」-min歌川国芳「相馬の古内裏」大判錦絵三枚続 弘化2〜3(1845〜6)年ごろ 名古屋市博物館(高木 繁コレクション)蔵

平将門(たいらのまさかど)の内裏だった廃屋の中で、大宅太郎光國(おおやたろうみつくに)と、将門の遺児にして妖術使いの瀧夜叉姫(たきやしゃひめ)が戦うという、山東京伝(さんとうきょうでん)による読本の舞台を描いた武者絵。大判錦絵の3枚続きというワイド画面を生かしきった強烈な構図が国芳の想像力を物語ります。

スクリーンショット 2017-03-08 11.21.30

読本作家・山東京伝の物語では、妖術によって操られているのは普通の大きさの骸骨の群れ。これを巨大化させたのは国芳オリジナルです。解剖学的に見てもこの骸骨は正確な描写がなされているとか。