日本が誇る工業技術×デザインの可能性。10/18開催「Existence of Line – 線の存在」

日本が誇る工業技術×デザインの可能性。10/18開催「Existence of Line – 線の存在」

突然ですが「アラカワグリップ」をご存知でしょうか? ピンとこなくても、きっとあなたも一度は目にしたことがあるはず。世界中の美術館や博物館、店舗で使われているワイヤーの調節システム、それが金具の調整機・アラカワグリップです。

この画期的な金具を生み出したメーカー・荒川技研工業のギャラリー「TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)」で、2019年10月18日から、デザイナー・村越 淳による初の個展「Existence of Line – 線の存在」が開催されます。

メーカーに併設されたギャラリー

企業理念は「ないものを創る」。1973年に創業した荒川技研工業は、1975年に世界で初めて金具の調整機・アラカワグリップを開発しました。建築家やデザイナーのクリエイティブな空間を支える金具は、現在日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、アジアのオフィスビル、美術館、博物館、店舗で採用されています。本社ビル3Fにある「TIERS GALLERY」は、アートの領域を超えたクリエイターの発表・交流の場として2017年に開設されたスペースです。

日本が誇る工業技術とデザインのコラボレーション

今回展示するデザイナー・村越さんは、デザインの可能性を考察し広げる運動体「Experimental Creations (エクスペリメンタル・クリエーションズ)」のメンバーとして、アラカワグリップと生活空間の新しい関係について、2018年実験に取り組みました。そのとき展示した作品名は〈Equilibrium〉(イクイリブリウム・平衡の意)。

木製円筒形ユニットにワイヤーを通しながら連なりをつくり、両端をアラカワグリップで締めることによって、宙に浮かぶ有機的な線状のオブジェを顕在化させたこの作品は、ワイヤーのテンションと木製円筒形ユニットの釣り合いを保つ力がバランスをとるユニークな構造。アラカワグリップの特徴を最大限に生かした作品でした。

今回の個展「“Existence of Line – 線の存在」では、この〈Equilibrium〉シリーズをはじめ、これまで村越さんが発表してきた作品の数々が「線」という要素で紐解かれていきます。貴重なこの機会に、ぜひ会場へ足を運んでみてください。

「Existence of Line – 線の存在」展示情報

会期: 2019年10月18日(金)-11月4日(月・祝)
開場時間: 12:00-20:00(平日)、10:00-20:00(土日祝)
会場: TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー) 東京都渋谷区神宮前5-7-12(荒川技研工業本社ビル3階)

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