日本美術

 

日本美術に関する読み物

全831件
日本美術
未だ多くの謎に包まれている写真家ソール・ライター。ストリートスナップと広重の浮世絵には共通点があった!

2020年1月より、東京・渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで、写真家 ソール・ライターの作品展「永遠のソール・ライター」が開催されます。つましくも愛するものに囲まれ、聡明で穏やかな自身の美学を貫いた、ソール・ライター。今や日本でも多くのファンを獲得している彼の作品の根底には、遠く離れた日本への憧憬がありました。このコラムでは、同展出品作を中心に、ソールの生涯をご紹介しながら、彼が愛した浮世絵からの影響を読み解きます。 初公開、ソール・ライターが恋人ソームズに贈った水墨スケッチ 1977年1月1日、モデルで画家のソームズ・バントリーは、遊び心にあふれた絵画の小品20点を(おそらくは)受け […]

日本美術
阿修羅の手が折れてるよ〜!『国宝ロストワールド』で胸熱古写真を体感せよ!

日本美術の展覧会に行くと、江戸末期や明治初期に白黒で撮影されたサムライの肖像写真や、古城・寺社仏閣など有名な建築物を写した古写真などを見かけることってありますよね。 こうした古写真には、思わず足を止めて凝視せずにはいられない不思議な魅力があります。現代とはまるで違う景観の中に、文化財だけが今とさほど変わらない姿で写り込んでいる作品を見ると、まるで異世界の中を覗き見しているようなスリリングな面白さが感じられます。 そんな妖しい魅力満載の古写真、とりわけ非常に珍しい国宝文化財の記録写真ばかりを集めた『国宝ロストワールド』という読み物がこの秋小学館から発売されました。早速読んでみましたので、内容・見 […]

日本美術
なぜ撮ったのか?私たちが工事現場の写真に心動かされる理由

写真集『インフラメンテナンス 日本列島365日、道路はこうして守られている』が各方面で話題を集めている。本書を手にした多くの書店員が心を動かされ、4月の出版以来、全国の書店で相次いで特別写真展やパネル展が開かれたほど。そこに収められた写真は、なぜこんなにも見る人の心を揺さぶるのでしょうか。 撮り手は気鋭の女性カメラマン山崎エリナさん。今日も各地のインフラメンテナンスの現場を飛び回る山崎さんに、“ファインダー越しに見つめる世界”について話をうかがいました。 グッと心をつかまれた“インフラメンテナンス”の現場。 ――写真集『インフラメンテナンス 日本列島365日、道路はこうして守られている』(以下 […]

日本美術
純粋に芸術を楽しみながら作品を制作!?清川泰次のギャラリーを知ってる?

新宿から小田急線に乗って、急行で約15分。清川泰次記念ギャラリーは、成城学園前駅の閑静な住宅街に、周囲の景色と溶け込むように静かに佇んでいます。 ここは、美術に造詣が深い人でも、全く美術のことがわからない人でも楽しめるギャラリーです。私はここで新しい美術の概念に出会うことができました。 そんな清川泰次記念ギャラリーと、成城という街の魅力についてご紹介します。 日常に芸術を。ギャラリーオリジナルグッズ 清川泰次とギャラリーの紹介の前に、まずはギャラリーで購入できるオリジナルグッズをご紹介しましょう。というのも、私を含め、いきなり絵画や彫刻などの芸術に触れるのは難しいと感じる方も多いので、まずは身 […]

日本美術
よく見るとゾッとする…!地獄や恐怖を描いた国宝4選

死後の世界や地獄、様々な奇病…よく見ると、また意味を知ると、ゾッとする国宝4選。見ているだけで背筋の冷える、リアルな地獄絵や恐怖の場面を描写した作品をお楽しみください。 「地獄草紙」の鬼はちょっとかわいい? 「地獄草紙」国宝 一巻 紙本着色 26.5×454.7cm 12世紀・平安時代 奈良国立博物館 写真:奈良国立博物館(撮影/佐々木香輔) 平安時代の地獄草紙の決定版といえばこちら。地獄草紙は、地獄を描いた12世紀の絵巻物です。日ごろの行いを振り返り、心を入れ替えさせる目的で、亡者を鉄の臼で磨り潰している鬼たち。その姿は狂気に満ちている…と思いきや、鬼の描写は実にユーモラスで、本来の目的をも […]

日本美術
若冲の作品など花鳥画の傑作が集う企画展「花と鳥の四季~住友コレクションの花鳥画」

住友家随一の美術愛好家が遺した「住友コレクション」とは? 江戸時代前期から泉屋という屋号で銅山事業に携わり、近代に入って事業を拡大して関西財界の代表となった住友家。 住友家の代々当主は、美術品に対する造詣が深く、長い歴史のなかで多くの名品が集い来たりました。特筆すべきは、明治後半から大正期に第15代当主を務めた住友吉左衞門友純(号は春翠)が収集した、「住友コレクション」と呼ばれる美術品の数々です。 住友吉左衞門友純(住友春翠、1864~1926) 住友春翠は、中国古代の青銅器や洋画など幅広いジャンルの美術品を収集しましたが、生涯にわたり続いたのが書画の収集です。それは、主に円山四条派、ついで狩 […]

日本美術
あぁ、なるほど!「東山ブルー」が日本人の心にじんわり効く理由

「青色」と聞いて何を思い浮かべますか? 海の青。空の青。「サムライブルー」のユニフォームを思い出す方もいるかもしれません。 日本では古くから「藍」が染料として使われ、青が生活の中に溶け込んできました。明治時代に日本を訪れたイギリスの研究者は、着物や暖簾など、至るところにあふれる美しい青色に驚き、「ジャパン・ブルー」と褒めたたえたそうです。戦国時代には、武将たちが戦いに赴く際、勝利への験担ぎとして濃い藍色の着物を身につけたと言われています。 日本画の世界でも、青は伝統的な色の一つです。青色の表現を独自の感性で追求し、「青の画家」と異名をとるのが、近代を代表する日本画家の一人、東山魁夷です。透明感 […]

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みんな知ってるけどその理由は知らない。ムンクの「叫び」どうしてあんな顔で叫んでいるの?

世に有名な美術品は数々あれど、この作品ほど、大人から子供まで知られている絵はないかもしれません。あの人物が見えていなくても、「叫び」と聞けば、はいそうです、ムンクです。どんなに一部分切り取ってみても、わかってしまうその圧倒的なクセの強さこそ、名画たるゆえん。しかし、この絵が多くの人に知られているのは、それだけが理由ではありません。オスロ市立ムンク美術館所蔵の「叫び」から、その本当の“凄さ”を探って行きましょう。 誰しもが知る名画!エドヴァルド・ムンク「叫び」 エドヴァルド・ムンク(1863-1944)といえば「アルコール依存症」「神経症」「死」「絶望」「孤独」といった、ネガティブなイメージでお […]

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黒田官兵衛の刀剣から若冲まで!九州が誇る福岡市博物館の魅力を大解剖!

金印『漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)』。歴史の授業でその名前に聞き覚えがある方は多いのではないでしょうか。このいちばん小さな国宝を所蔵するのが福岡市博物館です。 また、昨今の刀剣ブームなどの影響を受け、豊臣方と北条方を調停した武将・黒田官兵衛が、その礼として北条氏直から贈られた太刀、国宝 太刀 名物『日光一文字』(くわしくはこちら)を所蔵していることでも有名です。今回は、金印をはじめ、博物館を代表する作品や、展覧会情報などをご案内します。 福岡市博物館とは? 福岡市博物館は、平成元(1989)年に開催されたアジア太平洋博覧会のテーマ館を引き継いで翌年開館しました。アジアとの交流で育まれた […]

日本美術
すべては円山応挙からはじまった! 京都で「円山・四条派」の系譜を概観せよっ!

江戸時代中期の京都画壇に彗星のごとく現れ、新興商人をはじめとする町人から絶大な人気を集めた円山応挙。そして、与謝野蕪村に師事したのち、応挙の薫陶を受けつつ独自の画風を確立した呉春。 この2人を祖とし、「円山・四条派」と称せられる画派の系譜をたどる展覧会「円山応挙から近代京都画壇へ」が、京都国立近代美術館で開催されています。 京都では約24年ぶりに公開の大乗寺襖絵 本展では、応挙・呉春の作品から、昭和初期に活躍した竹内栖鳳や上村松園の作品まで100点余りを展示。後期で入れ替わる作品も多いため、前期と後期で1回ずつ訪れる価値のある充実した内容となっています。 中でも白眉となるのは、国指定重要文化財 […]

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