ナイフ

 

ナイフに関する読み物

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工芸
日本の鉈が大好きだ!ナイフマニアがボロボロの鉈を再生してみた

日本の鉈が大好きだ! 分厚いブレードと鋭いエッジを兼ね備え、太い枝でも簡単に両断できる鉈はもっと普及して然るべきだ、と感じている。そしてそれをきっかけに、アウトドアレジャーが盛んになってくれれば万々歳だ。 というわけで、今回の錆ナイフ再生記事は鉈である。 ネットオークションで出品されていたボロボロの鉈。これを和樂Webらしく「ロックンロールな和風」という感じで仕上げていきたい。 ディスクグラインダーでブレードを再設計 さて、此度購入した鉈は刃渡り16.5cm、厚さ6mmの威圧感溢れる代物である。 都市部に生きる現代人がここまで分厚いナイフを触ることは、滅多にないだろう。しかし、ネットオークショ […]

工芸
この鍛接技術は見逃せない。日本製ナイフの特徴「青紙割込」って何?

「澤田さん、肥後守の『青紙割込』って何ですか?」 そう問われる機会が多くなった。しかも、自分よりも若い女性から。 和樂webのおかげで、どうも最近の筆者は「ナイフマニア」として通っているらしい。筆者自身はナイフの魅力や有用性、日本には世界に通じるナイフ産業があって伝統工芸士も存在する、ということを広く知らせたいだけなのだが。まあ、褒められる分なら悪い気はしない。 それはともかく、青紙割込である。 日本製ナイフを観察する上で、この鍛接技術は見逃せない。まさに「日本の十八番」と表現すべきものだ。 コロッケロールと同じ構造! 刃物の素材に使われる炭素鋼は、炭素の含有量により硬さが変わる。 高炭素鋼は […]

工芸
欧米産チーズが安くなる!純金メッキの「国産チーズナイフ」を手に入れろ!

円形の大きなチーズが、日本でも「当たり前のもの」になる日が近づいている。 それは欧米産のチーズの関税が安くなるからだ。 今年の初め頃に発効されたEUとの経済連携協定(EPA)では、種類にもよるがEU域内産チーズの関税が段階的に撤廃へ向かう。さらに日米貿易協定でも、日本はアメリカ産チーズの関税撤廃に合意した。 これは革命的な出来事だ。だからこそ、今のうちにチーズを切るためのナイフを用意しておきたい! 関税を巡る各国の思惑 関税というものはあったほうがいいのかないほうがいいのか、これを語ると政治問題になってしまう。 ただ、ひとつ言えるのは関税のない世界ほどビジネスチャンスが生まれるということだ。も […]

工芸
男心を燃やす「和式ボウイナイフ」!アラモの偉大なる勇士たちよ、これが日本の剣鉈だ!

日本には「剣鉈」という素晴らしいナイフがある! 筆者はこの和樂Webで、日本製ナイフに関する記事を複数執筆している。今まで肥後守、鉈、包丁、鉞等を紹介してきたが、今回の記事は剣鉈である。和式ナイフには珍しいクリップポイント、分厚いブレード、和包丁とは一線を画す丈夫なタング。しかもその用途は「狩猟用」だ。これほど男心くすぐる1本は、他にあるだろうか。 さらに剣鉈の形状は、アメリカ開拓民の魂ボウイナイフと瓜二つである。そう、剣鉈は「和式ボウイナイフ」とも表現できるものなのだ。 ボウイナイフとは? アウトドアナイフ愛好家であれば、誰しもボウイナイフというものに憧れた経験があるだろう。 ボウイナイフは […]

工芸
武士の間で愛された「硬くて柔らかい」関の刀!今こそ日本の最後の砦、刃物産業を知るべし!

刃物産業の町、岐阜県関市。 筆者は三十路もしばらくしてから、この町に関わるようになった。自分がナイフマニアだからこその必然とも言えなくもないが。誰に指示されたわけでもなく、己の意思のみでまったく縁のない土地に出向いた行動力は自分でも大したものだと思う。 国内有数の刃物メーカーが軒を連ねる関は、世界的にもその名が知られている。関で鍛冶の修業を積んだ海外の職人が、ヒストリーチャンネル『刀剣の鉄人』でチャンピオンになったこともある。 そんな関が1年のうちに最も賑わうのは、10月の『関刃物まつり』である。 2019年は中止 10月11日は筆者の誕生日だ。しかし令和元年の誕生日は、パーティーやプレゼント […]

工芸
「俺のナイフにも刃文をつけたい!」海外の職人も魅せられた日本のナイフクオリティ

日本のナイフ産業は、極めて高い技術力を有している。 このことは筆者の他の記事でも言及してきたが、残念ながら日本では「ナイフは危険なもの」という悪印象だけがひとり歩きしている。 昭和30年代の刃物追放運動は、あくまでも民間の団体が始めたものに過ぎなかった。当時の政治家はこの運動に慎重か、もしくは反対の姿勢を示していた。しかし池田勇人首相は、自分の先代の宰相が「デモの力」で退陣に追い込まれた光景を目の前で見てきた。所得倍増計画を達成するために、国民が政権に反発する要素を少しでも減らしたかったのだろう。 だが、そのために日本人自身が「日本のナイフのクオリティー」について考える機会は失われた。 一方で […]

工芸
日常から刃物が消えた!日本のナイフ産業を襲った「刃物追放運動」とは?

日本国内のナイフコレクター、職人、そして肥後守を始めとする日本の伝統的ナイフのファンは、異口同音に「昭和30年代の刃物追放運動がなければ」と語る。 「刃物追放運動」または「刃物を持たない運動」が日本の刃物産業に多大な悪影響を与えたのは事実である。 肥後守は、その固有名詞自体が登録商標で、兵庫県三木市の刃物製造業者の組合員であれば同型ナイフに「肥後守」と刻印することができた。それが今では永尾かね駒製作所のみが肥後守の生産を続けている状態だ。 この記事では、日本のナイフ産業を急激に衰退させる分岐点になった刃物追放運動について考察していきたい。 日常から刃物が消えた! 1960年(昭和35年)10月 […]

工芸
三枚におろすのが夢だった!「サカナイフ」で奇跡の魚食ライフを送ろう!

ナイフで魚を捌く。海に囲まれている国の人間ならば、このスキルは必須のものだ。 が、人類の生活が豊かになればなるほど「ナイフ離れ」という現象が進んでいく。スーパーマーケットに行けば、肉も魚も切り身で売りに出ている。消費者はそれを買って調理すればいい。 ナイフを使う機会がない。故に、生涯で一度も魚の三枚おろしを習得する機会もない。 これを「深刻な事態」と捉えるか「時代の流れ」と捉えるかは、人によるだろう。ただし、前者を主張するなら大人だけでなく子供にもナイフを持たせてやる必要がある。「子供に刃物を触れさせない」という発想は、結果として「魚を捌けない大人」を増やしていく。 話題のサカナイフが進化! […]

工芸
ナイフの本場アメリカが驚愕!日本の「鉈」は超高度な技術の賜だった!

日本には「鉈」と呼ばれる刃物がある。 この鉈を英訳するのは難しい。「Chopper」と呼ばれることもあるし、「Hatchet」とも「Matchet」とも訳される場合もある。だから、ここは敢えて訳さずそのまま「Nata」でも構わない。実際に日本の鉈は「Nata」として国外にも流通している。 ともかく、今回のテーマは鉈である。この独特のナイフから、日本という国の特色を観察しようというのが筆者のブレード関連記事の目指すところである。 ナイフと地域性 太い枝を切り落とすのに、鉈は欠かせない。 特に日本は山林だらけの国である。木を切り開いて居住スペースを確保することを我々は宿命づけられている。もっとも、 […]

工芸
「砥石」は日本の伝統工具!肥後守を研いでみよう

「砥石で刃物を研ぐ」ということは、当たり前の行為のようにも思える。 しかし、これは「当たり前」ではない。なぜなら、良質の砥石に恵まれた地域は地球上で多く存在するわけではないからだ。 大陸プレートの境目にある日本では、本来なら地底深くにある岩石が地上に露出している。刃物を研ぐことができるくらいの細かい目を持った石である。これがあれば、ブレード自体を硬くしても十分に研磨できる。 日本の地理条件があればこそ、硬度に優れた日本刀が誕生したと言っても過言ではない。 日本は砥石の一大産地 ヨーロッパでは古代ローマ帝国以来、ベルギー産の砥石が使われていた。 だが、ベルギー以外の地域で砥石が産出されることはあ […]

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