伊藤若冲

 

伊藤若冲に関する読み物

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日本美術
福島でふたたび開催! 2019年の伊藤若冲展は「水墨画」の魅力爆発

2010年代後半に入り、日本美術においてダントツの人気画家となった伊藤若冲。2016年に東京都美術館で開催された「伊藤若冲展」は記録的な入場待ち行列が発生し、その異常なほどの盛り上がりは「若冲ブーム」とでもいうべき一種の社会現象となったことは我々の記憶に新しいところです。 それから約3年が経過。久々に大規模な伊藤若冲展の開催地として選ばれたのは、東京でも大阪でもなく、東日本大震災で被災した中心地となった福島でした。実は福島県立美術館で「若冲展」が開催されるのは今回が2度目なのです。なぜまた福島で「伊藤若冲展」が開催されたのか、そして展覧会はどのような展示だったのか、その見どころや魅力もお伝えし […]

日本美術
春画とはを【徹底解説】北斎も春信も描いていたって本当?

すべての巨匠浮世絵師が春画を手がけた! 春画は一部の浮世絵師が描いた特殊な浮世絵ではありません。有名無名、無数の浮世絵師が全力投球で制作した、浮世絵の一大ジャンルです。現在春画が見つかっていないのは、写楽くらいとも言われています。 葛飾北斎「海女と蛸」 1672年頃に木版浮世絵を創始した菱川師宣は、生涯で手がけた作品の3分の1から半数が春画と目されています。師宣は春画に情景描写を取り入れ、裸体と体位をフォーカスしがちだったそれまでの春画の表現を革新しました。場面展開を多様にし、時代の風俗を包含することで春画の可能性は広がり、後世の絵師へと引き継がれます。 享保期(1716~1736年)には、上 […]

日本美術
美術史を変えた奇跡の1冊「奇想の系譜」は何が凄いのか?記念講演会に出て考えてみた

日本美術史において、近世以降の日本美術史観を根底から覆し、新たな日本美術史の流れを決定的に作り上げた1冊の本があります。その本のタイトルは、「奇想の系譜」。1970年に発売されて以来、新版や文庫版、海外版など複数のバリエーションを交えながら、約50年にわたり読みつがれてきた驚異的なロングセラーです。 執筆したのは、今年86歳となる、日本美術史界における最長老となった辻惟雄氏。学生時代の卒料論文で岩佐又兵衛についての画期的な研究成果を発表して以来、近世日本美術を中心として、先鋭的・独創的な作品を残した「奇想」の絵師たち、桃山~江戸期にかけて日本で独自発達した華麗な装飾美術「かざり」の世界など、ユ […]

日本美術
若沖とフェルメールの名画を比較!神技の秘密は「ぼかし」と「輪郭」

オランダ黄金時代の代表的画家“ヨハネス・フェルメール”と江戸時代の天才絵師“伊藤若冲”。ふたりが描いた作品はどれも人々を魅了する名画ばかりです。その理由はどこにあるのでしょうか……。 和樂INTOJAPANでふたりの名画をズームアップし、魅力を探ってきたシリーズの第3回は、「黒」に隠された共通性をとおして、それぞれの名画にズームアップし、隠された「黒の秘密」に迫ります。 フェルメール「デルフトの眺望」×若冲「乗興舟」 Q.ふたりの風景画はどうして同じような心地よさが感じられるの? フェルメールの「デルフトの眺望」には優しい空気が流れ、若冲の「乗興舟(じょうきょうしゅう)」には優美なモノクロの世 […]

日本美術
奇想の系譜展でも大注目。人気絵師が描く奇想の名画 20選

今、世界中が日本美術の魅力に注目しています。大英博物館で開催された「北斎展」、パリっ子たちが大行列をつくった「若冲展」…どちらも大盛況のうちに幕を閉じました。もちろん日本国内でも日本美術は大人気。東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展」は、連日多くの来場者が訪れています。 日本美術の魅力を体現した奇想の名画たち 全地球規模で巻き起こる日本美術ブーム、どうやらその秘密は江戸時代に次々と現れた奇想の絵師たちの存在にありそうです。今回は数多くある奇想の名画の中から20作を厳選し、描いた絵師ごとに解説。これを見れば、日本美術の異端児にしてライジングスター、「奇想」の魅力がわかります! 展覧会は大行列! […]

日本美術
光の描写ここに極まれり! フェルメールと若冲が追い求めた究極テクニック

バロック期を代表する画家のひとりであるフェルメールと、日本の江戸時代に活躍した伊藤若冲。生きた時代も国も異なる両者ですが、それぞれの時代と場所で、飽くなき情熱で作品の中に“光”を追求。ふたりは、ほかのどの画家も到達できなかった究極の光の世界を自分のものにしました。今回は、そんな奇跡のアーティスト、フェルメールと若冲の“光の表現”に注目してみましょう。 フェルメールは、消え入りそうな光の輝きをキャッチ ヨハネス・フェルメール「レースを編む女」油彩・カンヴァス・板で裏打ち 1669〜70年ごろ 23.9×20.5㎝ ルーヴル美術館 Bridgeman Images/PPS通信社 23.9×20.5 […]

日本美術
「牛乳」の質感を点で描いたフェルメール。白の表現方法がスゴい!

フェルメールが描いた著名な作品のひとつ「牛乳を注ぐ女」。ミルクピッチャーから流れる牛乳に鑑賞者の視線が集まるのは、ピュアな白色の輝きに魅かれるから。この作品のなかに登場する牛乳やパン、女性が頭に被った頭巾を、フェルメールはそれぞれの異なった質感を表現するため、様々な技法を用いて描きました。同じ“白”でも表現方法が全然違うのです。 「牛乳を注ぐ女」で見る、フェルメール 白の表現方法 ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」油彩・カンヴァス 1660年ごろ 45.5×41㎝ アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum,Amsterdam/PPS通信社 フェルメールがこの絵を描いたのは20代後半 […]

日本美術
若冲は水墨画も凄かった!「寿老人・孔雀・菊図」で徹底検証

様々な様式に独自の美意識を表現した伊藤若冲。「動植綵絵」「鳥獣花木図屏風」「仙人掌群鶏図障壁画」など、数多くの名作を描いています。ド派手な超絶技巧ばかりが目立つ若冲ですが、実は若冲の想像力と技術の高さが融合されているのが水墨画。そこで水墨の名作の一つ、水墨画「寿老人・孔雀・菊図」から若冲の驚きの筆力に迫ります。 繊細かつ大胆な筆さばきが沍える水墨画「寿老人・孔雀・菊図」 丹念に綿密に描かれた超絶技法の彩色画とともに、自由で遊び心に溢れた水墨画もまた若冲の絵の魅力を端的に表すものです。 このように自由な表現ができたのも、若冲が作画の師につかず、ほとんど独学で絵を追求したからにほかなりません。狩野 […]

日本美術
え、意外!フェルメール「絵画芸術」と伊藤若冲「大鶏雌雄図」の秘密とは?

オランダ黄金時代の代表的画家“ヨハネス・フェルメール”と江戸時代の天才絵師“伊藤若冲”。ふたりが描いた作品はどれも人々を魅了する名画ばかりですが、その理由はどこにあるのでしょうか。ふたりの名画を並べてみると…「黒」という共通の秘密が見えてきました。和樂INTOJAPANでは全3回をとおして、それぞれの名画にズームアップし、隠された「黒の秘密」に迫ります。 第2回 「絵画芸術」×「大鶏雌雄図」 Q.このふしぎな存在感の秘密は? 画家のアトリエという、17世紀の定番モチーフを描いたフェルメールの「絵画芸術」と2羽の鶏を描いた若冲の「大鶏雌雄図」。シンプルな題材なのに、妙に存在感があるのはなぜでしょ […]

日本美術
若冲とフェルメールの名画には共通点があった!静寂な名画に潜む「黒の秘密」とは?

オランダ黄金時代の代表的画家“ヨハネス・フェルメール”と江戸時代の天才絵師“伊藤若冲”。ふたりが描いた作品はどれも人々を魅了する名画ばかりですが、その理由はどこにあるのでしょうか。ふたりの名画を並べてみると…「黒」という共通の秘密が見えてきました。和樂INTOAPANでは全3回をとおして、それぞれの名画にズームアップし、隠された「黒の秘密」に迫ります。 第1回「窓辺で手紙を読む女」×「動植綵絵 梅花皓月図」 Q.この神秘的な静寂の正体は何でしょう…? フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」には静謐な時空間が描かれ、若冲の「動植綵絵 梅花皓月図」には豊かな色彩世界が生み出されています。どちらも見事 […]

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