伊藤若冲

 

伊藤若冲に関する読み物

全53件、21-30件を表示中
日本美術
伊藤若冲の水墨画は象だけじゃない!かわいい動物作品集

若冲の動物画といえば、升目描きと色彩が印象的な「樹花鳥獣図屏風(じゅかちょうじゅうずびょうぶ)」や、30幅にもおよぶ細密画「動植綵絵(どうしょくさいえ)」が有名です。しかし、モノクロで描かれた水墨作品のなかにも、キュートな動物がいっぱい! 恐るべき観察力をベースにした、若冲のゆるっとかわいいモノクロアニマルズ、じっくりとご鑑賞ください。 まずは代表作。伊藤若冲「象と鯨図屏風」 右隻 六曲一双 紙本墨画 159.4×354.0cm MIHO MUSEUM 牙と鼻を突き上げた象と、勢いよく潮を噴き上げる鯨を描いた二隻の屏風。陸と海の王者が力強く呼応し合うような構成ながら、笑っているような象の弓形の […]

日本美術
伊藤若冲と尾形光琳の“キラキラ”技法に世界もびっくり!

卓越した装飾性で海外から絶賛される、伊藤若冲と尾形光琳。ふたりは、驚きの技で輝きを生み出しました。今回は、若冲と光琳の名作から、「光」の表現方法に注目します! 尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」 国宝 一合 木製漆塗 縦27.3×横19.7×高さ14.2cm 東京国立博物館 Image:DNAart TMN Image Archives まずは琳派のゴールドマスター光琳の硯箱(すずりばこ)。表面に施された燕子花(かきつばた)のキラキラときたら、眼も眩むほどです。この輝きの正体は螺鈿(らでん)。アワビの殻の光沢層をカットして木地に嵌め、漆を重ねて研ぎ出すことで立体的な輝きをもたせています。 光琳はさら […]

茶の間ラボ
和樂×竹影堂「若冲香立て」

熟練の錺職が本領発揮!伊藤若冲の象と虎 寛政年間から錺職を担う「竹影堂」7代目、竹影堂榮眞さんと和樂がコラボレーションした、伊藤若冲の銀製のお香立てです。かのプライスコレクションの中でも一番人気の「鳥獣花木図屛風」の白象と「虎図」の虎をモチーフに、想像力を駆使して平面から立体へとアレンジしたもの。小さくても主役級の存在感を誇る、かわいい力作をぜひお手元に。 「虎」は約幅2×奥行き2.5×高さ2.7㎝、50g。「象」は約幅2×奥行き2.5×高さ2.7㎝、50g。素材は銀950。桐箱入り。日本製。 京都自慢のアーティストのモチーフ! 縞模様、筋骨隆々!虎の後ろ姿をリアルに再現! 屛風に描かれていな […]

日本美術
上野のパンダ「シャンシャン」から京都の伊藤若冲まで!かわいい動物大集合

ただ今、上野の東京国立博物館 平成館で開催されている特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」。バレンタインデーから公開となったのが、大阪の葛井寺(ふじいでら)の秘仏、国宝の千手観音菩薩坐像です。一般公開の1時間前、朝8時からの内覧会に行ってきました! 写真左:春一番も吹きそうなぽかぽか陽気のバレンタインデー、朝8時前の上野公園。開館前の東京国立博物館もピカイチに美しいです! 写真右:天平の秘仏、国宝・千手観音菩薩坐像が東京へ!3月11日(日)まで、東京国立博物館の平成館にいらっしゃいます。 さぁさぁさぁ…と千手が迫ってくるようです 和樂誌面でも何度も拝見している葛井寺の千手観音さまですが…実際に拝見 […]

日本美術
超絶技巧だけじゃございません!若冲のゆるキャラ図鑑!

若冲とゆるキャラ、その不思議な関係。若冲の描く生き物がこれほどかわいいのは、なぜでしょう?まず思い出されるのは、若冲が庭に放った鶏や雀の模写と写生を繰り返し、対象の姿や本質をとらえる力を養った――という話。作品の中でイキイキとした生命力を放つ生き物たちは、その真摯な取り組みの賜物です。 若冲好みはマジメ&ユニーク! 若冲はユーモラスな表情づくりの天才でした。たとえば、「鼠婚礼図」に現れる、まるでいたずらっ子のような顔。黒目をクルクル動かしながらジョークを飛ばす酔っぱらい鼠の様子が、ありありと浮かんできます。 鼠婚礼図 紙本墨画 一幅 36.0×60.7㎝ 18世紀・江戸中期 細見美術館蔵 ある […]

日本美術
「動植綵絵」で見る!若冲の超絶技巧7選

伊藤若冲の「動植綵絵」は、鶏に代表される鳥たちを筆頭にさまざまな動植物、さらには魚や貝までもが描かれた全三十幅からなる花鳥画の大作です。若冲が慈しみをもって画面狭しと描写したこの生命の讃歌は、彼の卓越した技量と画材に対する飽くなき探究心によって生み出された奇跡そのものです。ここでは、畢生の大作をもたらした若冲の超絶技巧7選をご紹介します。 白という色へのこだわり、裏彩色も多用した雪の表現 伊藤若冲「雪中錦鶏図」一幅 絹本着色 142.3×79.5㎝ 宝暦11(1761)〜明和2(1765)年ごろ 宮内庁三の丸尚蔵館/中国やチベットの山地に生息するという錦鶏の雌雄を描いたこの絵の最大の特徴は、幻 […]

日本美術
若冲VS蕭白 同時代を生きたライバル対決!

ふたりの奇才が放った空前絶後の超絶技巧 伊藤若冲『旭日鳳凰図』VS曾我蕭白(そがしょうはく)『鷹図』 『鷹図』を描いた曽我蕭白は若冲と同じく京都の商家に生まれますが(14歳下)、実家が没落したため、生活の糧を得るために画家になります。当時の京都では、「奇」なる精神をもつ者こそ「聖人」に近いという中国的思想が流布していたこともあり(蝦蟇仙人や鉄拐仙人に象徴される)、彼は自ら進んで「奇」を演じ邪道に走る絵師としてその名を馳せました。   その意味でも若冲とは対照的な人生を歩んだのですが、このふたつの絵に記された賛(さん)をくらべてみても、ふたりの人となりの違いが象徴的に浮かび上がります。 ▼画像ス […]

日本美術
美術史家・山下裕二さんが伊藤若冲を好きなわけ

「人間の深層心理を見事に表現しているのが凄い」山下 美術史の専門家でありながら、親しみやすい語り口と斬新な切り口で日本美術の魅力を説き続ける山下裕二(やましたゆうじ)さん。そんな山下さんは、若冲人気の高まりについて次のように語ります。 「もともと若冲は凄かったんです。でも、明治以降の日本人はその凄さに気づかないまま100年近い時を過ごしてしまった。それが2000年の『没後200年 若冲』展を契機にして彼の作品画像が流通しだすと、専門家の小難しい説明なしに、みんなが圧倒的にこの絵は凄いとわかるようになったのです」 2000年を、若冲再来元年と位置づける山下さんは、2003年の六本木ヒルズの「ハピ […]

日本美術
伊藤若冲の「玄圃瑤華」とは?デザインセンスの高さが際立つ版画作品を解説

この純白の動植物たちが漆黒の闇に浮かび上がるような一連の絵は石摺(いしずり)と呼ばれる版画です。拓本と同じ形式でつくられたモノトーンの版画であることから、美術史家の相見香雨(あいみこうう)氏の命名によって「拓版画(たくはんが)」とも呼ばれています。 圧倒的なデザイン力に感服 この作品で何より驚くのは、その画面構成のモダンさではないでしょうか。ブラック&ホワイトのバランス、描かれたモチーフの配置の仕方など、構成の絶妙さは見るものを唸らせずにはおきません。その圧倒的なデザイン力にも伊藤若冲の作家としての懐の深さが窺い知れます。そしてさらには、若冲らしさが遺憾なく発揮された、愛らしくもユニークな動物 […]

日本美術
京都に行くなら必見!伊藤若冲が晩年に隠棲したお寺とは…?

石峰寺 -文/和樂スタッフ渡辺倫明 (通称、和樂の“日本美術部長”。白洲正子、伊藤若冲の記事は毎回担当)- 京都・深草にひっそりと佇(たたず)む「石峰寺」は、江戸時代前期に明から渡来し、日本に黄檗宗(おうばくしゅう)を開いた隠元(いんげん)の孫弟子に当たる千呆禅師(せんがいぜんじ)によって、宝永年間(1704〜1711)に創建された禅宗寺院である。 石峰寺は、由緒正しき禅寺として名高いだけでなく、1791(寛政3)年、75歳となっていた天才絵師・伊藤若冲がこの地に庵を結び、晩年の作画活動を行ったことでもよく知られている。 若冲に所縁(しょえん)の地は、錦小路や代表作「動植綵絵(どうしょくさいえ […]

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