妖怪

 

妖怪に関する読み物

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芸能と文化
柳田國男のおかげでエリート妖怪の仲間入り?謎多き「油すまし」の正体とは?

「『油すまし』って知ってる?」 「小柄で蓑を被った妖怪のことでしょ」 「まあ、そうなんだけど」 「?」 油すましの話題になると、だいたいこんな感じで終わる。「『ゲゲゲの鬼太郎』で知った」くらいの展開はあるかもしれないが、早々に別の妖怪の話題になったりして油すましが思い出されることはほとんどない。 オカルト好きや妖怪愛好家のあいだでは知らない人はいないくらい有名なのに、どこの地方に伝わってどんな悪さをするのかということはあまり知られていない油すましって、いったい何者なんだろう。 峠の道に初登場するも、いきなり名前を間違えられる 油すましが知られるきっかけとなったのは、昭和初期の郷土史家・浜田隆一 […]

芸能と文化
こっくりさん、日本起源じゃないってよ!明治天皇の愛読書も書いた妖怪博士・井上円了の業績

昭和キッズなら誰もが(?)興じた「こっくりさん」。 五十音を書いた紙と十円玉があればOK。みんなでお願いすれば大抵のことは教えてくれるといういかにも昭和らしい遊びだが、当時は降霊術だ集団ヒステリーだとちょっとした社会問題になり、こっくりさん自体を禁止する学校もあった。 実はこっくりさんは日本のオリジナルではなく、明治時代に海外から持ち込まれた「テーブル・ターニング」が元になっている。そしてこのテーブル・ターニングの解明に乗り出したのが哲学館(現在の東洋大学)創設者、井上円了(いのうええんりょう)である。哲学者でありながら妖怪博士とよばれた井上が出した結論とは、一体どういったものだったのだろう。 […]

芸能と文化
赤い河童?毛皮が堅くて鉄砲の弾も通さない猿の妖怪?『遠野物語』のユニークなお化けたち

河童や座敷わらしで有名な『遠野物語』。教科書では見たことがあるけれど、最後まで読んだことがある、という人は意外と少ないのではないでしょうか。 実は私もそのひとりです。『遠野物語』のページを開いてみると、文語体で書かれていてなんだか難しそう……。 でも、語り手の佐々木喜善の日記によると、はじめは「お化けの話」のつもりだったようです。そして、登場するお化けたちをよく調べてみると、なんとも個性的! 登場する不思議なお化けたちを見ていきましょう! 『遠野物語』の誕生 『遠野物語』は、明治43(1910)年に初版が刊行され、神様や妖怪、幽霊の話、家々の伝承など119の不思議な話がおさめられて […]

芸能と文化
もっけの幸いの「もっけ」って何?夏の定番、涼しいアレ!

普段使っている言葉でも、どうしてそんな言い回しをするのか分からない、ってこと、ありますよね? 「もっけの幸い」は、日常会話ではあまり使わないかもしれませんが、ちょっとおもしろい語源を持っています。暑い夏にもぴったりなので、ご紹介いたしますね! もっけの幸いって? 「もっけの幸い」とは、思いがけず、偶然やってきた幸運、といった意味の言葉です。漢字では「勿怪の幸い」「物怪の幸い」などと書きます。 でも、「幸い」はいいとして、「もっけ」ってなんでしょう? 漢字でお気づきのかたもいらっしゃるかもしれませんが、「もののけ」が語源と言われています。もののけと出会うなんて予測できないですよね? そこから、思 […]

工芸
上杉謙信が愛した、炎のような名刀。火車切広光が美しい……

日本において、刀剣は単なる武器ではありませんでした。邪悪なものを退ける力を持ち、持ち主を守る存在として大切にされてきたのです。 そのため、妖怪や病気などを退散させたというエピソードを持つものもいくつか見られます。 姫の病気を治したヒーローは刀だった!大典太光世の神エピソード 幽霊を斬った?代金が付けられない名刀と絶賛された、にっかり青江の伝説 火車切広光(かしゃぎりひろみつ)も、そうした雰囲気を感じさせる名刀です。 火車切広光とは? 火車切広光は、越後(現在の新潟県)の上杉家で大切にされてきた、重要文化財に指定されている脇差(わきざし:刃の長さが30センチ以上・60センチ未満の刀)です。所蔵館 […]

芸能と文化
ドラマ「妖怪シェアハウス」が10倍楽しくなる?お岩さんの知られざる人物像

若者に人気のシェアハウス。そこでの暮らしがうまくいくかは、共同生活するルームメイトとの人間関係にかかっている。では、もしルームメイトが人間じゃなかったら…。2020年8月1日スタートのドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系/毎週土曜23時15分)は、女優の小芝優花さん演じる主人公が幽霊や妖怪たちと共同生活するという奇想天外なストーリーだ。 一緒に暮らすルームメイトは、お岩さん、酒呑童子、座敷わらし、ぬらりひょんと、いずれも日本を代表する幽霊や妖怪たち。見た目は怖いが、実はお節介で気のいい彼らは、主人公・澪の悩みを聞いてやり、たびたび窮地を救ってくれる。 酒呑童子は、もともとは現在の京都府北部 […]

芸能と文化
トイレでお尻を触る変態?オスしかいない?カッパの生態が面白すぎる

頭に丸い皿を乗せ、背中に甲羅を背負い、突き出たくちばしのような口をもち、キュウリが大好物の妖怪といえば…そう〈河童〉だ。 川や池など水辺に棲むとされるこの伝説上の生きものは、日本列島の青森県から沖縄県にいたる全国諸地方に伝承が残されている。 本物を見たことはなくても、河童を知らない日本人はいないだろう。女の子の断髪は「おかっぱ」と呼ぶし、なんとも思わないことを「屁の河童」なんて言ったりもする。某有名回転寿司チェーンの店名も河童だ。注文すれば河童の好物、キュウリを海苔で巻いた「かっぱ寿司」が出てくる。 アニメに文学にと知名度の高い河童だけれど、その正体は謎に包まれている。いったい河童はどうやって […]

芸能と文化
姫から鬼、蛇へと変身!? 美女やイケメンとしてウワサになった妖怪3選

妖怪というと、巨大な骸骨の「ガシャドクロ」や、頭がみょーんと伸びた「ぬらりひょん」など、ちょっぴり怖いイメージですよね。でも中にはこんな美女やイケメンの妖怪もいたのです! 姫から鬼、そして蛇に!? 「清姫」 奥州白河(現在の福島県白河市)の山伏、安珍(あんちん)は、熊野詣の際に紀州(現在の和歌山県)の真砂庄司の家に宿をとっていました。そして、その家に住む美しい娘・清姫(きよひめ)に、「嫁にして連れて帰る」などと戯れに言ってしまいます。しかし安珍は僧なので、妻をもてず結局逃げてしまいました。 待てども待てども戻ってこない安珍に、清姫の怒りは爆発。美しい顔は一変し、鬼のような形相で安珍を追ううち、 […]

芸能と文化
カッパの鳴き声知ってる?妖怪やお化けの「音」や「声」の秘密に迫る!

犬なら「ワンワン」。猫なら「ニャーニャー」。 だけど、妖怪の鳴き声は?と聞かれると、ちょっと困ってしまう。 妖怪やお化けを「見た」とか「見たことがない」なんて話はよく聞くけれど、声を「聞いた」話はあまり耳にしたことがない。妖怪の存在を信じるかどうかはべつにしても、いったい彼らはどんな声をしているのだろうか。 妖怪やお化けの「声」「音」について調べてみると、これまでとは違った異界の姿が浮かびあがってきた。 お化けってどんな声? お化けの声について、興味深いエピソードがある。 かつて民俗学者・柳田國男(1875年-1962年)は、多くの青年がいる席でお化けはなんと鳴くかと尋ねたという。 東京の子供 […]

芸能と文化
これは気になる! 妖怪って男なの? 女なの? 年齢から職業まで徹底解剖

みなさんはこう思うかもしれない。「妖怪なんてこの世にいるはずない」ごもっともである。しかし、そんな疑い深い人たちにこそ読んでもらいたい本がある。江馬務(えま つとむ)の『日本妖怪変化史』だ。 江馬務って誰? 江馬務(1884-1979年)は衣食住から化粧まで幅広い風俗歴史研究をした歴史学者。日本の風俗史学の開拓者といえるだろう。 妖怪研究といえば、民俗学者・柳田国男(1875-1962年)の『おばけの声(昭和6年)』『妖怪談義(昭和11年)』『妖怪名彙(昭和13・14年)』があるが、今回紹介する『日本妖怪変化史』の初版は大正12年(1923年)。いかに本書が先駆的な著作であるかがわかる。柳田が […]

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