寺社

 

寺社に関する読み物

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旅と食
これが京都の原生林!神域と俗世を結ぶ糺の森、下鴨神社をご案内

2000年以上続く原生林は聖と俗の間(あわい) -文/和樂スタッフ高橋亜弥子(旅をはじめ日本文化全般。彬子女王殿下連載担当)- 下鴨神社の境内に広がる「糺の森(ただすのもり)」のことを教えてくれたのは、先斗町(ぽんとちょう)にある片泊まり(かたどまり)の宿「三福(みふく)」の先代のご主人だった。ご自分で撮影された糺の森の写真を見せてくれたのだが、原生林の木の枝に鳥が止まっているように思えたので、そう告げると、数日後、「あなたがおっしゃったように山鳩が写っていました」という手紙付きで、大きく引き延ばした写真が自宅に届いた。   そういうわけで、糺の森を歩くときは、木々を見上げながら鳥を探す。なに […]

旅と食
森のオアシス、京都の下鴨でより道の旅してみませんか?

世界遺産の森を歩き、小さな骨董に出合う 下鴨神社の鎮守、「糺の森」。その語源は「直澄」ともいわれ、清き水の湧く鴨川の水源地として信仰を集めた。今も4つの清流が流れている。 京都御所の北東部。市内を流れる鴨川と高野川(たかのがわ)の間に挟まれた三角地帯が、下鴨エリアです。平安京に都が遷(うつ)るはるか昔から栄えていた地域で、住んでいたのは、山城国の主・賀茂氏(かもし)一族。その氏神であった賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ「通称・下鴨神社」)と鎮守の森が、人々の心の拠(よ)りどころでした。緑が生い茂る「下鴨」から、ふたつの川が合流する「出町柳(でまちやなぎ)」界隈まで、太古の自然と賑わいを感じなが […]

旅と食
京都の知られざる日本庭園!等持院は見逃せません!

穏やかな刈込に茶室が見え隠れするのどかな庭園 -文/和樂スタッフ小西治美(京都出身のフォトエディター。寺社にも強い)- 嵐電北野線の等持院(とうじいん)駅から静かな住宅街を散策すること約10分、足利家ゆかりの「等持院」に着く。沿線に洛西の名刹が点在し、住宅地を縫うように走る嵐電は、500円の1日フリー乗車券を求め、目的の社寺まで歩くのがおすすめ。 等持院は、室町幕府を開いた足利尊氏が天龍寺の夢窓疎石(むそうそせき)を開山に迎えて衣笠山の南麓に創建。そして歴代足利将軍の菩提寺として発展した。境内の霊光殿(れいこうでん)には、足利尊氏の念持仏と伝わる地蔵菩薩像を正面に、左右には足利歴代の将軍と徳川 […]

旅と食
神々とともに人が暮らす地!「神話のふるさと」高千穂の神巡り

日本の原風景を見る豊饒な土地で、今もあたりまえのように神々と共に暮らす 天孫降臨(てんそんこうりん)の地として、八百万の神々の気配をそこここに残す高千穂。乱れた地上界を治めるため、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上に降りたのがここ高千穂といわれています。また、洞窟に籠って世界を闇にした天照大御神の岩戸開き伝説をはじめ、幾多の神話が住民による夜神楽によって語り、舞い継がれる土地です。   九州脊梁(せきりょう)山地の中央に位置する高千穂を訪れて感じるのは、神話のふるさとというキャッチフレーズが決して観光用だけのものではないということ。たとえば、民家や商店の軒 […]

旅と食
「神話と生きる土地」を五感で感じる、高千穂巡り

前半で紹介した高千穂神巡りの後は、食と伝統神事を心ゆくまでお楽しみください! 美宿で味わう本当の心地よさ 旅館神仙 日本旅館のよさは残しながら、時代とともに進化していく宿でありたいという『旅館神仙』。創業は昭和40年代と古くはありませんが、こまめに客室をメンテナンスしたり、庭にバーベキュー設備を用意したことがあったり、離れを増設したりと、少しずつ変化してきました。けれど変わらないのは、女将はもちろん、仲居から料理人まで全員でこの宿を育てているという意識。たとえば、松の芽摘みや杉苔の手入れなどを自分たちの手で行うことで、責任感も誇りも強くなるといいます。従業員のほとんどは高千穂出身。年に一度、海 […]

日本美術
京都・養源院で琳派の天才絵師・俵屋宗達の息吹を感じる!

宗達の手になる杉戸絵が圧巻! -文/和樂スタッフ渡辺倫明(通称、和樂の日本美術部長。白洲正子、伊藤若冲の記事は毎回担当)- 京都を訪れると、時間が許す限り必ず立ち寄る場所がある。鎌倉時代の仏教美術の粋が集積している蓮華王院三十三間堂(れんげおういんさんじゅうさんげんどう)とその目と鼻の先にあるここ「養源院(ようげんいん)」だ。養源院は1594(文禄3)年、戦国武将として名高い浅井長政の菩提(ぼだい)を弔うため、長政の長女・淀殿の願いを聞き入れた豊臣秀吉が建立した寺院。現在の本堂は、1619(元和5)年に火災によって焼失した後に、淀殿の妹・お江(ごう)によって再建された当時の姿を留めるものという […]

旅と食
高さも水量も日本一!鎌倉時代に描かれた「那智の滝」や「神々の豊かさ」を巡る旅を和歌山県・熊野で

世界遺産の地で感じる聖なる気配は、何者をも受け入れる熊野の神々の豊かさ 京都・奈良の古都から、南に下った陸の端に位置する熊野。山岳修験(しゅげん)の行場でもあるこの地は、朝霧が立ち込める山々から、熊野川を経て黒潮の荒波がつくりだした奇妙な岸壁まで、自然環境も気候も大きく異なります。温暖な気候と大量の雨が育む大森林や、潮流がめぐる海原からさまざまな恵みをいただく一方、熊野本宮大社(ほんぐうたいしゃ)の社殿を流出させた明治の大洪水や、広域にわたり甚大な被害をもたらした2011年9月の台風12号なども。多雨地域で台風の通り道でもあるがゆえ、熊野の人々は自然の恩恵と驚異と、共に暮らしてきました。熊野本 […]

旅と食
「伊勢」と「出雲」2大古社の建築をイラストでわかりやすく比較!!

神社建築はココが違う! 国家的な祭祀の場となってきた伊勢神宮と出雲大社。その本殿建築は日本最古の様式を今に伝えていますが、構造は異なります。比べてみると、その特徴が明快です。 伊勢神宮は「穀倉」に基づく「唯一神明造り」 一般的な神社建築のひとつが「神明造り」ですが、そのなかでも伊勢神宮の正殿はほかでは用いられない特別な様式であるため、「唯一神明造り」と一般に呼ばれています。これは古代の高床式穀倉が宮殿形式に発展したもの。屋根は「切妻」(本を伏せたような傾斜の屋根)の茅葺で、出入り口は「平入り」、柱を地中に埋める掘立式で、棟持柱が特徴。檜の素木を材にした直線的でほとんど装飾のない簡素な美しさが、 […]

旅と食
京都の新名所!小堀遠州の日本庭園と長谷川等伯の名画に圧倒される名塔頭

金地院南禅寺塔頭 (こんちいんなんぜんじたっちゅう) -文/和樂スタッフ小竹智子(毎号旅記事を担当。橋本麻里連載担当)- 京都が日本美術の宝庫であるのは外国人も承知のことだが、何より驚かれるのは、それらが美術館のガラスケースの中にあるだけではないということ。保護保存のため収蔵庫などに眠るものも少なくないが、それが制作された当時の空間で鑑賞できるのだから。 そんな貴重な体験ができるのが、南禅寺の塔頭「金地院」。何しろ狩野探幽(かのうたんゆう)が雪松図を、弟の尚信(なおのぶ)が鶴を描いた襖が、小堀遠州(こぼりえんしゅう)作の枯山水庭園に面したふたつの部屋で見ることができるのだ。さらには、長谷川等伯 […]

旅と食
出雲から松江へ、神話にゆかりの地を訪ねる旅ガイド

古社と神社巡り 出雲という「神の都」の奥深さに触れるべく、訪れたい場所があります。宍道湖の北東、山際に立つ佐太神社は出雲国二ノ宮とされた神階の高さを誇る古社です。今も続く神在祭は、古式が守られています。主祭神は『出雲国風土記』にその出生が記された佐太大神。猿田彦大神と御同神で、「お導き」のご利益が。大社造りが三殿並んだ貴重な構造の社殿の中央、正中殿に鎮まっています。 宍道湖の南東には聖樹の椿が見事な枝振りを見せる八重垣神社。愛の象徴である椿がつやつやとして、佐久佐女の森には大杉の木立が深閑と立ち、神代の物語へ誘う境内が心に沁みます。 出雲大社の北西、日御碕の急峻な土地に夕日を浴びて輝くのは日御 […]

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