琳派

 

琳派に関する読み物

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日本美術
国宝「紅白梅図屏風」を描いた尾形光琳はどんな人物? 3つの視点で読み解く

琳派の代名詞ともいえる国宝「紅白梅図屏風」を描いたのが江戸時代中期の絵師・尾形光琳。中央の水流を隔て、紅白の梅が対峙する、デザイン性や画面構成の工夫に富んだ屏風は観るものを魅了します。京都で活躍した町絵師・俵屋宗達の絵を手本にして研鑽し、新しい表現を追求した光琳は、みずからの画業を締めくくるように本作を残しました。そんな尾形光琳がどんな人物だったのか、3つの視点でご紹介します。 尾形光琳ってどんな人? 1.尾形光琳は、金欠の貴公子!? 光琳は万治元(1658)年、京の呉服商「雁金屋(かりがねや)」の次男として生まれました。生家で美術工芸の粋(すい)に囲まれて育ったものの、親の遺産で放蕩三昧。3 […]

日本美術
世界が注目する琳派デザイン「神坂雪佳」って誰だ?

絵師として、また優れた工芸作品のデザイナーとして、明治から昭和のはじめにかけて活躍した神坂雪佳(かみさかせっか)。京都の地に琳派の復興をもたらし、その典雅な作風によって昨今、海外でも高い評価を受けています。そんな神坂雪佳とは、いったいどんな人物だったのでしょうか。その人生をたどります。 “雪佳はん”と呼ばれ親しまれた、神坂雪佳の仕事と人生物語 16歳で四条派の絵師に師事し、画業をスタート 神坂雪佳「百々世草より狗児」全三巻 木版摺画集 30.0×44.5㎝ 明治42(1909)〜43(1910)年発行 芸艸堂 神坂雪佳は明治維新を目前に控えた慶応2(1866)年、京都御所に仕えていた武士・神坂 […]

日本美術
和樂12・1月号は、若冲&其一カレンダー付き! 手に入れたくなるポイントをご紹介

和樂の新年号といえば、付録にカレンダーがふたつ付いていたことで業界に衝撃(?)を与えてきました。しかし、2018年11月1日発売の12・1月号では、ふたつ分のアイディアとセンスをひとつに注力! 日本美術の魅力を極めた特別付録「若冲(じゃくちゅう)&其一(きいつ) 名作カレンダー2019」が完成しました!! 和樂がこれまで取り上げてきた日本美術のエッセンスを集約したカレンダーのクオリティは、編集部内でも大評判! 今号の付録がいかにすごいのか、5つのキーワードでご紹介します。 和楽新年号、絶対買いの特別付録ポイント! 1.人気再燃必至の若冲&基一に注目したカレンダー 2.若冲&基一の人気作品がずら […]

日本美術
琳派・若冲・狩野派の水墨画を比較! モノクロだからこそ際立つ“技”の違い

日本美術を代表する絵画といえば水墨画。墨一色の世界は、皆似たように見えるかもしれません。しかし3枚並べてみるとどうでしょう。絵師によってまったく違う! モノクロームだからこそ、筆さばきや個性の差がくっきり見えてくるのです。今回は、琳派、伊藤若冲、狩野派の水墨を比べ、その違いを探ってみました! 俵屋宗達「蓮池水禽図」 国宝 一幅 紙本墨画 桃山時代・17世紀前半 116.0×50.0cm 京都国立博物館 琳派の創始者・俵屋宗達作「蓮池水禽図(れんちすいきんず)」。白蓮の咲く水面に2羽のかいつぶりが遊ぶ…夏の朝独特の優しい空気感を伝える、詩情豊かな作品です。過去の水墨画を見て「美しいけれど、高尚で […]

日本美術
江戸琳派の祖酒井抱一「夏秋草図屏風」。名画に秘められた熱意とは?

酒井抱一(さかいほういつ)は、姫路城主の孫として江戸に生まれました。暮らしの中で書画や俳諧(はいかい)、諸芸の才能を開花。花街でもその名を馳せていました。それが、諸事情により37歳で出家。抱一は、尾形光琳の作品に強烈に惹かれて絵師となったのです。模写のみならず、光琳百回忌をもプロデュース。遺作を調べ上げ、版画図版「光琳百図」を刊行します。 酒井抱一「夏秋草図屏風」重要文化財 二曲一双 紙本銀地着色 江戸時代・文政4(1821)年ごろ 各164.5×181.8cm 東京国立博物館 Image:TNM Image Archives そんなリスペクトの結晶が、光琳作「風神雷神図屏風」の裏に描いた「夏 […]

日本美術
伊藤若冲と尾形光琳の“キラキラ”技法に世界もびっくり!

卓越した装飾性で海外から絶賛される、伊藤若冲と尾形光琳。ふたりは、驚きの技で輝きを生み出しました。今回は、若冲と光琳の名作から、「光」の表現方法に注目します! 尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」 国宝 一合 木製漆塗 縦27.3×横19.7×高さ14.2cm 東京国立博物館 Image:DNAart TMN Image Archives まずは琳派のゴールドマスター光琳の硯箱(すずりばこ)。表面に施された燕子花(かきつばた)のキラキラときたら、眼も眩むほどです。この輝きの正体は螺鈿(らでん)。アワビの殻の光沢層をカットして木地に嵌め、漆を重ねて研ぎ出すことで立体的な輝きをもたせています。 光琳はさら […]

日本美術
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一、琳派とは?が3分で解決

日本美術史上屈指のキラキラな美しさを放つ、江戸時代に京都で始まった「琳派」。金銀の華やかな装飾や大胆なデザインで、400年にわたって人々の心を虜にしてきたスターオブ日本美術です。そんな琳派の「きれい! 楽しい! カッコいい!」がわかる超入門。“琳派3分講座”をご紹介します。「そもそも琳派って?」そんな疑問を、10問10答で解決! 1 琳派って何? 江戸時代に描かれたのに、デザイン性の高さやかわいらしさ、華やかさ、親しみやすさがあることから、日本美術で伊藤若冲(じゃくちゅう)と並ぶ人気を誇るのが“琳派(りんぱ)”です。この名称は近代になってつけられたもので、もととなっているのは国内外で有名な絵師 […]

日本美術
琳派の名作がモチーフ!6・7月号 特別付録は、便利な一筆箋3冊セット

2018年6・7月号の付録は、「RinRin琳派の一筆二筆三筆箋(ひふみせん)」!さまざまなシーンや用途に使いやすい、サイズ違い、絵柄違いのミニ便箋3冊セットです。琳派特集にちなみ、琳派のスーパ―絵師・尾形光琳、江戸琳派の鈴木其一、琳派の様式を近代に復興させた神坂雪佳と、琳派を代表する絵師の作品をキュートな便箋に仕立てた和樂オリジナル。贈り物に添えたり、葉書のような気軽さで短い便りをといったシーンで、初夏の香り漂う3冊をどうぞ便利にお使いください。 雪佳の一筆箋 神坂雪佳「金魚玉図」がモチーフ! 一幅 絹本著色 105.7×35.8cm 明治末頃 細見美術館蔵 金魚玉(ガラスの金魚鉢)の中から […]

日本美術
江戸琳派鈴木其一の「朝顔」とゴッホの「ひまわり」。巨匠が描いた大輪の花に心が躍る!

ぐんぐんと蔓を伸ばしつぼみをふくらませる朝顔にワクワク心躍らせたり、太陽に向かって精一杯に花を開かせるひまわりを見て思わず歓声をあげたり。そんな経験がだれにもあることでしょう。今回は、夏が待ち遠しくなる、大輪の花を色鮮やかに描いた作品をご紹介します。 鈴木其一「朝顔図屏風」 江戸時代後期 六曲一双(上・右隻、下・左隻)各178×380cm メトロポリタン美術館 江戸琳派の奇才・鈴木其一の「朝顔図屏風」に描かれているのは、日本固有の種である群青色の朝顔。光輝く金地を背景に、花と蔓をのびのびと広げています。都会的センスをもつ其一らしい明快な画面は、早朝に咲いて昼にはしぼんでしまう朝顔の、潔い美しさ […]

日本美術
光琳の紅白梅図屏風は構図と意匠がスゴイ!

2018年3月13日まで、MOA美術館で「所蔵 名品展 尾形光琳 国宝『紅白梅図屛風』」が開催中です。 紅白梅図屛風 尾形光琳 国宝 18世紀前半 二曲一双 各156.0×172.2cm MOA美術館 静岡 展示期間:展示中~3月13日 金地に流水を挟んで、紅梅と白梅が勇姿を競うかのように対峙する。紅白梅と流水は古来描かれてきた組み合わせだが、江戸時代の絵師・尾形光琳の手にかかると、梅花はシンプルに意匠化され、流水は現実にはありえない形で渦巻き、白梅の幹はほとんど画面の外にはみ出し、他に類を見ない個性を放つ。それゆえ、紅梅が若者で白梅が老人、紅梅が光琳の過去で白梅が現在を表すなど、さまざまな読 […]

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