瀬戸内観光の穴場、大三島は海に浮かぶ神の島

瀬戸内観光の穴場、大三島は海に浮かぶ神の島

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広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道。広島側から向島(むかいしま)、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)ときて、下の360度写真に写っている多々羅(たたら)大橋を渡ると、愛媛県今治市の大三島(おおみしま)に到着。さらに南下すると、伯方の塩の名の由来となった伯方(はかた)島、そして大島を経て四国今治までたどり着きます。

アンドリューが大学時代、広島に住んでいたころは、船でしか行けなかった四国が、今や車で1時間半もあれば着くようになったわけです。

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

今、このしまなみ海道は、世界中から集まるサイクリストたちの聖地となり、多くの自転車愛好家で賑わっています。写真に写っている、「道の駅 多々羅しまなみ公園」には”サイクリストの聖地記念碑”もありますし、広島側の起点=尾道には「ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE」という、とてもかっこいい自転車旅行者のための宿泊施設もあります。

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写真上は、島内の今治市伊東豊雄建築ミュージアム内にある自転車用設備

アンドリューにとっては大学時代の香しき青春の思い出の地であり、サイクリストたちにとっては憧れの島でもある、この大三島。実は、日本の歴史上とても重要な場所でもあるのです。

源平合戦の頃より信仰を集めた神社

この島の北、因島には村上水軍の資料を展示した「因島水軍城」がありますし、元々は河野水軍の本拠地にも近い地でもあります。日本の水軍の故郷とも言える場所。

源平合戦では、源義経が水軍の力を味方につけたことで、平家に勝つことができたといわれますが、そのことがこの地に来ると具体的歴史資料によって理解することができるでしょう。

この大三島に鎮座する「大山祇(おおやまづみ)神社」には、源義経が奉納した鎧や刀剣が残され、展示されています。それらひとつひとつを鑑賞しながら説明を読んでいると、この地の重要性がひしひしと伝わってきます。

大山祇神社は、伊予国一宮。全国にある三島神社の総本社でもあり、「日本総鎮守」とも呼ばれてきました。

大山祇神社はまた、古来、戦いの神としての信仰を集めてきました。そのため源平合戦の頃より、武将たちは度々必勝祈願にお参りに訪れ、また戦いに勝った後にはその御礼に訪れたそうです。

そのとき、この神社に奉納されたのが、鎧、兜、刀剣。そのためこの大山祇神社には膨大な量の国宝&重要文化財の武具甲冑が今も大切に保管され、一般に公開されているのです。

幼稚園時代、友達がウルトラマンごっこに興じるときも、ひとり義経ごっこに熱中していたアンドリューにとっては、その展示物は本当に興味深いものばかりで。目がキラーーーンとしてしまいました。

それにしても、その膨大な量! 大三島が「国宝の島」と呼ばれるのも当然です。

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大山祇神社の境内は、とても心地の良い空気が流れています。本殿、拝殿など重要文化財の建造物もありますし、何と言っても樹齢2600年という「乎知命(おちのみこと)御手植の楠」(天然記念物)の美しさと、ありがたさがお参りする者を迎えてくれます。

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瀬戸内の新鮮な魚介類と柑橘類を堪能

ところで、この大三島は、美味食の面でもなかなかに興味深い地。瀬戸内の美しい海域にありますから、鯛などの魚介が超新鮮! めちゃくちゃ驚くほどに美味しいです。最近は”幻の高級魚”として、マハタという魚が人気なのだとか。「道の駅 多々羅しまなみ公園」でいただくことができます。

また、柑橘類の産地としても有名なので、”柑橘もののお土産”もチェックしたいところ。愛媛県のイメージアップキャラクター=みきゃんちゃん関連お菓子も注目ですよ。

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世界的建築家の貴重なミュージアムも必見

もうひとつ、この大三島で見どころといえば、世界的建築家=伊東豊雄氏のミュージアム「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」があること。

シーボルトが絶賛した、世界にも稀なる美しい内海=瀬戸内海をバックにみる、伊東豊雄氏の建築物もまた、とても興味深いものでした。

↓↓↓下の写真をクリックしてください!

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さてさて、ちょっとばかりしまなみ海道「大三島」の魅力の一端をご紹介しましたが、実は現在、和楽の取材陣が大三島をじっくり調査取材中なのです。

その取材内容は、7月1日発売の和樂8、9月号にて掲載予定です。さらに奥深———いこの島の魅力、歴史、食文化をご紹介するつもりですので、どうぞご期待ください。

第二の故郷広島をこよなく愛するアンドリューとしては、隣の広島県生口島にも足を運んで欲しいと思っています。こちらはレモンの島として知られています。国宝の三重塔を有する向上寺(こうじょうじ)もあります。そして実業家、耕三寺耕三が建立した「耕三寺(こうさんじ)」は必見。度肝抜かれますよ!

これからの初夏、そして今年の夏,和樂を読んで、大三島、生口島、尾道と、しまなみ海道の自然と日本文化を楽しむ旅に出てはいかがでしょうか?

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