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2016.06.20

信州上田・別所温泉、真田丸のルーツを訪ねる旅ガイド

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信州ののどかな高原と、ゆったり流れる千曲川(ちくまがわ)。豊かな自然に囲まれた城下町・上田市はNHK大河ドラマ「真田丸」の故郷として、俄然注目を集めています。そこで、真田家ゆかりの城跡や宿場町が残る「上田」から、真田の隠れ湯「別所温泉」へ、1泊2日のショートトリップをしてみませんか?目ざすは武将文化を今に伝える骨太な遺構や、ひなびた温泉地の古社古刹。美しい老舗宿やローカル線、信州の美味も織りまぜつつ巡り歩けば、街のあちこちに真田の旗印・六文銭(ろくもんせん)が現れます。そんなこの街の盛り上がりも、きっと、楽しい思い出になるはず。戦国の歴史と浪漫をひもときながら、凜々しき真田文化に触れる旅へ出かけましょう。

DMA-151006-1721上田駅前にある、真田幸村(信繁)が上田で暮らした若武者時代の姿を表した、真田幸村公の騎馬像。拠点の上田駅へは東京から北陸新幹線で約1時間半(長野駅から13分)。上田駅から海野の宿へは、しなの鉄道で大屋駅まで15分、徒歩15分。別所温泉へは上田電鉄別所線で30分。

真田家の城跡や美しい宿場町が残る、信州上田

DMA-151006-0732真田幸村の父・昌幸が築城した不落の名城、上田城。現在は上田城跡公園として市民の憩いの場になっている。

東京から北陸新幹線で1時間半。長野県上田市は、2016年大河ドラマの主人公である、戦国の名将・真田幸村ゆかりの城下町です。今も往時の情景を伝える建物や街道が残り、町並みの向こうには信濃の山々がくっきりと。質実剛健な武将文化と自然とが、穏やかに混ざりあっています。そんな旅のスタートは、朝一番に歩く旧街道「海野宿」。江戸初期に開かれた北國街道の宿駅で、街道の東端には真田一族の氏神「白鳥神社」が立っています。神社を護るように欅や槐の大木が鬱蒼と茂る境内は、いわば鎮守の森。大きく深呼吸する瞬間の、なんとすがすがしいことでしょう。

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寛永2(1625)年、中山道と北陸道を結ぶ北國街道の宿駅として開設された「海野宿」。約六町(650m)まっすぐに続く道の中央を用水が流れ、両脇に古い家並みが並ぶ。国の重要伝統的建造物群保存地区。

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