皮があるのかないのか? 一品秘伝の「藤戸饅頭」は一口食べたら止まらない!【岡山】

皮があるのかないのか? 一品秘伝の「藤戸饅頭」は一口食べたら止まらない!【岡山】

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倉敷川(くらしきかわ)に架かる盛綱橋(もりつなばし)と藤戸寺にはさまれた住宅地に、堂々とした風情の2階建て木造建築が。その起源を源平合戦に由来するというのが、創業250年の「藤戸饅頭 本店」です。

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倉敷土産は古い歴史を持つ「藤戸饅頭」を!

寿永3(1184)年、このあたりはまだ一面の海。軍船をもたない源氏の武将・佐々木盛綱(ささきもりつな)は土地の漁師から教えられた浅瀬を馬で渡り、平家の虚を突いて大戦果をあげました。しかし秘策口封じのため、功労者である漁師を斬り捨てます。のちにその行為を悔いた盛綱は藤戸寺で盛大な法要を開催。この法要に、当時寺のそばに1軒だけあった民家がまんじゅうを供えたのが、藤戸饅頭の起こりと伝えられています。

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法要で評判になった饅頭は境内の茶店で出されるようになり、元禄年間には製造元の民家が饅座小屋と呼ばれる販売所も兼ねます。これが現在も続く藤戸饅頭本舗の本家、金本家(かなもと)です。戦没者を慰めた饅頭は餅に近いものだったようですが、江戸時代に改良。蒸した糯米の麴と小麦粉をあわせて発酵させ、それを薄皮にしてこし餡を包んで蒸す。幕末から変わらない藤戸の名品です。最中などをつくっていた時代もありましたが、7代目となる現当主の金本博行さんは饅頭ひと筋。地元のみならず全国にファンをもつ、一品秘伝のおいしさです。

皮があるのかないのか…というほど薄い藤戸饅頭。口に含めばあんはとろけ、そのうま味が広がる。ひと口、ふた口で食べられる程度の小ぶりさがいい。

◆藤戸饅頭 本店
住所 岡山県倉敷市藤戸町藤戸48
TEL 086-428-1034
営業時間 8:00〜17:00
定休日 火曜日・第3水曜日(火曜日が祝日の場合、木曜日休)
公式サイト

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