京都で出会う「一生もの」の手仕事巡り

京都で出会う「一生もの」の手仕事巡り

手仕事大国ニッポンの中でも、京都の手わざが生み出す美しさは特別です。誠実なものづくりを続けてきた工房や、意匠を守り伝えてきた老舗が、この街にはたくさん存在するのです。

そんな京都の美意識を、自分の暮らしに取り入れることができるのが「手仕事を買う旅」。これぞ京都ならではの楽しみを、2泊3日でめぐってみませんか?この街でしか出合えない、世界一のものづくりが待っています。

初日は京都駅から歩いて、七条・五条界隈を散策

開化堂②-min
日本一の歴史を誇る銅の茶筒、穴窯で焼いた急須、料理のプロも絶賛する打ち出し鍋。京都駅から徒歩圏内の七条・五条界隈には、毎日使える食卓の宝物がいっぱい。初日から心躍ること必至です。まずは三十三間堂向かいの「鍛金工房 WEST SIDE 33」へ。ひとつひとつ鎚でアルミを叩いてつくる鍋やおたまの、なんと美しいこと!品よく静かな店内ですが、店の方に声をかければ、「オーバル鍋は煮魚が一尾まるごと納まって、きれいに仕上がります。2合の厚手鍋は、ご飯が15分で炊けるんですよ」と話がはずみます。

鍛金工房 WEST SIDE 33

スクリーンショット 2017-09-22 12.31.29-min左/鍛金工房 WEST SIDE 33の店内 右/アルミ製 段付き鍋 厚型2合

作家が愛した店でランチ休憩

五条へ上り、民藝好きの聖地「河井寛次郎記念館」で陶芸の巨匠の蒐集品に触れたら、谷崎潤一郎も贔屓にした味を目ざして「洋食の店 みしな」で昼食です。さくさくぷりぷりのエビフライと熱々のお茶漬けで、あぁ幸せ。お次は昭和レトロな喫茶や飴屋が並ぶ松原通を歩き、知る人ぞ知るうつわの名店「木と根」へ。京都の作家とコラボレートしたガラスピッチャーや手付きまな板など、ここでしか手に入らない逸品が並びます。

洋食の店 みしな

スクリーンショット 2017-09-22 12.22.59-min左/洋食の店 みしなの店内 右/エビフライとカニクリームコロッケ

木と根

スクリーンショット 2017-09-22 12.25.14-min左/木と根の店内 左/ガラス器

一生ものとの出会いを求めて

仏光寺境内の新名所「D & DEPARTMENT KYOTO」で小座布団をチェックしたら、本日のハイライトは、世界に誇る茶筒の店「開化堂」。銅もいいし真鍮もブリキも素敵……と、心ゆくまで「一生もの」の手触りを確かめます。店内には、20年50年と使い続けて見事な風合いに経年変化した茶筒も。そう、手仕事の品は使ってこそ。今夜はホテルでこの茶筒を使い、おいしいお茶を淹れましょう。散策途中に見つけたあんこ専門店「味不二庵」の手づくり最中がお茶うけです。

開化堂

スクリーンショット 2017-09-22 12.37.20-min左/開化堂 右/銅の茶筒

味不二庵

スクリーンショット 2017-09-22 12.39.50-min味不二庵の最中

食卓の逸品探しの初日が終了

手仕事を買う旅1日目は、毎日使える日用品を探しに、七条・五条界隈を歩きました。2、3日目は、三条から四条、さらには御所南から丸太町まで足を伸ばし、手仕事の老舗をめぐって、とっておきの一品と出会いに行きます。旅の後半はこちらから!

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