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亀屋良長

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どこへ行ってもおいしい店を探すことが好きな編集スタッフ、藤田です。初めての投稿は、やっぱり食のネタ。この春、京都の街をパトロールしていたときに見つけた京菓子の老舗「亀屋良長」の新商品をご紹介します。

実はわたし、「老舗で新商品を探す」というのが京都の店巡りの密かな楽しみなのです。というのも、老舗で新商品を出すということ自体が珍しい。「あの老舗から新商品が出たんです!」って言葉がつくだけで京都のお土産がちょっと特別感のあるものになるし、「この味が気に入ったら、定番のこの味も好きだと思いますよ」と話に広がりが出るんですね。京都土産のその次を探しているなら、こんな商品はいかがですか?

亀屋良長

じゃーん! 木箱を開けました!

亀屋良長

このお菓子は「亀屋良長」からの新ライン「吉村和菓子店」の「焼き鳳瑞(ほうずい)」の春バージョン、華やぎです。

「亀屋良長」は和樂4・5月号の京都大特集にて、お茶担55先輩が46-47ページで桜の生菓子を紹介しているので、そちらもご覧ください。代表銘菓「烏羽玉」(黒糖を練り込んだあんこ玉)は京都通ならご存じの名品ですよね。これらの京菓子をベースにしながら生まれた「吉村和菓子店」は、“体と心に優しいお菓子”として、「低GI値」(血糖の上昇がゆるやか)であることが特徴。現当主・8代目の吉村良和さんと妻・由依子さんの二人三脚で生まれました。

亀屋良長

鳳瑞というお菓子はもともと京都に伝わるもの。卵白に寒天と砂糖を加えて固めたお菓子ですが、吉村和菓子店の「焼き鳳瑞」は卵白にココナッツシュガーを加えて焼き上げたもの。サクッと軽い食感で、口どけのいいこれまでにない干菓子です。

デビュー作は、鳳瑞の生地に玄米や韃靼そばの実などをのせた<種まき>。そこから2年かけてバレンタインバージョン、実りの秋バージョンなどが登場。私がこれまで食べてきた記録となる、お菓子の栞を紹介しましょう。

亀屋良長

今回紹介する<華やぎ>の注目点は、3個ずつ個包装になったところ。これまでは9枚が1袋に入っていたのですが、湿気に弱いお菓子のため、「開けたら即食べる」のがお約束でした。そこを改善したのですね。個包装になったら、持ち歩きもできる。野点のお菓子にもいいですね!

亀屋良長

生地のピンク色は野菜のビーツの色で着色。トッピングされた素材ももちろん添加物なし。スローカロリーなお菓子は「母の日」のプレゼントとして、年配の女性たちの贈り物としても喜ばれること間違いなしですね。<華やぎ>は5月中旬までの限定発売、そして本店での取り扱いなのでご注意ください。

このお菓子が京都の良き出会いとなりますように、楽しい旅を!

亀屋良長の公式サイトはこちら

次回は「父の日」にどうかしら?とひらめいた京菓子をご紹介できたらと思います。そのときまで、チャオ!

写真・文/藤田 優
フリー編集者。和樂の食い気担当。職人の手からうまれるもの、創意工夫を追いかけて日本を旅している。著書に「Aritsugu 京都・有次の庖丁案内」(小学館)。

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