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2019.10.05

世の中のあらゆる炎上をガチで供養!新潟・国上寺の「炎上供養」10/6(日)はお焚き上げ

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SNSやニュースサイトで、目にする「炎上」。最近では政治家や有名人の言動に限らず、私たちが普段の生活で何気なくつぶやいてしまった一言まで、炎上の「ネタ」になってしまう恐ろしさもあります。新潟県の国上寺では、そんな現代社会における「炎上」を供養することを目的に、昨年から日本初の炎上供養専用サイトを開設。これまで、お寺で行う炎上供養に加え、企業への出張炎上供養など、さまざまな炎上の供養を執り行ってきました。

謙信や義経も訪れた、越後最古の古刹「国上寺」

新潟県燕市にある国上寺は、元明天皇和銅2年(709年)に越後一の宮弥彦大神の託宣により建立された、越後最古の古刹です。平成21年には開山1300年を迎え、良寛上人をはじめ上杉謙信、源義経や聖徳太子などさまざまなご縁のもと歴史を重ねてきたお寺です。

「炎上」を現代の災難と捉えてみた

昨今のデジタル社会におけるネット上の「炎上」は、現代型の災難であるという考えのもと、国上寺が昨年開設したのが「炎上供養専用サイト」です。炎上をきちんと供養することで今後のネット上での無病息災を願うというもの。Webサイトでは、炎上してしまったできごとや投稿など、個人間の小さな炎上から社会的に問題になってしまった炎上まで広く募集。炎上した火が広がらないように、今後炎上しないようにと、国上寺の住職が、全力で供養します。最近では炎上を供養するだけでなく「炎上しないように」という企業からの要望に応じて出張して祈祷も執り行っています。

まもなく2019年の炎上キーワードと傾向も発表!

2019年10月6日(日)に国上寺で開催される「柴燈大護摩火渡り大祭」では、サイトに集まった、企業・個人からの供養したい「炎上」を撫木(なでぎ)に書き込み、柴燈大護摩の火に入れ焚き上げることで供養。また当日は、炎上の傾向についてお話しするとともに今年の「炎上キーワード」を発表します。一年に一度の炎上供養の大祭にぜひご投稿・ご来場ください。

国上寺 炎上供養専用サイト:https://www.kokujouji.com/kuyou/