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今回の京都特集はどこも行きたくて正直困っています。
付録は和樂名物出血大サービス。
国宝ミニ便箋&国宝鑑賞ガイド二大セットですって。
和樂編集長 セバスチャン高木

和樂

sebastianさん
和樂の京都特集を校了で読んだら紹介されている場所に全部行きたくなってきてしまいました。でも、全部行こうとすると一か月くらいかかりそうです。どうすればいいでしょうか?

閲覧数:0 回答数:0

と突然ヤホー、いえ、ヤフー知恵袋調の悩みを申し訳ございません。あらためまして、和樂編集長のセバスチャン高木です。ですが、今回の京都特集は、思わず、ヤホー、しつこい。ヤフー知恵袋に相談したくなるほど充実の内容なんです。

和樂では毎年一回年中行事のように京都特集をしています。ちまたでは「また京都~」。なんて声も聞こえてまいりますが、あえて言いましょう。「はい、また京都です」。私は和樂を編集して15年以上になりますが、その間、年に一回、多い時は年に二、三回京都を特集してきました。しかし、何度行っても京都はいい。そして、行けば行くほどその魅力にとりつかれていくのです。なんで私たちは京都にこんなに惹かれるのでしょうか? 今回の特集にあたり、それこそもう京都に数え切れないほど行って、毎度毎度その魅力にやられてしまっている京都取材班でうんうんとうなりながら考えました。そして辿り着いたひとつの答えが、いや、まだ仮説ですが。京都の町にはあちらこちらに「茶味」が潜んでいるからではないか?ということなんです。あくまでも仮説ですけどね。

和樂

今回の特集は「茶味こそが京都の魅力なのではないか?」という編集部が辿り着いた仮説を全編にわたって検証していく、茶味を巡る京都の冒険譚なんです。

sebastian(よくわからないのに特集をつくる編集長)さん
和樂の特集が「茶味こそが京都」となっていますが、茶味ってなんですか?そもそもなんて読むのですか?

閲覧数:1 回答数:1

55(和樂茶の湯担当)さん
「茶味」とは「ちゃみ」と読んで、「わび・さび」に代表されるような、茶の湯で確立された美意識とでも言えば想像しやすいでしょうか。朝一番の掃き清めた庭、お客様を迎え入れるためにたきしめた香りなど、誰かをもてなすためにさりげなく配された気遣いのことを言うんですよ。ところで質問者さんは、言葉の意味もわかっていないのに特集をつくられるのですか?仮にも編集長さんなら日本のことをもう少し勉強された方がよいのではないでしょうか。

と「和樂」茶の湯担当の55さんがやさしく、かつ、きびしく回答するように、茶味とは茶の湯で確立されたさりげない美への心遣い。茶の湯のふるさと京都には、この茶味があふれていて、それこそが京都の魅力の源泉と言うことなんですね、へーっ。というわけでまずはその仮説を確かめるべく京都で愛される新旧の名店を取材してきました。すると-。

和樂

あるわ、あるわ、一風変わったバーにも、和菓子屋さんにも、道具屋さんにも、はてはお菓子の掛け紙にさえも、そこかしこに茶味があふれているではありませんか。今回特集班が取材したのはその他、「茶の湯の王道」「京都が誇る日本庭園」「ぶらぶらが楽しい骨董屋さん」そして、私のたっての願いで実現したタマゴサンドをはじめとする「京都人の常食」など計70のスポット。え?タマゴサンド?と思われる方もいらっしゃると思いますが、このタマゴサンドにまで茶味があふれていることこそが京都のすごさなんですよ(きっと)。とにかく眠い目をこすりながらがんばった(自分で言うな)校了で感じたのは、今回の京都特集はほんと、ぜーんぶ行かなければならないスポットばかりということ。読んでいるうちに眠気も吹き飛びましたよ。で、京都の魅力は茶味にあるのではないか?という仮説が正しかったかどうかはと言うと。ぜひ本誌特集をご覧ください。

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さて、和樂名物出血大サービスの付録ですが、なんと、今号には便箋と別冊、付録がふたつもついているではないですか。なんとって、自分でつけておいて言うなって感じですね。しかも、タイトルにもう書いてあるので今更感も満載です。

But、ここはあえて口を大にして言わねばなりません。和樂4月号には国宝付録がふたつもついています。

ひとつめは高山寺が誇る国宝鳥獣戯画のかわいい動物たちをあしらったミニ便箋。うん、この便箋がタイトル通りかわいいのなんのって。世の中に名画をモチーフにしたミニ便箋はたくさんありますが、ここまでポップでキュートなものはそうそうありません。しかも、付録でついてくるなんて出血大サービスにもほどがあります。こんなの手にしたら思わず誰彼構わずメッセージを書きたくなること間違いなしですよ。で、書きたくなったらその前に第三特集の「名筆&文豪に学びましょう。手紙のススメ」をご覧ください。名筆家や文豪が書いた手紙は実は茶目っ気や遊び心にあふれていて、これまた手紙が書きたくなること間違いなしです。もちろんメールやSNSもいいのですが、やっぱり自筆でいただく手紙ってこんな時代だからこそうれしいものですよね。

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国宝付録二大セットのふたつめは、「5STEPSで見どころがたちどころにわかる。ニッポンの国宝鑑賞ブックベスト20」です。2017年は京都国立博物館で開催された「国宝展」や東京国立博物館の「運慶展」など、国宝に関する展覧会が目白押しでした。でも、国宝を愛でるのって一過性のものではなくて、ずっと続くものですよね。日本美術を学ぶ教材としても国宝は間違いなく一線級のものばかりです。そこで、今回の別冊では国宝の中からベスト20を集めてその鑑賞法を一気にまとめています。さあ、これを手に国宝を観に行かなくちゃ、ですね。

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ところで和樂は2018年も、そして、その先もずっと日本美術オシです。なぜなら和樂にとって日本美術とは世界最高の知的エンターテインメントだからです。ただ、何かを楽しむためには、いつだって基本が大事です。平昌オリンピックで活躍した選手達もみんな基本を大切にしていました。そこで、第二特集では日本美術の基本をおさらいするべく「日本美術超入門」をご用意しました。今回はあえて、若冲や北斎、光琳といったカリスマ絵師たち十人、しかも、誰もが一度は観たことがある名作をとりあげ、その名作から日本美術の楽しみ方をおさらいします。ですが、名作、基本と言ってもあなどることはなかれ。意外と知らなかった日本美術の秘密が名作鑑賞から解き明かされていきますよ。しかも、美しいものは何度観ても美しいですしね。

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京都&国宝二大付録&日本美術超入門の三位一体でお届けする和樂4月号。今号の表紙は骨董に活けられた一輪の椿が目印です。さあ今月も、私たちと一緒に日本文化を訪ねる旅にでかけましょう。

LATEST ISSUE 4月号

茶味こそが京都!

3月1日(木)発売

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