Culture
2018.04.28

刀剣博物館をぶらり! ケンケン散歩|尾上右近の日本文化入門

この記事を書いた人

刀剣についてしっかり学んだ後は、両国の旧安田庭園を借景に2018年1月にオープンしたばかりの刀剣博物館をケンケンとお散歩です!

尾上右近

ここは元々は池泉回遊式庭園として設計された旧安田庭園の一角にある博物館です。かつてここに建っていた大正時代の旧両国公会堂の建築を継承して、池に向かって張り出した円筒部からその両側に伸びる翼部から構成されています。

尾上右近

1階に入ると庭園を眺められるカフェやミュージアムショップ、展示・情報ラウンジ、講堂などがあります。庭を眺めるケンケン。絵になります。

尾上右近

最上階には日本刀の展示室があります。ピンと張り詰めた空気です!

尾上右近

展示室を外から見ると、(かまぼこ型の)ヴォールト屋根になっており、心地いい屋上庭園になっています。

尾上右近

屋上庭園からは隣りの旧安田庭園が見えます。

尾上右近

水玉のモチーフがあしらわれた階段部分。

尾上右近

刀剣博物館 開館時間/9時半〜17時(入館は16時半まで)休館日/月曜日(祝日の場合は翌火曜日休館)・展示替期間・年末年始 入館料/1,000円 東京都墨田区横網1-12-9
 ☎03・6284・1000 ホームページ

刀剣の魅力にせまる記事はこちら!

ケンケンが刀剣博物館に!
刀剣の歴史って?
夢は自分の刀をつくること?!

【尾上右近の日本文化入門】

第1回『北斎LOVEな西洋のアーティストたち♡』
第2回『大観と言えば富士?!』
第3回東博に超絶御室派のみほとけ大集合!

<プロフィール>尾上右近(おのえうこん) 歌舞伎俳優。屋号は音羽屋。1992年生まれ。江戸浄瑠璃清元節宗家で高輪派の家元・七代目清元延寿太夫の次男として生まれた。兄は清元節三味線方の清元昂洋。曾祖父は六代目尾上菊五郎。母方の祖父は鶴田浩二。2000年4月、本名・岡村研佑(けんすけ)の名で、歌舞伎座公演『舞鶴雪月花』松虫で初舞台を踏み、名子役として大活躍。05年1月新橋演舞場『人情噺文七元結』長兵衛娘・お久ほかで二代目尾上右近を襲名した。舞踊の腕も群を抜く存在。本名の研佑からケンケンの愛称で親しまれており、愛される存在。今年2月に七代目清元栄寿太夫を襲名披露し、歌舞伎俳優と清元の二刀流で躍進中。3月には第39回松尾芸能賞の新人賞を受賞した。5月は御園座のスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』に出演予定。7月6日〜22日『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル』(紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA)に出演予定。8月26日、27日は自主公演「研の會」を控えている。
公式Twitter 公式ブログ

文/新居典子 撮影/三浦憲治 構成/新居典子・久保志帆子