11月から3月にかけてが旬な小松菜。安くてついつい買ってしまいますが、普段の料理以外に実はこんな和菓子も作れちゃうんです! 今回は、放送作家・料理研究家として活動中の勝木友香さん、清水かをりさんのレシピ本『おうちで作れる 野菜の和菓子』から「小松菜の串団子」をご紹介。青菜の豊かな風味を楽しめる、かわいらしいお団子です。
「小松菜の串団子」レシピ
材料(※18個分)
・小松菜:40g
・つぶあん:好みの量
・もち粉:100g
・上白糖:25g
・水:75g
*水:10g
*上白糖:10g
下準備
*は耐熱容器に入れ、電子レンジで30秒加熱して混ぜて成形用の蜜を作っておく。串に団子を刺しやすくなります。(ミズキリがある場合は不要)
※ミズキリとは:食用の固形油。熱くてベトついた生地を細工するときに使うと、手粉を使うより格段に手離れしやすく、スムーズに作業が進む。
つくり方
1 小松菜、水をフードプロセッサーで攪拌(かくはん)する。
2 耐熱ボウルにもち粉、上白糖を入れ、1を加えながら泡立て器で均一になるまで混ぜる。ラップをかけ、電子レンジで2分加熱する。
3 一度取り出し、濡れた木べらでよく混ぜる。再びラップをかけて電子レンジで2分加熱し、取り出してよく混ぜる。全体が混ざったら、生地が持ち上がるくらい弾力が出るまで力強く20回ほどこねる。
4 手にミズキリもしくは成形用の蜜を付けて、3を18等分して丸める。串に刺して器に盛り、つぶあんをのせる。
「野菜の和菓子」レシピは全38品!
『おうちで作れる 野菜の和菓子』は、「小松菜の串団子」をはじめ春夏・秋冬それぞれの野菜を使った和菓子全38品のレシピを収録。脂質が少なく、低カロリー、食物繊維が豊富な餡、ヘルシーな和菓子はダイエット食としても人気ですが、それをもっと簡単に! ヘルシーに! を突き詰めたのがこちらのレシピ本です。着色料を使わずに野菜の色だけで作る彩り豊かな和菓子。作り方も複雑な工程はないので気軽にチャレンジできそうです! レシピのほか、手土産に使えるラッピング方法や、野菜を使った餡の作り方、和菓子作りに使用する主な材料や道具まで掲載。
◆著者:勝木友香/清水かをり
放送作家・料理研究家として活動中の勝木友香と、ニューヨークで最先端の食のトレンドを学んだ清水かをりの2人。季節の野菜を使った和菓子で二十四節季を表現する「二十四節季 野菜の和菓子」を発案。「身近な野菜を活用したカラダとココロにやさしい和菓子を大切な人へ」をコンセプトに、日々、レシピ開発とトレンド探求に勤しんでいる。