芸能と文化

 

芸能と文化に関する読み物

全124件、1-10件を表示中
芸能と文化
新選組・池田屋事件の真相とは? 映画やドラマと比較しながら一挙紹介

「俺たちだけでやろう」 副長土方歳三(ひじかたとしぞう)がうながすと、局長近藤勇(こんどういさみ)はうなずいた。 元治元年(1864)6月5日、祇園祭宵々山の夜。祇園囃子(ばやし)が響く中、会津藩(あいづはん)との申し合わせ時間を待たずに動くことを近藤は決断。近藤と土方は二手に分かれ、巡検を始める。やがて三条小橋西の旅籠池田屋に、近藤は尋常ならぬ気配を感じた・・・。 今年(2019年)の京都の祇園祭宵々山は7月15日。155年前の宵々山の夜、幕末を震撼(しんかん)させる事件が起こりました。新選組(しんせんぐみ)の池田屋事件です。本稿では池田屋事件の真相と新選組の戦いの実際を、これまで小説やドラ […]

芸能と文化
地中には何が埋まっている?静岡市の「幻の城」に日本中が注目

地中には何が埋まっているのか分からない。 俳優の石原裕次郎が家を新築した際、工事中の土地から古代の遺跡が出てきたことがあった。さらに有名な例は、奈良そごうである。バブル経済の真っ只中に建設中だった奈良そごうであったが、その建設予定地から長屋王の邸宅跡が発見されたのだ。 このように、意外な場所から意外な遺跡が見つかるということは日本ではしばしば。それは静岡県静岡市在住の筆者も目の当たりにしている。 家康ゆかりの地・駿河 駿府城天守台の発掘プロジェクトは、2016年から行われている。 静岡市即ち駿河は、徳川家康ゆかりの地である。今川家の人質だった家康は、駿河の臨済寺で勉学を積んだ。「人質」という単 […]

芸能と文化
われわれは坐り、彼らはしゃがむ。宣教師フロイスが驚愕した日本のトイレ事情

日本の歴史を振り返ると、当然ながら「日本にやって来た外国人」も登場する。 西洋と東洋とをつなぐ航路が開拓されて間もない頃、ヨーロッパ人にとっての日本人とは「謎に満ちた人々」であった。何しろ、現在のインドに当たる地域が「東の最果て」と思われていた時代。それよりさらに東の中国や日本などは「ミステリーゾーン」である。今でも「極東」という単語が存在するのは、その名残だ。 そんな時代に来日した外国人は、日本人や日本文化をどのように捉えていたのだろうか。 ここでは岩波文庫『ヨーロッパ文化と日本文化』(岡田章雄訳注)から、ある人物の目に映った日本の景色を読み解いていこう。 この本の著者は、ルイス・フロイスで […]

芸能と文化
三遊亭のルーツは、呑む・打つ・買う!? 落語家の亭号と名前の秘密

噺家にとって苗字のような役割を持つ「亭号(ていごう)」。「三遊亭はみんな同じじゃないの?」「なぜ同じ門下なのに亭号が違うの?」など、落語初心者にとってわかりづらい概念のひとつです。しかし、噺家や落語家にとって、亭号は系譜を表す大切なもの。亭号がどういうものか知ると、落語をもっと深く楽しむことができるでしょう。 落語初心者の最初の難関!亭号と名前の基礎知識 噺家の名前の前についている三遊亭や柳家などの「亭号」。三遊亭、柳家、桂、古今亭などメジャーな亭号の他に、隅田川、五街道、昔昔亭(せきせきてい)、鈴々舎(れいれいしゃ)など変わったものもあります。多くの亭号は江戸時代や明治から継承されていますが […]

芸能と文化
團十郎襲名目前の「海老蔵」を紐解く

2019年7月の歌舞伎座・夜の部では、市川海老蔵が「星合世十三團」で一人十三役の早替りを披露して大奮闘しています。この意味を演劇評論家・犬丸治さんに解説していただきましょう。 十三役と十三代目團十郎襲名をかけた、外題の「十三團」 文/犬丸治(演劇評論家) 「のべつ幕なし」という言葉、何気なく「良く喋る人」の悪口として使っていませんか。 この「のべつ」は「延べつ」、つまり引っ切り無しのことで、幕を引かずに頻繁に舞台装置を変えていく「幕なし」という芝居用語と合わさったものなのです。 今月の歌舞伎座夜の部「星合世十三團」(ほしあわせ・じゅうさんだん)がまさにそれです。浄瑠璃三大名作とされる「義経千本 […]

芸能と文化
隅田川でアーティスティックスイミング?東京2020開催までに知っておきたい江戸のスポーツ

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催日が近づいてきました! トップアスリートたちが来日し、世界の頂点を目指す檜舞台。どんな記録やストーリーが生まれるのか、大会の盛り上がりを想像すると気分が上がりますね。 東京・両国にある江戸東京博物館で2019年7月6日から8月25日まで開催される特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」は、日本のスポーツとオリンピックの歴史をひも解く展覧会。展示の第一章は「江戸の『スポーツ』事情」と題し、江戸時代に行われていた運動や競技について解説しています。江戸時代に「スポーツ」なるものはあったのでしょうか? 展示内容をもとに、江戸のスポーツについてレポートしま […]

芸能と文化
「敗者」と「愚者」はイコールではない。今川義元を知っているか?

歴史には必ず「敗者」が存在する。が、「敗者」と「愚者」はイコールではない。 西日本では最近、三好長慶の再評価が進んでいる。重商主義や外来の新興宗教だったキリスト教の布教許可など、のちの織田信長に先んじた政策を長慶は打ち出していた。しかし、三好家は最終的には敗退した勢力。故に我々現代人は三好家に対して「足利将軍家を私物化した悪党」というイメージを抱きがちだ。 そしてそれ以上に気の毒なのは、今川義元である。誰しもが知っている桶狭間の合戦以降、義元について回ったイメージは「貴族の物真似をする弱体化した大名」というものだった。 が、イメージはやはりイメージに過ぎない。 壮絶な家督争いを勝ち抜いた今川義 […]

芸能と文化
銃の前には立つなよ!知ってるようで知らない「火縄銃」の話

火縄銃は日本史を劇的に変えた。 ヨーロッパでは16世紀以降、戦場に銃が大量普及した。新兵器をいち早く取り入れたのはオスマン帝国のイェニチェリ軍団である。狂信的な皇帝崇拝主義者でもある彼らは、戦術においても最先端テクノロジーを取り入れた。1522年のロドス島包囲戦では、キリスト教勢力の聖ヨハネ騎士団に苦戦したとはいえ結局は火力で圧倒した。 日本への鉄砲伝来は1543年。驚くべきは、日本の鍛冶職人はそれから僅か1年程度で鉄砲をコピーしてしまったということだ。 戦場への定着も極めて早かった。16世紀半ばには、畿内に火縄銃の生産を主幹産業とする集落まで登場した。供給があるということは、それに見合う需要 […]

芸能と文化
アート鑑賞でビジネスセンスが鍛えられるって本当? 東京国立近代美術館×山口周氏の特別講座 体験レポート

2019年6月、東京国立近代美術館で誕生した講座「Dialogue in the Museum(ダイアローグ イン ザ ミュージアム)」。 ビジネスセンスを鍛えるアート鑑賞ワークショップとして話題を呼んでいます。第1回の募集が開始されるや否や、1日と経たないうちに満席に。その関心の高さが伺えました。 それにしても、「アート鑑賞でビジネスセンスを鍛える」とは、いったいどういうことなのでしょう。 美術鑑賞は、それ自体が楽しく、心に刺激や潤いを与えてくれたり人生を豊かにしてくれるものですが、加えてビジネスのシーンにおいてもその体験が直接的に活きてくるのだとしたら、とても興味深いこと。私も受講してみた […]

芸能と文化
新選組の応募資格、知ってる? 誰もが知る剣客集団を超解説

コンコンチキチン、コンチキチン。京都の夏を彩る祇園祭(ぎおんまつり)のお囃子(はやし)が流れる中、額に鉢金(はちがね)、袖(そで)を山形に白く染め抜いた揃いの羽織を着る武士たちが、旅籠(はたご)に踏み込むシーンを映画やドラマで観たことがある人も多いでしょう。幕末に起きた、新選組(しんせんぐみ)の池田屋(いけだや)事件です。 新選組といえば、彼らを主人公にした小説やコミック、ゲームが多数あり、脇役としても数々の作品にキャラクターが登場しますので、ご存じの方も多いとは思いますが、一方で新選組って何? 池田屋事件?? という方もきっといらっしゃるはず。今回はそんな方でも楽しめるよう、新選組と池田屋事 […]

全124件、1-10件を表示中

最新号のご紹介

和樂最新刊
美の国ニッポンをもっと知る!
浮世絵だけじゃない! 世界が愛した日本美術/ミュシャと日本美術 奇跡の類似性!/<スペシャルインタビュー>千住博/【特別付録】和樂オリジナル ミュシャトートバッグ/【綴じ込み付録】小原古邨 ポストカードセット
和樂最新刊のご紹介
 

最新刊のご紹介

和樂最新刊
美の国ニッポンをもっと知る!
浮世絵だけじゃない! 世界が愛した日本美術/ミュシャと日本美術 奇跡の類似性!/<スペシャルインタビュー>千住博/【特別付録】和樂オリジナル ミュシャトートバッグ/【綴じ込み付録】小原古邨 ポストカードセット
和樂最新刊のご紹介