Culture

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『菅原伝授手習鑑』ゆかりの大阪・佐太天神宮で竹本織太夫が祈願!【文楽のすゝめ 四季オリオリ】第15回

受験シーズンにお世話になる学問の神様と言えば菅原道真公。この道真公と周辺の臣下たちを描いた『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』は、人形浄瑠璃三大名作のひとつとして知られています。

竹本織太夫さんは、2026年4月文楽公演『菅原伝授手習鑑』で「訴訟の段」を語られますが、佐太天神宮は物語とゆかりのある場所です。公演に先駆けてのお詣りに、同行させていただきました。
連載 竹本織太夫

藤原道長の時代、わずか2年の間に2回も起きた本妻vs.側室のトラブル「うわなり打ち」の顛末を詳解!

「うわなり打ち」とは、本妻(または元妻)が側室(妾[しょう])や後妻の家を襲撃し、夫を取られたことに対して復讐する事件を指す。近年では令和4(2022)年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、源頼朝の愛人が潜む屋敷を、北条政子に命じられた者たちが破壊するシーンで話題となった。この他、佐賀鍋島藩の藩祖・直茂の前妻と後妻にも、有名な「うわなり打ち」の逸話がある。しかし、これらは氷山の一角に過ぎず、実は藤原道長が君臨した平安中期には、すでに貴族の習俗として定着していた。
小林明

道で困っている人に出会ったら?織田信長と徳川家康の優しさにキュンキュン!戦国爆笑エピソード集(胸キュン編)

春はキュン。

えっ? 「春はあけぼの」じゃないのと思われた方。
いいえ、違います。断じて違います。
ダイソンが自信を持って否定します。

春とくれば、キュン。
だって、春ってさ。
切ない別れと共に、胸ときめく新しい出会いが訪れる季節じゃないか。
なんなら桜も咲いて、景色までピンク色に染めてしまう。

つまり、春はキュンキュンする季節であり、
キュンキュンとくれば、戦国武将というコトで。
ゆえに、春は戦国武将にキュンキュンする季節なのである(少々強引)。
Dyson 尚子

「裏切り者の息子など殺してしまえ!」織田信長の命令に背いた“今孔明”竹中半兵衛の運命は?

“知らぬ顔の半兵衛”ということわざがある。
知っていながらおとぼけをかますという意味だが、この半兵衛とは戦国時代の智将・竹中重治(通称:半兵衛)を指すと言われている。
ここでは親しみを込めて通称で呼ばせていただこう。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』で注目されている竹中半兵衛は数多い逸話に彩られた謎多き人物とされ、『三国志』に登場する魏(ぎ)の劉備(りゅうび)に仕えた軍師・諸葛孔明(しょかつこうめい)を思わせるエピソードも残ることから“今孔明(いまこうめい)”の異名でも知られるが、ここでは半兵衛の人柄を表すエピソードを地元・岐阜県垂井町に伝わる話とともに紹介しよう。
里山企画菜の花舎

謎の死を遂げた「松平忠恕」が悲運の藩主と呼ばれる理由【「島原大変肥後迷惑」続編】

寛政4(1792)年4月1日(現在の暦で5月21日)。
長崎県島原半島を襲った大災害。
島原の町は山崩れと大津波で壊滅状態となった。
俗にいう「島原大変肥後迷惑」である。

その18日後の同年4月19日(現在の暦で6月8日)。
1人の男が巡視のために島原城下を訪れた。

四月十九日城内外ヲ巡視スルヤ大手門ニ至リ市街ノ災場ヲ見テ涙下リ
(島原市仏教会編「たいへん : 島原大変二百回忌記念誌」より一部抜粋)

大手門外の床几(しょうぎ)に腰をかけ、ゆっくりと城下を見渡す。
土砂で埋まり、家屋は流され、見る影もない島原の町。
言葉を失うほどのあまりの惨状に、ただ涙をこぼしたという。

男の名は「松平忠恕(まつだいらただひろ)」。
「島原大変肥後迷惑」で被災した当時の島原藩藩主である。

その涙から8日後の同年4月27日(現在の暦で6月16日)に死去。享年51。

一体、彼に何があったのか。
その真相を探るには、彼が生きた時間を遡る必要がある。

島原藩藩主「松平忠恕」が歩んできた人生。
それを知って初めて。
彼の涙の意味、死の真相に近付けるのだ。
Dyson 尚子

犠牲者約1万5千人!史上最悪の自然災害「島原大変肥後迷惑」の跡を訪ねて

「対岸の火事」という言葉がある。

対岸で起こった火事、つまり、こちらの岸ではないのだから、災いの及ぶ心配がない。
そこから、自分には関係がなく、何の苦痛もないという意味を表す。

そう、普通なら。
対岸の出来事は、そこで終わるもの。
だが、しかし。
今から234年前のこと。
対岸など関係なく、海を飛び越え、両岸を襲う大災害が起こったのである。
Dyson 尚子

雷様が“腰痛”になる? 天気を擬人化した狂言の古典作品が、フィンランドでも大人気【狂言プリンス「笑い」の教室vol.7】

300年続く野村万蔵家で活躍する狂言師・野村万之丞(のむらまんのじょう)さん。【狂言プリンス「笑い」の教室】は、20代の狂言師が等身大の言葉で、狂言の面白さを語る連載だ。今回は、2026年5月に東京国立博物館で万之丞さんが演じる狂言『雷』について伺う。海外でも人気を集める理由も教えてもらった。

尚、聞き手はオフィスの給湯室で抹茶をたてる現代茶道ユニット「給湯流茶道(きゅうとうりゅうさどう)」。「給湯流」と表記させていただく。
連載 野村万之丞

フランスで花開く、寿司の新たな可能性!銀座仕込みの職人が握る本格寿司に、3DプリンターとAIを活用した「SUSHI」まで

パリ1区の寿司店「作 Saku Vendôme」で楽しめるのは、まぎれもなく江戸前鮨です。2026年の年明けに開店したこの店で披露されるのは、フランス人寿司職人、ビクトール・エマニュエル氏による銀座仕込みの技。1981年からパリ6区で営業する老舗「築地 Tsukizi」の2店舗目です。
1店舗目の「築地」は昔ながらの日本の寿司店の佇まいをそのまま残した店として評判を集め、インフルエンサーを中心に人気が爆発。その二店舗目としても注目されています。

また、「作 Saku Vendôme」の開店と同じ頃、パリの日本文化会館で化学者ラファエル・オーモン氏による「寿司の未来」を語る講演が行われました。
伝統を守ろうとする職人と、化学で食の探求をする研究者、和食が誇る「寿司」を取り巻く新たな潮流が、食の都パリで起こっています。
ウエマツチヱ

宝塚合格が人生のすべてだと思っていた。卒業生の私が、いま受験生に伝えたいこと【蘭乃はな 「花のみち」のその先で】

元宝塚歌劇団花組トップ娘役の蘭乃はなさん。宝塚大劇場へと続く「花のみち」のその先にある今を起点に、俳優・表現者として芸に向き合うなかで思うことや、人生の節々で心に残ったことを、自身の言葉で綴っていただく新シリーズ【蘭乃はな「花のみち」のその先で】が始まります。
連載 蘭乃はな

かつお節を奪った犯人は海の底!? 竜宮城を目指した海女たちの物語

竜宮城。それは海の深い場所にある異郷。水を支配する竜王が住む宮殿である。とはいえ竜宮城と聞いてほとんどの人がまず思い浮かべるのは、浦島太郎が亀に連れて行かれた、あの竜宮城のほうかもしれない。
しかし竜宮城を訪ねたことがあるのは、浦島太郎だけではない。はるか昔、海底を目指した海女たちがいた。彼女たちの目的とは。有名な浦島伝説とは景色のちがう、もうひとつの海底昔話を紹介します。
馬場紀衣

「無慈悲な要注意人物」細川忠興の意外なミスとその理由は? 実際の手紙を読んでみた

「細川忠興は、無慈悲な人間です(※1)」 これは徳川四天王の一人、井伊直政が言い放った言葉だという。関ヶ原の戦いで活躍した忠興に、褒美を与えようと徳川家康が考えを述べた時のこと。「忠興は無慈悲な人間だから要注意。なるべく中心地から遠くの土地を与えるのがいいでしょう。」と直政が進言したそうだ。

忠興は戦乱の世で勝つために、時には家族も切り捨てる冷徹な人間。最強の外様大名として恐れられていたのだろう。そんな“ストロング忠興”でも、うっかりミスをすることがあった。そんな歴史の新発見をお伝えしよう。

※1:『綿考輯録』巻十七より
給湯流茶道

別人として蘇生した?江戸時代以前からあった、トンデモ入れ替わり昔話

人は死んだらどうなるのだろう。人が死ぬと魂が肉体を離れるという話を聞くけれど、どうにも信じがたい。それに、疑問も残る。真っすぐあの世へ行ければ問題ないが、もしものっぴきならない事情でその辺を浮遊することになったらどうすればいいのか。
今回紹介するのは蘇りの物語。でも、ただの蘇りではありません。行くあてのない魂が見つけた、空っぽの屍の末路である。たとえば生胆を拾い、持ち主と入れ替わった猿。死んだ首吊り死体にすべり込んだ猫又。せっかく蘇ったというのに中身は別人。まさに、おれがあいつであいつがおれで状態である。こうなると蘇ったところで素直に喜べない。どちらかというと不幸な蘇生譚、お届けします。
馬場紀衣

Who Was Isami Kondo? The Life, Death, and the Mystery of the Missing Head of the Shinsengumi Leader

和樂web編集部

吉野の桜 祈りと心の旅路。馬場あき子【和歌で読み解く日本のこころ】

歌人、馬場あき子氏による連載「和歌で読み解く日本のこころ」の第二十九回は、春の特別編。待ち遠しい桜の季節は、もうすぐ。古来、人々は、歌枕に詠み継がれた屈指の桜の名所・吉野に思いを寄せてきました。人はなぜこんなにも桜に惹(ひ)かれるのか――。馬場あき子さんが、吉野の桜を詠んだ和歌に平安人(へいあんびと)の思いをたずね、放浪の僧で歌人でもあった西行(さいぎょう)の心の足跡をたどります。
和樂web編集部

贅の限りを尽くした駕籠と江戸の姫君たちの生涯 澤田瞳子「美装のNippon」第21回

きらびやかな宝飾品で身を装い、飾りつけること。そこには「美しくありたい」「暮らしを彩りたい」という人間の願いがあります。 連載「美装のNippon 〜装いの歴史をめぐる〜」では、作家・澤田瞳子氏にさまざまな装身具や宝飾品の歴史をたどっていただき、「着飾ること」に秘められたふしぎをめぐります。
連載 澤田瞳子

竹中半兵衛と豊臣秀長……秀吉を支えた「参謀」と「補佐役」

大河ドラマ『豊臣兄弟!』で菅田将暉さんが演じ、話題を呼んでいる竹中半兵衛(たけなかはんべえ)。戦国を代表する「天才軍師」として一般的に知られる一方、信頼できる史料には断片的にしか登場せず、エピソードの数々は後世に創作されたものが多いとされます。一方、小一郎(豊臣秀長)も35歳頃まで確かな記録がなく、両者の交流がどんなものだったのかを示す良質な史料もありません。とはいえ、2人が協力して、秀吉を支えていたことは間違いないでしょう。そこで本記事では、半兵衛の半生を追いながら、その人物像と、小一郎との関わりを探ってみたいと思います。
チワさぶろう

天狗に相撲を教わった? 江戸の名力士・稲妻大蔵のかなしき無敵伝説

熊と相撲をとったのは金太郎。じゃあ天狗と相撲をとったのは? 答えは江戸時代の力士、稲妻大蔵。天狗のスパルタ教育をうけ、名力士になったという伝説上の男である。
さすが天狗だ。神と称されるだけはある。教育にも熱心だったとは。しかし稲妻大蔵の強さの裏には、悲しい事件があった。

稲妻大蔵に相撲を教えた天狗とは何者だったのか。人と天狗、種族を超えた二人の物語に胸が熱くなることうけあいです。
馬場紀衣

やらかしからの超速リカバリー! 織田信長が姉川の戦いで見せた「魔王力」

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)の弟、秀長(ひでなが)の人生を描いています。戦国時代で頂点に立った男の弟ということで、多くの戦にも関与しています。

そこで、ドラマをもっと楽しむべく歴史的な「戦い」や「出来事」をまとめます。今回は「姉川(あねがわ)の戦い」です!
樽瀬川

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