森 有貴子の読み物

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旅と食
「とりあえずビール」の習慣は江戸時代から?酒場もバカ騒ぎも大好き大江戸酒飲み事情

手の込んだ料理や収納名人を真似た断捨離などの「おうち時間」の過ごし方に飽きると、早々と家飲みをはじめてしまうご同輩たちよ。外ならば一杯二杯で済むものを、家の気安さから杯を重ねて後悔する東京・酒飲みクラブのみなさん。どうぞご安心ください、ついついお酒を飲むのはあなただけのせいじゃない(かどうかはわかりませんが)、土地の記憶がそうさせているのです。200年以上前から「江戸の呑みだをれ」と言われ、江戸の町や人びとは酒道楽の呑み助認定をされていました。そんな呑み助たちがせっせと通った大江戸居酒屋事情から庶民が狂喜した馬鹿馬鹿しい大酒合戦まで、江戸の上戸にまつわるエトセトラをとくとお飲み、ではなく、ご覧 […]

旅と食
テイクアウト歴170年!? 愛され続ける弁当の秘密は「甘辛の濃ゆぅい味」にあった

SNSでは、「おうち時間」や「STAYHOME」などのハッシュタグとともに、ご贔屓店のおいしそうなテイクアウトをご紹介するひとが増えてきました。あれもおいしそう、これも食べてみたい、どんな状況下でも食欲だけは沸くものです。さてテイクアウトの定番といえば、今も昔もお弁当ではないでしょうか。楽しむためのお弁当が登場したのは、江戸時代中期ごろと言われています。花見や歌舞伎の幕間に弁当をほおばる江戸っ子の姿が浮世絵にも描かれています。江戸市民は、どんな風に弁当を楽しんだのか、お菜はなんだったのか、その味つけとは?など、気になってきませんか。江戸の味を受け継ぎ170年、老舗・日本橋弁松総本店の八代目樋口 […]

旅と食
お代は米一年分!?見栄と妄信が交差する初カツオフィーバーに沸く江戸の初夏

「君が何を食べているのか言ってみたまえ?君が何者であるかあててあげよう」(『美味礼賛』)と述べた仏の美食家・ブリア=サヴァラン。「“走りの鰹”に心が騒いで居ても立ってもいられない」と述べると、彼は「君は間違いなく江戸っ子だね」とこたえただろうか。初夏の初鰹に沸く、江戸市中をのぞき見してみると……。 江戸ごよみ東京ぶらり 皐月候 “江戸”という切り口で東京という街をめぐる『江戸ごよみ、東京ぶらり』。江戸時代から脈々と続いてきた老舗や社寺仏閣、行事や文化など、いまの暦にあわせた江戸―東京案内。初物好きで知られる江戸っ子ですが、今の季節に到来する初鰹への狂騒ぶりは並外れたものでした。江戸っ子がなぜ初 […]

工芸
銀座の寿司職人もうなる!ごはんがおいしくなる、深川「江戸結桶・桶栄」のおひつ

江戸と散歩と食を愛した作家・池波正太郎氏の小説『仕掛人・藤枝梅安』。この作品に登場する江戸の料理や食を解説した『梅安料理ごよみ』(佐藤隆介・筒井ガンコ堂編)のなかに「ごはんの唯一の欠点はおいしすぎること」という一文が出てきます。初めて読んだ日以来、その言葉を呪文のように唱えて、おかわりへの罪悪感を減らしている”ごはん”党な私です。そんな私がここ数年気になっているのが、ごはんのおいしさを引き出す“おひつ”の存在。昔はどこの家庭でも使っていた木製のおひつ。釜から茶碗にごはんを盛るのは“釜飯食い”とはやされたように、暮らしの嗜みでもありました。東京の手仕事シリーズ5回目は、東京で唯一おひつを手掛ける […]

芸能と文化
グッズ監修や保護猫支援も!神保町の猫本専門「にゃんこ堂書店」には工夫と愛が詰まっていた!

なんでも揃う大型書店からこだわりの古書店まで軒を連ねる本の町、東京・神保町。洋書を探すなら北沢書店、中国関連書籍といえば内山書店、農業の本ならば農文協書店、などほかに類のない個性あふれた書店がいくつも点在している。そんな個性的な書店のひとつに、店内すべて猫の本という、にゃんこ堂書店がある。一時は廃業も考えた小さな書店が、いかにして猫好きの聖地とも呼ばれる書店へと変わったのか?!人を呼び込むアイデアや店づくりについてたずねてみた。 人気書店へのきっかけは出版不況だった 出版不況と言われ久しいが、1996年から1997年にかけて書籍・雑誌の売り上げが頭打ちとなり、2000年代を迎えるころには出版不 […]

旅と食
東京の桜の名所をつくったのは、あの暴れん坊将軍だった!?まるで文化祭な江戸のお花見

あぁ春ですね、ご時世とはいえひとりでぶらり見る桜も美しいものです♥さて江戸時代、桜の名所だった隅田川では驚きの花見の宴が繰り広げられていたのです……。 江戸ごよみ東京ぶらり 卯月候 “江戸”という切り口で東京という街をめぐる『江戸ごよみ、東京ぶらり』。江戸時代から脈々と続いてきた老舗や社寺仏閣、行事や文化など、いまの暦にあわせた江戸―東京案内。 この季節の楽しみといえばお花見ですね。今も桜の名所である隅田川で江戸っ子はどんな風に花見を楽しんでいたのか、また売れに売れた今に続く老舗の桜餅についてもご紹介。4月を楽しむ東京ぶらりをご案内します。 上野から隅田川へ、江戸っ子が楽しんだ桜の名所 江戸初 […]

工芸
究極の七角箸を3年かけてカタチに!ごはんの味が変わる大黒屋の江戸木箸握 【東京の手仕事】

食事をするときになくてはならない箸の存在。子どものころは親が選んだ箸を、大人になって一人暮らしや結婚してからは何気なく購入した箸や贈り物やお土産にいただいた箸を、使っているひとが多いのではないでしょうか。私ももちろんそのひとりでした。しかし10年前、食事の味がこうも変わるのか?との驚きを与えてくれた箸に出会います。それは江戸木箸・大黒屋の箸です。東京の手仕事シリーズ4回目は、日本全国から箸を求めてやってくる江戸木箸・大黒屋の“ごはん”の味を格上げする箸の物語です。 もっと使いやすい箸を、その思いで40代半ばから箸職人へ 日本には、素材や色やかたちはもちろん、麺や納豆など用途に応じた多種多彩な箸 […]

旅と食
DJポリスばりに見張りも出動!白酒売出しに狂喜乱舞する江戸の雛まつり 【江戸ごよみ東京ぶらり 弥生候】

長い冬を終えてようやく春の息吹が感じられる弥生3月。春というだけで心はずむ3月の「江戸ごよみ東京ぶらり」では、江戸の雛祭りや江戸開府に先駆けて創業した老舗酒造が手掛ける江戸名物をご紹介。 江戸ごよみ東京ぶらり 弥生候 “江戸”という切り口で東京という街をめぐる『江戸ごよみ、東京ぶらり』。江戸時代から脈々と続いてきた老舗や社寺仏閣、行事や文化など、いまの暦にあわせた江戸―東京案内。すっかり春気分の3月は、雛祭りの歴史から江戸の節句事情、また江戸っ子を虜にした白酒のお話しを。3月を楽しむ東京ぶらりをご案内します。 女雛をとりだして飾るところでしょうか。なんとも嬉しそうな表情が印象的。(歌川国貞「十 […]

芸能と文化
一枚描くのに20時間!番記者がイラストと文章で44の相撲部屋を綴ってわかったこと

日本で暮らしているひとならば、相撲の取り組みや力士を一度も見たことがないという人は、おそらくいないのではないでしょうか。年6回、東京国技館をはじめ大阪、名古屋、九州と大相撲が開催されて、力士たちは土俵上で熱い取り組みを繰り広げています。勝敗や技の妙というスポーツとしての魅力とともに、遡れば大和朝廷時代へとつながり古(いにしえ)からの伝統や習わしが今も受け継がれている大相撲の世界。そんな世界でしのぎを削る力士の稽古や暮らしを支えるのが部屋という存在です。部屋の根幹をなす稽古場は、どんな場所であり、日々どのような稽古が行われているのか? 1月28日に出版した『稽古場物語』(ベースボール・マガジン社 […]

芸能と文化
江戸時代の節分がユニークで面白い!庶民や江戸城の風習・歴史を詳しく紹介

節分の夜、「鬼は外、福はうち」と楽しく豆撒きした子ども時代。それが厄落としの習わしだと知ったのは大人になってからでした。「江戸ごよみ東京ぶらり如月候」では大奥の豆撒きや江戸庶民のおもしろい厄落としなど、江戸の節分風景をご紹介します。 江戸ごよみ東京ぶらり 如月候 “江戸”という切り口で東京という街をめぐる『江戸ごよみ、東京ぶらり』。江戸時代から脈々と続いてきた老舗や社寺仏閣、行事や文化など、いまの暦にあわせた江戸―東京案内。立春をすぎて気分も春めく2月。今月は、江戸の節分事情から寺社仏閣などのお話しを。2月を楽しむ東京ぶらりをご案内します。 季節をわける節目の日が「節分」 2月の行事といえば、 […]

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