真っ白なベッドルームで語られる「神秘の睡眠」。坂東玉三郎連載「私の日課My routine」 第四回
人間国宝の女形歌舞伎俳優・坂東玉三郎さんの日常は、美しき舞台のために、日常のルーティーンを大切に過ごされています。『和樂』4,5月号に掲載されている、玉三郎さんの連載「私の日課My routine」は、睡眠について。幼少期の玉三郎さんは、夜中の11時ごろチャルメラを鳴らしながら屋台をゴロゴロと引いてやってくる支那そば屋さんが怖かったそうで、泣き叫んでいたそうです。実の父・楡原誠治さんは屋台支那そば屋さんにウチの前は通らないで欲しいと頼み込んだそうです。そんな懐かしい想い出から、大人になってから眠ることの難しさから工夫した熟睡のために大切なルーティーンなどを教えていただきました。