芸能と文化

 

芸能と文化に関する読み物

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芸能と文化
おいおい、冗談きついぜっ! 万葉集の「鰻」の歌に込められた歌人の友情エピソードとは?

暑くてぐったりしちゃう夏のパワーアップフードといえば「鰻」! ところで、令和で話題の『万葉集』にも夏に鰻を食べる事を詠んだ歌があるって、知っていますか? その歌の作者は、『万葉集』の編纂者としても名高い歌人・大伴家持(おおとものやかもち)。高岡市万葉歴史館の新谷秀夫先生に、この歌に隠されたエピソードを教えてもらいました。 「夏痩せに鰻」!? 歌に現れた大伴家持のキャラクター 井新谷先生、「鰻」って言葉が入っているこの2つの歌、「夏痩せ」とか「痩す痩す」とか書いてあってとっても気になるんですけど、どんな意味ですか? 石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ (※鰻=むなぎ/ […]

芸能と文化
三遊亭のルーツは、呑む・打つ・買う!? 落語家の亭号と名前の秘密

噺家にとって苗字のような役割を持つ「亭号(ていごう)」。「三遊亭はみんな同じじゃないの?」「なぜ同じ門下なのに亭号が違うの?」など、落語初心者にとってわかりづらい概念のひとつです。しかし、噺家や落語家にとって、亭号は系譜を表す大切なもの。亭号がどういうものか知ると、落語をもっと深く楽しむことができるでしょう。 落語初心者の最初の難関!亭号と名前の基礎知識 噺家の名前の前についている三遊亭や柳家などの「亭号」。三遊亭、柳家、桂、古今亭などメジャーな亭号の他に、隅田川、五街道、昔昔亭(せきせきてい)、鈴々舎(れいれいしゃ)など変わったものもあります。多くの亭号は江戸時代や明治から継承されていますが […]

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で、でかっ!身長188㎝、体重100㎏。江戸を救った大男・山岡鉄舟って一体何者?

ある日、188cm100kgの男が突然やって来た。 しかもその男は剣術の達人で、竹刀の音を聞くと飛び出して「今から勝負をしよう」と言い出す性格だ。誰もこんな男を敵に回したくはない。 保身を第一に考えるタイプの同僚や上司には恐れられている、というよりも遠ざけられている。近寄ったら何をされるか分からない、と思われている。が、実は書道にも通じていて、教養豊かな側面もある。そんな彼を慕う者は、決して少なくない。 彼の名は山岡鉄太郎。「山岡鉄舟」と言えば分かる人が多いかもしれない。 総力戦の時代 戊辰戦争は、アメリカの南北戦争をそのまま日本に持ってきたような出来事だった。 それは一国が真っ二つに割れたと […]

芸能と文化
これどうやって思いついたの?デザイナー有村泰志さんがつくる「架空雑貨」が斬新で面白い!

デザイナー・有村泰志さんがSNSに投稿されている様々な「架空雑貨」をご存知でしょうか。例えば、「物語の途中ですが、ここで一旦CMです。」と書かれた、ユニークな作品「CMを挟むしおり」には、番組の途中でカットインするテレビのCMにあるような文章が書かれています。 「CMを挟むしおり」 話題を呼び、クラウドファンディングで商品化された作品です ここでいう「架空雑貨」とは、実際には存在していない、有村さんのアイデアから生み出されたユーモア溢れる作品のこと。 写真、イラスト、アニメーション。コンセプトによってこれらの手法を使い分ける有村さんの作品には、「おにぎり」「お茶」「扇風機」といった日本ならでは […]

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落語家の仕事は聞くこと?カナダ人落語家が見た、思いやりの伝統芸能「Rakugo」

落語は究極の「ワンマンショー」である。 複数のキャラクターが登場する物語を、すべてひとりでやらなければならない。その上、落語に使う小道具と言えば扇子と手拭いくらいだ。それだけで落語家は、あらゆる「モノ」を生み出してしまう。 落語は日本人が生み出した「発明品」である。江戸時代という、稀に見る外交安定期を土壌に培われた日本の伝統芸能は、21世紀の今でも人々を楽しませ続けている。 そんな落語に魅せられ、自分自身が落語家になってしまった外国人もいるほどだ。 師匠は桂文枝 スロベニア系カナダ人のグレゴリー・ロビックは、故郷トロントの劇場でミュージカルのロングラン公演を達成した劇作家として、母国では既に知 […]

芸能と文化
弓は心で引くものだ。暗闇の中の的を射抜いた「弓聖」の極意

「武道」とは何だろうか? これを文章で説明するのは、非常に難しい。いや、もしかしたら不可能ではないか。完璧な文章力を駆使してこれを解説しても、結局はその核心には達しないからだ。 そのような悩みに苛まれていた欧米人が、かつて存在した。ドイツの哲学者オイゲン・ヘリゲルは、大正から昭和にかけての約6年を日本弓道の研鑽に費やした。「弓聖」として知られる阿波研造師範の教えを受け、その時の体験を書にまとめた人物でもある。 この記事では岩波文庫『日本の弓道』(柴田治三郎訳)から、ヘリゲルの見た「武道」について書いていきたい。 「実践」を重んじる まず、この『日本の弓道』という本であるが、決して分厚い書物では […]

アート
見るものの本能を刺激する!浮世絵で見る歌舞伎の大胆な演出、「ケレン」が面白い!

なんでもありだから面白いし、気が抜けない。歌舞伎の世界には、現代の芝居や芸術が失いかけている、豪快で痛快で、本能を刺激する楽しさが詰まっています。その楽しさとは「ケレン」。ケレンとは、見た目の面白さや奇抜さを狙った演出や演技のこと。宙乗りや大立ち回り、妖怪出現から血みどろシーンまで、大小の仕掛けによるそれらは、「つくられた非日常」として差し出されるから面白い(し、びっくりするけど怖くない)のです。そして、そんなケレンをさらに過剰に!ユーモラスに!美しく!描いてみせるのが浮世絵。血しぶきも幽霊も、人気絵師の手にかかれば極上の娯楽に早変わり。今回は、歌舞伎のケレンを描いた、見る人をただただ純粋に楽 […]

アート
ダンサーだから気がついた!「手」から読み解く日本文化

踊っているとき、文字を書いているとき、私は自分の手を見ている。手が自由に動くさまを眺めている。ダンサーだった私にとって、両の手はただ似ているというだけではない。片方がもう一方と協力して働いている。もしどちらか一つを失えば、たちまちもう一方は困難に陥るだろう。手は、体を支えたり移動するときにだけ使うのではないからだ。五本の指、先端に生えている爪、複数の関節が機能するといった特徴が身体表現を可能にしてくれる。 この手は精巧な蝶番関節で手首と結ばれている。五つに分岐した骨と、多数の小さな骨によって組み立てられている。近くから見ると、厚い手の甲は山々とし、掌はくぼんでいる。この手は、柔らかくも固くもな […]

芸能と文化
小早川の裏切り、毛利輝元の本心…本当の関ヶ原合戦はまったく違っていたんだっ!

日本史上、天下分け目の決戦といえば、多くの人が「関ヶ原合戦」を思い浮かべるだろう。慶長5年(1600)9月15日、美濃関ヶ原(現、岐阜県関ケ原町)にて、徳川家康(とくがわいえやす)を主将とする東軍と、石田三成(いしだみつなり)を中心とする西軍が激突。東西両軍およそ15万が一進一退の戦いを繰り広げる中、合戦半ばに西軍の小早川秀秋(こばやかわひであき)が東軍に寝返り、西軍は総崩れになったとされてきた。ところが近年、小早川の合戦最中の裏切りを含め、従来語られてきた関ヶ原合戦のさまざまなエピソードに多くの研究者が疑問を投げかけ、その全体像がいま大きく変わろうとしている。最新研究を踏まえながら、関ヶ原合 […]

芸能と文化
落語愛あふれすぎ〜!上方落語のフリーペーパー「よせぴっ」を見逃すな!

上方落語の世界でファンからも演者からも愛される情報誌があります。それが上方演芸情報紙「よせぴっ」です。「よせぴっ」は上方落語定席「天満天神繁昌亭」が開館した2006年9月に創刊した月刊フリーペーパー。落語を中心に浪曲、講談の情報を掲載して、毎月7千部を発行しています。東京にも演芸専門誌の「東京かわら版」がありますが、「東京かわら版」が企業で発行する有料の雑誌であるのに対して、「よせぴっ」はボランティアで作るフリーペーパーです。約10人のスタッフがそれぞれの本業を持ちながら、「よせぴっ」の活動に参加しています。人手もお金も決して余裕のない中でいかにして創刊して、継続してきたのか、演芸ライターであ […]

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