黒田直美の読み物

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芸能と文化
信長の城造りに影響を与えたのは斎藤道三だった!発掘調査で再び史実が変わるのか!? 

近年、発掘調査の黄金期と言えるほど、各地で遺構や遺物が見つかり、世間を賑わせています。2018年に「小牧山城山頂で織田信長の居住跡が発見」されたり、2019年には「徳川家康ゆかりの城である駿府城から、豊臣秀吉が造らせたとされる天守台の石垣や金箔瓦などが出土」するなど、今までの史実を塗り替える発表が続いているのです。 さらに2020年1月19日からスタートするNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の美濃編で、舞台の中心となる岐阜城においても、またまた史実が変わるかも?というニュースが飛び込んできました。 1月7日に「岐阜城の山上部で、織田信長が築いた天守の土台(天守台)となる石垣が初めて見つかった」との […]

工芸
使い捨て大国ニッポンに伝統の危機! 和傘の花は再び開くのか?

雨の日が憂鬱になったのはいつの頃からでしょうか。子どもの頃に歌った「あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな~」の童謡「あめふり」のように、子どもの頃は傘をさして、雨水をピチャピチャさせながら歩く雨の日が楽しみでもあったはず。和傘から透ける光を見て、そんな遠い記憶を思い出しました。 日本は今、大量のビニール傘の廃棄が問題になったり、鉄道機関における傘の忘れ物が年間30万本を超えたり、年間消費量が約1億2000本となるなど、まさに傘の使い捨て大国となっています。ですが、ほんの50~60年前まで、私たちの生活の中には、木と和紙などの自然素材だけで作られた和傘を大切に使い切る […]

旅と食
なぬ!白い醤油だって!三河「しろたまり」は何から何まで常識外だった

「白醤油」をご存じですか? 醤油なのに白い?と思われるかもしれませんが、愛知県碧南市発祥の薄い琥珀色をした醤油のことなんです。もともと和食の料理人が使っていたものなのですが、料理の色がきれいに仕上がる、味がまろやかになるなどもあって、フレンチのシェフが注目したり、最近では、一般家庭でも使われるようになったりと、新感覚調味料として話題となっています。 そもそも醤油は大きく分けて5種類あります。関東で使われている「濃口(こいくち)醤油」、関西で使われている「淡口(うすくち)醤油」、主に東海地方で使われている「たまり醤油」、濃口醤油を麹と合わせてもう一度熟成させる「再仕込み醤油」、そして今回紹介する […]

旅と食
狩猟文化が生きている! 奥三河の秘境で ジビエを味わい尽くす!【愛知】

秋が深まる頃になると、高級フレンチレストランのメニューに登場するジビエ料理。狩猟解禁となる11月15日以降、エゾジカや野ウサギ、山鶉(やまうずら)など新鮮なジビエが手に入るため、それらを楽しみに待っている食通も多く、ボジョレー・ヌーボーの解禁も相まって、一気にジビエムードが広がります。 そもそも『ジビエ』とは、フランス語で野生鳥獣類の食肉のことを指し、中世以降、フランスでは貴族たちが狩猟を楽しみ、それらの食肉を美食として楽しんだことに由来しています。 ルイ14世が好んだフランス料理の最高峰と言われる「王家の野ウサギ」といった煮込み料理をはじめ、高級食材として重宝されていました。 日本人も昔から […]

旅と食
今、犬山城下町がアツい! 古地図片手に ぶらり町歩き&スイーツ三昧を楽しみませんか【愛知】

国宝犬山城は、日本最古の木造天守を持ち、行きたいお城ランキングでも常にトップ10に入る名城ですが、その魅力は天守だけにとどまりません。犬山城は城下町と一体となったいわゆる総構えの町づくりで、400年以上前の江戸時代から変わらない町割り(町の区画)がそのまま残っている貴重な城下町なのです。 今、その犬山城下町がオリジナルスイーツであふれ、若い女性を中心に大人気となっているのをご存じですか? 週末ともなれば、原宿竹下通りの様相で、スマホ片手にインスタ映え写真を撮る姿があちこちで見られます。さらに人気のお店には大行列が!まさに天下無敵のスイーツパラダイスとなっているのです。 串グルメからパフェまで、 […]

芸能と文化
信長の城で、次々と新史実が判明! 歴史を紐解く発掘調査の魅力に迫る

今や空前の城ブーム、各地の発掘調査でも次々と新史実が明らかになり、遺構を調査し、復元や整備に力を入れる自治体が増えています。なかでも愛知県小牧市は、人口約15万人と小さな地方自治体ながら、この十数年の間に、発掘調査によって、瞬くように史実が塗り替えられてきました。 濃尾平野に独立してそびえる小牧山は小牧市のランドマーク 小牧山城は信長が最初に築いた近世城郭のルーツだった! 小牧山城主郭推定復元模型【れきしるこまき(小牧山城 史跡情報館)にて展示中】 「小牧山山頂から信長が築いたとされる石垣が出土した」。平成16年、このニュースが流れた時、地元市民は、散歩やランニングコース、花見のスポット、はた […]

芸能と文化
えっ! 97羽も繋がるの!? 220年以上の時を超えて 伝承される「連鶴」とは【三重】

折り紙を渡されたら、あなたは何を折りますか? ほとんどの日本人が鶴を折るのではないでしょうか。子どもの頃から、手遊びの一つとして覚えた折り鶴。小さな鶴に思いを込めて、お見舞いや激励に千羽鶴を折ったり、海外へのお土産に持って行ったり。「折り紙外交」なんて言葉もあるように、目の前であっという間に小さな鶴ができあがる様子は、外国の人々に、日本人の繊細さや手先の器用さを伝えられる瞬間でもあります。 そんな美しい折り鶴ですが、ここで問題です。 次の折り鶴は、何枚の紙を使って折っているでしょう。 2羽の鶴が愛らしい「相生」 末広がりの八羽で縁起の良さそうな「八橋」 もっとも難易度が高いといわれる「加陵頻」 […]

芸能と文化
145年以上に及ぶ美の伝承。女性の「美と健康」を生み出したライフスタイル展

朝起きて、メイクをし、お気に入りのファッションに身を包み、香水をつけ、颯爽と仕事に出かけていく。休日には友達とショッピングに出かけ、スウイーツを食べ、ギャラリーでアートを楽しむ。今では当たり前のライフスタイルを145年以上の昔に思い描き、それらを具現化してきたのが「資生堂」です。 女性が社会に出て、自由に自分を表現し、やりたい仕事を手掛け、健やかに美しく、自分らしいスタイルで、自立し、歩き出す。そんな時代の先端を切り開いてきた「資生堂」の果たした役割には、図りしれないものがあります。 約200冊にも及ぶ花椿のバックナンバーが並ぶ様子は圧巻 世代を超えて受け継いでいく本物の美の変遷を一堂に展示 […]

芸能と文化
人間の手業はAIを超える!人の手から生まれる複雑で繊細な文様の有松絞り【愛知】

「有松絞り」を知らなくても、藍地に白い凹凸模様のある浴衣や和小物は、見たことがあるのではないでしょうか。有松絞りは、愛知県有松・鳴海地区で400年以上続く伝統工芸です。江戸時代に多くの技法が生み出された絞り染めには、京都の絹布に染める「京鹿の子絞り」が有名ですが、庶民に親しまれたのは、木綿に絞り染めをした地方絞りでした。中でもこの有松絞りは、現在、国内生産量の90パーセントを占めています。昔は「有松絞りで作った浴衣を嫁入りに」と言われるほど、女性たちの憧れでもありました。繊細かつ複雑な意匠は、今もすべて手作業から生み出され、その技術の高さは、海外からも注目を集めています。 繊細で美しい柄が特徴 […]

旅と食
名古屋めしの王者! 今年の冬は美味しさが 後を引く「ひきずり鍋」 を味わう!

名古屋めしという言葉も今ではすっかり定着し、愛知はB級グルメの宝庫!と思っている方も多いですよね。「鰻を出汁茶漬けで!」や「カツに味噌!」とか、「バタートーストに小倉?」や「スパゲッティにあんかけ?」などなど、何とも言えない組み合わせが特徴の名古屋めし。でも、実は郷土料理として古くから親しまれ、隠れた王道の名古屋めしがあるのです。それが「ひきずり鍋」。なんとも不思議なネーミングですが、簡単に言ってしまうと、鶏肉で作るすき焼きのこと。ここで「鶏肉か~」と侮ってはいけません。鶏肉といえども、使用するのは「名古屋コーチン」。これは秋田の比内地鶏、鹿児島の薩摩地鶏と並ぶ三大地鶏の一つなんです。他の種類 […]

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