黒田直美

旅行業から編集プロダクションへ転職。その後フリーランスとなり、旅、カルチャー、食などをフィールドに。最近では家庭菜園と城巡りにはまっている。寅さんのように旅をしながら生きられたら最高だと思う、根っからの自由人。

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落語の元ネタを書いたのは僧侶?落語の祖のひとり・安楽庵策伝の「ご縁」に彩られた生涯

職場での煮詰まった会議で、ちょっとした小噺が場を和ませることがあります。実はこれ、戦国時代も同様で、戦場を渡り歩き、緊張を強いられていた武将たちの心をほっとひと息つかせ、士気を高めたといわれた夜話(やわ)があるのです。これらを語ったのは武将に仕えた側近の御伽衆(おとぎしゅう)と呼ばれる人々でした。
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「三河木綿」に学ぶ本当の豊かさ。人の手に宿る無限の可能性を、今こそ!

夏の寝具として、ふんわりと肌にやさしい多重織りガーゼが人気です。これらは「三河木綿」と呼ばれる愛知県三河地方の伝統的織物技術を活かして作られる保湿性、吸湿性に優れた寝具です。三河地方は、棉(わた)の栽培から手織物、高度経済を支えた繊維業と、長い歴史によって育まれてきた文化があります。「三河木綿」の織物文化を次世代へと繋げる人々の想いを追いました。
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伝統の技で『スター・ウォーズ』の世界のコレクションを!瀬戸焼窯元の挑戦と祈りの物語

やきものの総称として使われる「せともの」という呼び名は、愛知県瀬戸市の産地名から付けられています。中世から続くやきものの町・瀬戸は、六古窯※1のひとつでもあるのです。

そんな歴史ある瀬戸焼の技術を活かし、世界的に人気を誇る映画『スター・ウォーズ』のメインキャラクターアイテムを作るという壮大なプロジェクトが始まりました。 ファン待望の劇場最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の日米同時公開を5月22日(金)に控え、ジョージ・ルーカスが影響を受けた日本文化にも再注目したいところ。
これは、伝統工芸や産業が衰退するなか、明治に開窯した美山陶房の5代目寺田鉄平さんと、陶磁器を主とした食器やインテリア雑貨などの企画・製造・販売を手がける株式会社サンアートの寺田燎平さんの新たな挑戦の物語です。

※1 中世(12世紀頃)から現在まで生産が続いている代表的な6つの陶磁器窯(越前、瀬戸、常滑、信楽、丹波、備前)の総称
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信長に寵愛された?必殺調整人の丹羽長秀に学ぶ今を生き抜く処世術

織田信長の家臣といえば、強面(こわもて)、武闘派が多い中、温厚な性格で、縁の下の力持ちとして信長を支えていた人物がいます。それが大河ドラマ『豊臣兄弟!』で池田鉄洋(いけだてつひろ)さん演じる丹羽長秀(にわながひで)です。ドラマの中の信長は、1歳下の長秀に対してどこか優しく、ふたりの間には穏やかな空気が流れています。そして信長亡き後は、豊臣秀吉にとっても重要な役目を果たしていくのです。今まであまり注目されてこなかった戦国武将ですが、彼には現代人に通じる処世術があるようにも思います。そんな丹羽長秀の人となりのエピソードを紹介していきます。
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ティーセットのルーツは日本と中国だった?東洋と西洋の茶文化がおもしろい!『茶の饗宴』【愛知県陶磁美術館】

現代人にとってティータイムは癒しの時間であり、日常の生活に溶け込んだ習慣です。最近では優雅な時間を楽しむホテルでのアフタヌーンティーも大人気。でも、この西洋のティーカルチャーのルーツが、日本や中国にあることをご存知でしょうか?
そんな驚きの歴史と共に茶器を中心に展示した『茶の饗宴-和洋茶器くらべ』が、愛知県陶磁美術館で開催中です。煎茶の師範免許を持つスゴ腕学芸員の田畑潤さんにお茶にまつわる様々な美の饗宴について伺ってきました。
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格式高い『名古屋黒紋付染』がアツい理由…伝統的手法で染める「美しい黒」を洋服に!

漆黒に染められた反物から作られる黒紋付。中でも五つ紋の入った黒紋付は、格式高く、第一礼装として冠婚葬祭に着用されています。この時期であれば、卒業式の紋付袴姿を思いおこす人も多いのではないでしょうか。しかし着物需要が減り、伝統的手法で染められる黒紋付の着物は減少の一途をたどっています。そんな危機感から黒紋付染の技法を残したいと、和装から洋装へと転換させたのが、山勝染工の中村剛大(なかむらたけひろ)さんです。アパレル業界からも注目される彼の仕事を追いました。
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発酵ブームで海外からも大注目!「みやもと糀店」の味噌・麹づくりに込められた願いとは?

ヘルシーブームの影響で、日本の発酵食品は海外からも注目され、フランス料理の著名なシェフが麹を使用するなど、発酵の魅力がどんどん広まっています。そんな中、愛知県西尾市で小規模に農業を営みながら、味噌や麹づくりを続ける宮本貴史(みやもとたかし)さんと出会いました。彼の開催する味噌づくりワークショップはすぐに満席となり、日本だけでなく、海外からもたくさんのインターンが訪れるなど「農業」や「発酵」に魅せられた人々が集まってきています。
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織田信長の野望 “天下布武”が、豊臣秀吉らへ受け継がれた「岐阜城」とは

岐阜市の中心地、標高329mの金華山山頂にあり、シンボルともいえる岐阜城は、織田信長が天下布武(てんかふぶ)を掲げた天下取りの城として伝えられています。山頂の砦(とりで)だけでなく、麓(ふもと)には豪華な居館を構えるなど、秀吉たちの後の城造りにも大きな影響を与えました。眼下には、美しい長良川や雄大な濃尾平野が広がり、現在も風光明媚な観光スポットとして人気を呼んでいます。そんな岐阜城の魅力を紹介していきます。

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一夜にして城が建つ?そんな逸話を生んだ豊臣秀吉・秀長が手掛けた「墨俣一夜城」とは?

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「清洲城」のここがスゴイ!織田、豊臣、徳川、三英傑ゆかりの城は歴史の転換点

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『豊臣兄弟!』で中島歩演じる浅井長政とは。若くして非業の死を遂げた青年武将の人生を追う

いよいよ始まった大河ドラマ『豊臣兄弟!』、なんといっても見どころは、今後戦国大名となっていく、戦国武将たちの生きざまです。若き武将の推しメンを見つけるのも、この大河ドラマの楽しみの一つとなるのではないでしょうか。今回、私が推すイケメン武将は、戦国一の美女を妻に迎えた北近江の浅井長政(あざいながまさ)です。16歳で家督を継ぎ、29歳で人生を終えるという短命でありながら、知的で義に厚い人物だと伝えられています。だからなのか、ドラマや映画で配役されるのは、今をときめく俳優ばかり。現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では中島歩が、『どうする家康』では大貫勇輔が、人気漫画の実写化『信長協奏曲』では高橋一生が演じています。そんな長政の壮絶な人生とはどんなものだったのでしょう。人となりと併せてじっくりと深堀りしてみます。
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『豊臣兄弟!』で宮崎あおい演じるお市。母として妻として歩む波乱の生涯とは

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、豊臣秀吉の憧れの人として登場する「お市」。彼女はカリスマ戦国武将の織田信長を兄に持ち、戦国一の美女と呼ばれた女性です。今回、お市を演じるのは、『篤姫』で大河ドラマ主演を果たし、実力、キャリアともに押しも押されもせぬ女優となった宮﨑あおいさん。戦国の世に翻弄された悲劇の女性、お市は、ストーリーの核にもなりそうです。
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時空を超えて半泥子とNIGO®のクリエーションが交錯!二人の美学を徹底追及

日本文化を語る上でキーワードとなる「写し」。これは単なる模倣ではなく、「本歌」といわれる古来の文章や造形に敬意を払い、その作品が生み出された時代をなぞり、積み重ねていく、いわば日本人ならではのやわらかな感性のバトンのようなもの。
この「写し」があるからこそ、日本には貴重な古典芸術や工芸品が数多く伝授されてきた。現代によく使われる「オマージュ」という言葉とも違う、その根本となる作り手の思いに寄り添い、その精神を受け継ぐ、水脈とでもいおうか。そんなことを考えさせてくれる展覧会「NIGO®と半泥子」が、現在、三重県津市にある石水博物館で開催中だ。
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健康オタクの武将も愛飲した『荵苳酒』。老舗醸造で聞いた420年の歴史と伝承とは

『荵苳酒』というお酒を知っていますか。読み方は『にんどうしゅ』なのですが、たぶん、ほとんどの人が初めて聞く名前ではないでしょうか。その響きに、私などは思わず「忍びの酒?」というイメージを抱いてしまいました。「荵苳」は、和名をスイカズラと呼ぶ植物で、茎葉や花は漢方として解熱・解毒に用いられているのだそう。この珍しい『荵苳酒』を420年以上に渡り、造り続けている酒造メーカーが地元の愛知県犬山市にあると知りました。さらには戦国武将とも深い関わりがあるようで、驚きとともに、期待に胸を躍らせながら、一路犬山へと向かったのでした。
黒田直美

Koikawa Harumachi: A 46-Year Life Ended by Satire of the Kansei Reforms

黒田直美

幻の絵師・写楽2作品を三重県石水博物館で再発見! 伊勢商人が守った江戸の宝

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、いよいよ喜多川歌麿、葛飾北斎に続き、幻の絵師、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)が登場。10か月の間に145点の浮世絵を制作したといわれる写楽ですが、絵師としての期間が短いため、現存する作品も少なく、本物は希少と言われているのです。そんな中、なんと三重県津市にある石水博物館の施設で2作品が再発見され、話題を集めています。海外に流出してしまった浮世絵が多い中、なぜ国内の、それも伊勢の商家に眠っていたのか。その謎を探るべく、石水博物館を訪ね、学芸員の龍泉寺由佳(りゅうせんじゆか)さんにお話を伺いました。
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私たちは「これから」をどう生きるべきか。90歳の陶芸家・伊藤慶二の「祈」とは

土を捏ねて、成形し、焼く、そのシンプルな行為を経て生まれるやきものは、長い間、人々の暮らしを支えてきた。その一方で、陶芸家が造り出すやきものは、作家が土という変幻自在な素材と向き合い、炎によって昇華させ、唯一無二の造形物を生み出している。同じ「土」でありながら、「生活」と「芸術」という二つの領域を行き来するのも、陶芸の魅力の一つなのかもしれない。
黒田直美

The behind-the-scenes story of ‘BONJI,’ double award winner at the Monaco International Film Festival

When I was a child, watching TV or reading picture books, there were always terrifying folk tales that made my body tremble. Yet, there was also an irresistible urge to peek through my fingers, a fascination with the frightening. The short film 'BONJI,' directed by photographer Ukibe Naoko (浮辺奈生子), perfectly evoked that very sensation from my childhood.
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8,9月号2026.07.01発売

天才! 琳派オールスターズ

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