How actor portraits, ‘yakusha-e,’ could make or break a Kabuki actor’s career

黒田直美
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2025.05
19
覗き見ずにはいられない「日本の怪談」が世界を震わせた。モナコ国際映画祭W受賞『梵字 BONJI』制作秘話
幼い頃にテレビで見たり、絵本で読んだりした昔ばなしの中には、体が震えあがるような恐ろしい話があった。それでも薄目を開けて見てしまうような「怖いもの見たさ」も潜んでいて。写真家である浮辺奈生子(うきべなおこ)監督が撮った短編映画『梵字 BONJI』は、まさにその頃の感覚を思い起こす映画だった。

2025.05
08
ラーメン丼がアートに!『ラーメンどんぶり展』で美濃焼の真髄を目撃せよ!
ラーメン店のラーメンといえば、こだわりの詰まったスープに、細麺、縮れ麺、太麺と麺のタイプはもちろん、茹で方までも好みに仕上げてくれるシンプルでありながら、奥の深い料理だ。そして、店主のこだわりのある仕事ぶりには、いつも尊敬のまなざしを向けてしまう。今や、ラーメンは日常食から、高級食にも負けないレベルのものや、全国各地のご当地ラーメンまで、多様な食文化を表現してくれている。その一方で、ラーメンを食べる器については、今まであまり関心がもたれてこなかった。イメージされるのは、渦巻状になっている雷紋や、龍や鳳凰といった中国由来の模様で、形状もほとんど同じような丼だ。これだけラーメンへのこだわりが強い日本なら、ラーメンを入れる「丼」にも、もっと個性があっても良いのでは? そんな疑問を持った私にぴったりの展覧会があると知り、一路、ギャラリーへと足を運んでみた。

2025.04
24
戦国時代からあった尾張の漆芸を受け継ぐ最後の職人。三代目浅井啓介さんに聞く「尾張塗」の極意
漆芸と聞いて思い浮かべるのは、「輪島塗」や「津軽塗」「会津塗」といった美しい伝統工芸品とその産地ではないだろうか。だから愛知県に「尾張塗」と呼ばれる漆芸文化が受け継がれていること、地元である小牧市に「尾張塗」の工房があったことに驚かされた。さらにかつて名古屋では、たくさんの職人が活躍し、この「尾張塗」の特徴である「変わり塗」という技法が盛んに行われていたというのだ。こうなると、もはやとどまることのない私の興味が、ふつふつと沸き起こってしまった。地元の小牧市にこんなお宝が潜んでいたとは! はやる気持ちを抑えながら、ギャラリー兼工房「漆galleryあさい」を訪ねた。

2025.03
31
寄席ってどんなところ?「ボイメン」 本田剛文が名古屋・大須演芸場に体当たり取材!
日本の伝統文化を若い人たちにも伝えたいという情熱を持って、さまざまな日本文化に触れているBOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン、通称ボイメン)のメンバーである本田剛文(たかふみ)さん。弓道男子であり、現在は西川流で日舞を習うなど、日々努力も続けています。2024年にスタートした「日本伝統文化検定」の検定試験にも挑戦し、見事、2級に合格。ますます日本文化の裾野を広げてくれています。そんな本田さんに、地元名古屋で寄席(よせ)が楽しめる「大須演芸場」に潜入し、話芸の魅力をとことん取材してもらいました!

2025.03
02
ハサミ1本でインドへ⁉︎ 林家楽一が語る、寄席の名芸「紙切り」とロックな人生
みなさんは「寄席」というと、どんなイメージをお持ちですか。「落語家がたくさん出てくる場所?」と思う人がほとんどですよね。でも実際には、落語だけでなく、講談や漫才、手品や曲芸など、様々な演芸プログラムが楽しめる場所なんです。今回は、その中でも、紙を使った演芸「紙切り」をご紹介します。

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