「この発想はなかった!」「考古学マニアの心をくすぐる〜!」などSNSで話題沸騰! 2020年9月1日の発売直後、即完売した和樂オリジナル「JOMONごはん鍋」。このインパクトある土鍋を制作した信楽の陶芸家、篠原希(しのはらのぞむ)さんによる大皿2種類も、今なら通販で購入できます!
「火色大皿」と「平土鍋」ふたつの作品の魅力を、さっそく見ていきましょう。
世界にひとつの「火色大皿」
年間で平均4回、多くて6回焚くという篠原さんの穴窯。小さな穴窯は、中でタイムラグが生まれるため焚きづらいのですが、一方でそのくすぶった炎じゃないとでない色があるんだそう。
「火色大皿」は釉薬を使わない製法、焼き締めが生んだ、まさに炎の色! 茜色の空に瞬く星のように現れた白いガラス質の粒は、信楽の土に含まれる長石という物質が焼成の過程で変質したものです。
こちらはなんと限定1点! 世界にひとつだけの大皿にあなたは何を盛り付けますか?
サイズ:約径38×高さ5~5.5cm
重量:約2.9kg
素材:陶土(信楽土)
台所でも食卓でもカッコいい「平土鍋」
耐熱調理器具は昔からたくさんありますが、なんだか味気ないものが多いような……。だったら、つくってしまおう! そんなアイデアから生まれたのがこちらの「平土鍋」。
お皿としてバチッとカッコよい土鍋が、調理場からそのままテーブルにやってくる。パエリアやグラタン、肉料理にぴったりの大皿です。火からおろしてそのまま食卓へどうぞ。
価格:11,000円
サイズ:約径30×高さ3.8~4.5cm
重量:約1.9kg
素材:陶土(土鍋土)
信楽の炎と土の魔術師!
こちらの2点を手がけた篠原希さんは、滋賀県信楽でやきものを始めて30年、自身の窯を築いてからも15年以上経つという、炎と土を熟知した陶芸家。2019年の「編集長が行く!」の対談取材でお伺いした際は、たくさんの作品と穴窯を見せてくださいました。ぜひこちらの対談記事もお読みください。
信楽の炎と土の魔術師!陶芸家・篠原希さんに「なぜその地で焼くのか?」聞いてみた
篠原希さん プロフィール
大阪府生まれ。信楽 古谷製陶所に所属し、古谷信男氏に師事。1998年信楽窯業技術試験場を修了、翌年に信楽町黄瀬にて独立。2004年 伊賀に新たに穴窯を築く。全国の百貨店やギャラリーでグループ展や個展を開催。近年は、アメリカスタンフォード大学、ユタ州立大学にてワークショップを行うほか、トレインキルンを焼成。海外でも高い評価を受けている。