国宝の火焔型土器をもとに、カップヌードルがぴったり入るよう、約2分の1サイズで制作したクッカー。食器としても使えるように、本体はもちろん火焔部分の内側にも釉薬をかけました。国宝土器の大きな特徴である4つの突起を再現するにあたり、取り入れたのは、民藝運動のバーナード・リーチの技。マグカップの取っ手のように、指を入れて持てるので安心です。
美しさ、実用性、すべてを兼ね備えた縄文DoKi★DoKiクッカー。編集部がおススメする7つのスゴイ!をご紹介します。
1 国宝・火焔型土器を所蔵する「十日町市博物館」公認!
博物館協力のもと、制作時は国宝・火焔型土器のレプリカを拝借。細部まで参考に。
2 柳宗悦も白洲正子も愛した「瀬戸本業窯」謹製!
制作は瀬戸本業窯。民藝の創設者・柳宗悦や白洲正子に愛された「用の美」の聖地。
3 伝統の手わざ「櫛描き」で縄文を表現!
国宝・火焔型土器に施された渦巻きや隆線の装飾は、竹串で線を彫る「櫛描き」で再現。
4 火焔部分が蓋を押さえる「重し」です
3分待つ間は蓋をしっかり押さえたい。火焔部分を重しにできるよう、本体と分ける形に。
5 ディテールにはバーナード・リーチの技法も!
英国の陶芸家リーチが考案し、民藝の器の象徴にもなった「リーチハンドル」様式を採用。
6 火焔部分は箸置きにも使えます
燃える炎の形から火焔の名がついた国宝。その形に敬意を払いつつ箸置きとするもよし。
7 Enjoy!CUP NOODLE!こうやって楽しみます
まずは容器ごと本体に入れてお湯を注ぐ正統派の方法で。リフィルを直接入れるのもあり。
ニッポンの器に革命を起こした瀬戸本業窯とは?
土や粘土を焼いてつくる器に、ガラス質の「釉薬」をかけることで、水も浸みないうえ丈夫になる。それを日本で最初に発見し、日本の器に革命を起こしたのが、ここ瀬戸本業窯の上り窯でした。鎌倉時代から続く陶器づくりの伝統を「本業」と呼んで守り続けるこちらでは、昔ながらの分業制を貫き、土も釉薬も天然の材料をもとに自分たちで制作。コシがある土でつくるその器は、日常の食器として毎日の使用に耐える強さと美しさを備えています。
瀬戸本業窯
住所:愛知県瀬戸市東町1-6
工房や登り窯、日常の食器を購入できるギャラリーも見学できる。
公式サイト
縄文人に愛と敬意をこめて。
「縄文人はどうやってこの複雑な形状をつくり得たのだろう?」と、瀬戸本業窯の水野さんも驚いた国宝の火焔型土器。内側にオコゲがあることから、煮炊きに使われてた、人類初の調理器具だということがわかっています。
そんな縄文時代に想いを馳せつつ、カップヌードルを楽しめるのが、この「縄文DoKi★DoKiクッカー」です。1971年に日清食品が生んだ世界初のカップ麺を、21世紀の「縄文土器」食べる。至福の時間をぜひ!
5千年前の縄文人に敬意を表し、カップヌードルをいただきましょう!
。※ご好評につき完売いたしました。ご購入いただきました皆さま、ありがとうございます。
カップヌードル専用縄文DOKI★DOKI クッカー
価格:59,800円(税込)
[限定15個]
本体:最大直径約11.5cm×高さ約11.5cm
蓋 :最大直径約20cm
※陶器。施釉。日本製。食器洗浄機使用不可。
※職人の手づくりのため、形やサイズ、色は1点ずつ異なります。
詳しくは、「国宝応援プロジェクト “カップヌードル専用縄文土器”」特設ページへ!
さらにカップヌードルスペシャルバージョンも制作中!
お湯を注ぐだけでそのまま食べられる「容器入りインスタントラーメン」で、日本の食生活に革命をもたらしたカップヌードル。実は現在、そのロゴを施したスペシャルバージョンも制作!こちらも11月6日10時から、限定15個の販売となります。(※完売いたしました。)
さらに、縄状にした土のヒモを1本1本貼り付けて装飾を施すという、縄文時代と同じ手法を採り入れた「縄文DoKi★DoKiストッカー」もつくっています。こちらは王冠部と本体が一体になった形。カップヌードル1食を収納するためのアイテムです。
カップヌードル専用縄文DOKI スペシャルバージョン
[1台限定]
価格:1,200,000円(税込)
最大径:約24cm
最小径(下部):約11cm
高さ:約27cm
重量:約2.5kg
※陶器。施釉。日本製。食器洗浄機使用不可。
詳しくは、「国宝応援プロジェクト “カップヌードル専用縄文土器”」特設ページへ!