柿沼人形の大人気商品である招き猫を、日本中の選りすぐりの織物を使って製作した大型プロジェクト「ご当地フォーチュンキャット」が満を持して発表! その数なんと19体! それぞれの織物の歴史を紐解くと、その土地ならではの背景がうかがえ、日本の織物文化の多様性を感じずにはいられません。
WEBでは、上の19体とは別に、日本各地の布の「ハギレ」を用いてパッチワークにした5種類の招き猫と、紅型を用いた招き猫が登場! すべてWEB限定・各1体(紅型は2体限定)の販売となりますので、お気に入りが見つかったらすぐにチェック!
江戸木目込人形とは?
木目込人形が生まれたのは、約280年前。発祥は京都で、人形の型に1〜2mmの筋を彫り、そこにのりを入れて布を“きめこむ”ことから「木目込人形」と呼ばれるようになりました。やがて江戸に伝わり、発展したものが「江戸木目込人形」です。
柿沼人形とは?
1950(昭和25)年、人形師の初代・柿沼東光によって創業した「柿沼人形」は、日本有数の江戸木目込人形の名店。土台の製作から木目込まで、すべての作業が職人の手によるもので、五月人形やひな人形なども有名です。
5年前に誕生した「木目込招き猫」は、海外の見本市で、日本の伝統技術を用いたラッキーモチーフとして世界中から賞賛が。和樂でも新作が発表されるたびに完売する、現在でも人気の絶えない人形なのです。
今回のプロジェクトでは、それぞれ素材や厚さ、伸縮性が異なるため、曲線の多い招き猫にシワを寄せずきめこむのは非常に難しいのですが、「柿沼人形」の卓越した技術がそれを実現。ぜひお手元で、そのポップな愛らしさを確かめてみてください。
あなたの推し猫は?個性派揃いのパッチワーク招き猫
招き猫1体を全国各地から取り寄せたさまざまな織物のハギレで作る、実験的な取り組みをしたのがこちら。絹・綿などの素材や柄の違いなど、それぞれの個性が際立つ仕上がりになりました。中には10cm四方にも満たない小さなハギレを使用している部分もあり、世界にひとつだけの組み合わせです!
パッチワークA
パッチワークB
パッチワークC
パッチワークD
パッチワークE
江戸時代に生まれ、人々に愛されてきた縁起物の招き猫が紅型とコラボ!
もうひとつ、WEB限定販売となるのが紅型。紅型とは型染の一種で、布に型紙を置き、染料や顔料で彩色する技法が有名です。今回は、黒地に小花や扇が描かれた生地を使用。華やかながらもどこか渋可愛い雰囲気を漂わせています。
WEB限定「ご当地フォーチュンキャット」ご購入はこちらから
柿沼人形×和樂 和樂の招き猫「Fortune Cat」
価格:パッチーワークA〜E 15,000円+税/紅型 10,000円+税
ご購入はこちら
※リンク先では税込み表示となります。