Gourmet
2020.09.01

土鍋ごはんの炊き方。おいしいごはんを炊く手順と注意したいポイント

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ふっくらおいしい土鍋ごはん。初めて土鍋を使う人は、上手く炊けるか不安ですよね。でも安心してください。コツさえおさえれば、1時間程度で簡単にごはんを炊くことができます。この記事では、土鍋でごはんを炊くときに注意したい水の量や研ぎ方、火加減など気を付けるべきポイントを初心者にもわかりやすくまとめています。紹介しているやり方で炊いた土鍋ごはんを食べたら、もう炊飯器には戻れないかも?

調理(所要)時間:約52分〜

土鍋ごはんの基本の炊き方を図解

こちらの図解を、以下からわかりやすく解説していきます!

土鍋ごはんの材料・用意するもの

・土鍋
・ざる(またはボウル)
・計量カップ
・しゃもじ
・米
・水

※初めてごはんを炊く場合、まずは「土鍋の目止め(めどめ)」をしましょう。
目止めのやり方はこちらをご覧ください。

土鍋の目止めのやり方を解説!

土鍋ごはんを炊く前の準備

ごはんを炊く前にいくつか準備が必要です。

お米と水を計る

お米の量(1)に対して、以下のような分量で水を用意します。

容量(cc)の場合・・・お米1:水1.2
重量(g)の場合・・・お米1:水1.5

【米1合の場合】

容量(cc)約180cc×1.2=水216cc
重量(g)約150g×1.5=水225g

【米2合の場合】

容量(cc)約360cc×1.2=水432cc
重量(g)約300g×1.5=水450g

【米3合の場合】

容量(cc)約540cc×1.2=水648cc
重量(g)約450g×1.5=水675g

新米は水を少なめ、古いお米ほど水を多めにするとちょうど良い分量です。

お米を研ぐ

土鍋でお米を研ぐと鍋に傷がついてしまうため、必ずざるやボウルを使いましょう。
お米は3回に分けて研ぎます。

(1)多めの水を流し、サッと洗う
(2)研いですすぐ
(3)研いで2回すすぐ

研ぐ時のポイントは、ふたつ。
ひとつめは、時間をかけ過ぎないこと。
お米は水に触れた瞬間から給水を始め、水を吸ったお米はどんどん崩れやすくなります。

ふたつめは、やさしく研ぐこと。
ゴシゴシ研ぐとお米が割れたり欠けてしまうため、やさしく握るようにして研ぎましょう。

水を切る

水が残っていると、その分多くの水でごはんを炊くことになってしまうため、しっかりと水を切ります。

お米を水に浸す

お米の量の1.1〜1.2倍(お米がしっかり浸かる程度)の水に、お米を10〜30分ほど浸します。
浸し終わったら、もう一度水を切ります。

土鍋ごはんの炊き方

ごはんを炊く

土鍋にごはんと水を入れて、蓋をして炊きます。

火加減は、鍋からはみ出さない程度の強火。
沸騰して「くつくつ…」と音がしてきたら弱火にして12分炊きます。蓋をあけるのはNG。
おこげをつくるときはラスト1分で強火に戻しましょう。

ごはんを蒸らす

火を止めたら蓋をした状態で10分蒸らします。
この時間に、一粒一粒のお米に均等に火が入り、ふっくらおいしいごはんができあがるのです。
また蒸らすことで、土鍋にごはんがこびりつくのを防ぐ効果も期待できます。

ごはんを返す

蓋を開けたら、ごはんを切るようにして手早く返します。
こうすることで、均等な食感になるのです。

これで、土鍋ごはんの完成です!

ふっくらおいしいごはんを、土鍋で炊いてみよう!

炊飯器に慣れていると、土鍋でごはんを炊くのはハードルが高く、難しいことのように感じられます。でも一度土鍋ごはんの炊き方をマスターすれば、誰でも失敗知らずでかんたんに炊くことができるはずです。
蓋を開けた瞬間、ふわっと立ち込める湯気の香り、眩しいくらいツヤツヤ輝くお米。食卓の主役になる「土鍋ごはん」をおうちで楽しんでみてください!

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