織物のように、街を彩るファサード
1999年8月、伊勢丹新宿店に日本初のブティックを開いたロロ・ピアーナ。以来、品質と伝統への敬意を共有する日本と長年にわたり関係を築き、国内15店舗目となる表参道店が誕生しました。
ファサードをデザインしたのは、建築家・青木淳氏。織物の縦糸を思わせるテラコッタタイルの曲線が、メゾンのテキスタイルの伝統を映しています。緞帳(どんちょう)がそっと開くかのように現れるエントランスも印象的です。

オープン時のウィンドウには、空と雲を背景に、吊るされた天秤に乗るミニチュアの山羊たちの姿も。希少な繊維を追い求めてきたメゾンの物語を表現した空間に、2026-2027年秋冬コレクションが並びます。
装いから暮らしへ、広がる楽しみ
地下1階から地上3階まで広がる店内は、「第二の我が家」を思わせる居心地のよい空間。1階にはアクセサリーやレザーグッズが揃い、レディスのウェアは1階から2階へと続きます。
3階にはホームコレクションが揃います。ブランケットやテーブルウェアを配したシーティングエリアを、サルヴァトーレ・エンブレマによる、ジュートをキャンバスにした作品“Untitled/Moustache”が彩ります。
ミラノ・デザインウィーク2026で初公開されたブランケット「オラ・ドーロ」も展示。鏡張りの扉の先には、完全予約制のメンズ・レディスそれぞれのVIPルームが用意されています。

地下1階のメンズフロアでは、初期のブティックで使われていたオープンタイプの家具「パンタロナイオ」を活用。同じフロアの「ロロ・ピアーナ・アトリエ」では、ウェアを長く愛用するための修理やケアサービスを提供しています。展示パネルでは、ビキューナやカシミヤなどの素材にまつわる物語と、テキスタイルの伝統や先駆的な取り組みにも触れられます。
オープンを記念した限定商品にも、素材へのこだわりが表れています。メンズの《モラン・ボンバー》は、ザ・ギフト・オブ・キングスで仕立てたネイビーブルーの一着。しなやかなバターカーフレザーの《ギエラ・ショッパー》や、シルクに精緻なボタニカル・プリントを施した《エクストラ・ポケット L19》も揃います。
織物を思わせるファサードから、素材の質感を生かしたインテリア、大切な一着を長く愛用するためのアトリエまで。表参道店には、ロロ・ピアーナが培ってきたものづくりへのこだわりが随所に息づいています。オープンを記念した限定商品にも注目しながら、ロロ・ピアーナならではの美意識に、じっくりと触れてみてはいかがでしょう。
「ロロ・ピアーナ 表参道店」概要
住所:東京都渋谷区神宮前5-8-16
営業時間:11:00~20:00 不定休
電話:03-5579-5182
公式サイト:https://loropiana.com
画像提供/ロロ・ピアーナ ジャパン

