北尾重政の弟子で15歳で浮世絵師としてデビューし、北尾政美（きたおまさよし）の名で多くの役者絵や版本挿絵を描いた天才、鍬形蕙斎（くわがたけいさい）。若冲の猿に国芳の猫、応挙や仙厓の仔犬たち。かわいい動物画がめじろ押しの江戸時代に、「単純なカタチがかわいい！」という新たなフィールドを切り拓きました！そんな彼が描いた脱力感満載の『鳥獣略画式』。和樂webのInstagramで人気投票を開催したところ、たくさんの投票とコメントを頂きました！ 人気ランキングを記事でもお送りいたします♡
全部可愛すぎ！ゆるかわ『鳥獣略画式』人気ランキング
さっそく結果発表です！ 読者の方のコメントは和樂webのInstagramでぜひご覧ください。
第四位
魚類をここまで可愛く
とくにエイが人気！困った感じに癒されます♡
第三位
両生類も爬虫類も可愛い
様々な動きな亀がツボです♡
第二位
色んな動きも群れも可愛い
こちらは鹿と猿が同じくらい人気♡ノビーっとしている鹿や連なっている猿、可愛すぎます♡
第一位
みんな大好き猫と猛獣も可愛く
一位はこちらでした！特に虎が大人気でした！
猛獣をここまで簡略化して少しの線で可愛く描けるなんて！すごい！
さらり、ゆるりと最小限に筆を運ぶだけで、小動物のいじらしさや猛獣のおかしみまで表してみせた鍬形蕙斎。まるで魔法のようなその手腕。実は葛飾北斎の絵手本「北斎漫画」も、略画式から着想を得たといわれているのだそうです！
詳しくはこちら
江戸時代の絵師・鍬形蕙斎は、ゆるかわ動物王だった
もう開票してしまっていますが、皆さんは特にどの動物がお気に入りですか？
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画像出典：鍬形蕙斎『鳥獣略画式』メトロポリタン美術館（一部切り取って使用しています。）
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