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Gourmet
2020.04.25

野菜だけで「辿り着いた」!名付けて「取り合いポタージュ」レシピ

この記事を書いた人

あるレストランでランチをした時のことです。
メインディッシュの前に「野菜だけのポタージュです」と、オレンジ色のスープが出されました。

いただきます、と一口食べて、その味のまろやかさ、複雑さに「これ、お野菜だけ?」と驚き、お皿を下げに来たマダムに「このポタージュは何のお野菜が入っているのですか?」と、尋ねたところ…更にびっくり!

え!?しめじ!?
ブイヨンも使っていないんですよ、とマダムが微笑みながら軽やかにテーブルから立ち去った後、私は急いで聞いた材料をメモ!

家に帰って早速作ってみます。だって全部スーパーで揃う材料なのです。

出来上がったポタージュは、もう家族で取り合いに!
約40分かかりますが、基本的に蒸し煮で作りますので、弱火でお鍋とタイマーにお任せです。
急ぎの方はジャガイモを薄く細かく切れば時間も短縮されます。
海老のビスクのように濃厚で味わい深いですが、お野菜だけで旨味がたっぷりのポタージュが出来上がります。

野菜だけなのに子供も取り合い!
UMAMIポタージュ

(材料)
バター15g
玉葱  1個
しめじ 1/2パック
馬鈴薯 2個
トマト 2個
水  半カップ
牛乳 2カップ
塩  小さじ1

(所要時間:約40分)

1. 鍋にバター15gを入れ、弱火〜中火にかけ、薄くスライスした玉葱、しめじ、塩ひとつまみ(分量外)を入れます。
透明感が出るまで放っておき、時々混ぜ返しましょう。
玉ねぎが茶色がかるまで、待ちます。

2. 1の鍋に薄切りにして水にさらしたじゃがいも、ざく切りにしたトマトを入れて軽く一混ぜし、水を半カップ入れて沸騰したら蓋をします。弱火で15分蒸し煮です。

3. 15分が経ったら蓋を開け、鍋底から一混ぜします。
もう一度蓋をして、更に15分弱火で蒸し煮をします。

4. じゃがいもがお箸で簡単に崩れるくらい柔らかくなったら、ブレンダーかミキサーで丁寧に潰しましょう。

5. 牛乳を2カップ入れ、塩小さじ1を入れます。沸騰させて最後の味見をしましょう。
味が濃かったら牛乳を足し、足らなかったらお塩を入れます。

しめじが入っていると聞き驚いたのですが、なるほど、これが複雑な旨味の元なのか、とうなる味です。
更にトマトにもグルタミン酸が含まれ、お野菜だけでも美味しさの相乗効果が生まれているのです。

トマトの種は皮や種が気になる方はザルで漉すと、より一層お店の味に近づきます。

余ったら1日は冷蔵庫保存が出来ますが、密閉式冷凍袋か容器に入れて冷凍すると、とっても便利です。
食べるときは、袋ごと流水解凍し、半解凍出来たらお皿に移しレンジで温めましょう。
そうすると、朝ごはんにもパンと栄養たっぷりのポタージュがすぐに食べられます!

野菜とキノコ類が一度に食べれるのも栄養面でも嬉しいところですよね。

お野菜が苦手なお子様も、大好きな味ですよ!
我が家では取り合いになる、ポタージュ。
繰り返し作りたい、そう思える一品です。

(写真 今井裕治)

書いた人

料理家。神戸市生まれ。3度の飯よりお肉好き!キャンプで塊肉を焼くのが一番のストレス解消法。 東京都世田谷区で料理教室を行っている。雑誌、web媒体、広告などでレシピ作成、スタイリングを担当。