2018年2月25日まで、東京都庭園美術館で、「装飾は流転する『今』と向き合う7つの方法」が開催中です。
建築物や物品、ときに人間の体を美しく飾る「装飾」。この展覧会では、年齢も国籍もジャンルもバラバラの7組のアーティストが表現する「装飾」が展示されます。一卵性双生児のアーティストユニットである高田安規子・政子は、自然の風景や建造物など大きなものを、チョークや糸巻きなど小さな日用品で表現したり、高価な美術工芸品を安価な材料で表現したりと、尺度や基準を揺るがす作品の装飾で見る者を驚かせます。そのほか、窓のたたずまいから住む人の生活や性格を想像した絵画など、多彩な作品がそろいます。
高田安規子・政子「豆本の山」2013年 Photo:長塚秀人
山縣良和「collection #04 graduate fashion show -Opoints-」 2009 ©writtenafterwords