2018年4月15日まで、土門拳記念館で「ぼくと酒田」が開催中です。
土門拳誕生の地「酒田」彼が写す「故郷」とは
昭和を代表する写真家、土門拳の故郷である山形県酒田市。彼は6歳のときに酒田を離れた後、長い間、訪れることはありませんでした。しかし、昭和32(1957)年に雑誌の取材で41年ぶりに酒田の地を踏んだ際、幼いころの自分を覚えていてくれた「ふるさと」を実感、そこに暮らす人々をフィルムに収めました。
土門拳「鉄砲隊のこどもたち」土門拳記念館蔵
この展覧会ではそのとき撮影したモノクロ写真41点及び晩年のカラー6点を展示。伝統の「酒田山王祭り」で獅子頭を画面いっぱいに写した迫力満点の「獅子頭のご巡行」など、土門拳の眼を通して「故郷」への想いに触れてください。
土門拳「獅子頭のご巡行」土門拳記念館蔵