2018年7月3日からの10日間、写真家・三好和義さんの特別写真展「天平の楽園・東大寺と正倉院」が開催されます。会場はなんと、世界遺産「東大寺」の境内、本坊大広間。この場所で写真展が開催されるのは、初めてのこと。
なぜ東大寺で写真展?
世界中の“楽園”を撮り続ける写真家の三好和義さん。2018年4月28日から東北歴史博物館で開催中の特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」のために、2017年秋から奈良に居を構え、撮影を続けています。そんな三好さんだからこそ撮影できた東大寺の顔を、より多くの人に紹介するため、本坊内での開催が決まりました。
贅沢な展示内容!
しりつけ松明の様子
東大寺境内の風景や仏像をはじめ、東大寺年中行事のお水取りの様子、「正倉院宝物」をおさめた作品など、多彩な展示内容。普段は目にすることができない、東大寺の貴重な姿をみることができる構成になっています。
お水取りの様子
和紙にプリントした作品や、屏風仕立ての展示も。東大寺本坊ならではの、こだわりの展示方法もみどころのひとつです。およそ百畳の中に広がる三好ワールドで、東大寺の魅力をたっぷりとご堪能ください!
華厳経の世界観を三好さんがイメージした作品は宇宙的!
※TOPの画像は、東大寺「猫段」の写真
三好和義 特別写真展「天平の楽園・東大寺と正倉院」
会期/2018年7月3日〜7月13日
会場/華厳宗大本山東大寺本坊
公式サイト